2)好きな漫画をdisられた子の末路〜マイルドヤンキーばかりの故郷

これ↓の続き。

1)好きな漫画をdisられた子の末路〜リフレーミング

さて、他者のポジティブな発言をことごとくネガに変換する、いわばリフレーミングの達人であるAさんです

Aさんは故郷を離れて関西で一人暮らしをされています。Aさんは一人暮らしに時々疲弊されます。疲弊した時どうなるか、故郷に帰りたいな、と思っちゃうのです。
ほな、帰ったらええやんか。
はい、帰られるのですよ、帰られるのですけど、またすぐ神戸に戻ってこられるのです。
なんで?
価値観を共有できる人がいないというのです。
まあ、美意識高い、博学なAさんの会話についていける人はなかなかいないかと思われます。
そうそう!
同じ、同じ!
知ってる、知ってる!

という、共有の喜びを与えてくれる相手は少ないでしょう。
いえ、少なくありません(どっちやねん。
確かにAさんは少数派ではありますが、同好の士はゼロではないのです。居るところには居るのです。
Aさんの故郷より多少は都会である分、関西にはAさんの知識欲を刺激するものも豊富だし、それを共有できる人もいるのです。
残念ながらAさんの故郷にはいないのです。
故郷と関西、この2箇所にAさんはずっと引き裂かれているのです。

居場所のなさにさっさと故郷を切り捨てた私なんかと比べたら、Aさんは故郷愛があるのです。愛があるゆえに、自分の意に沿わない部分がなおさらのこと許せないのです。

参考エントリー:自負とか矜持とか

故郷のことを、これでもか、とdisられるAさんです。
もとい、故郷のことはdisりません(どっちやねん。
Aさんがdisるのは故郷ではなく、故郷の人々なのです(Aさんは故郷の町おこしまで考えていらっしゃいます)。
あいつら、まったくもー!!とご自身のセンスを受け入れない人々をdisるのです。それはもちろん、受け入れて貰えない痛みゆえです。
自分を受け入れてくれない人々の価値観を、Aさんもまた受け入れることは出来ないのです。
だったら、故郷よりは相見える部分の多い関西にどっぷりすればいいじゃん、なんですが。
が。
それはもう見事に、故郷がAさんを受け入れないのと同じように、Aさんは関西を受け入れないのです。居心地が悪くなるようなトラブルに次から次に見舞われる(引き寄せる、というほうが的確ですね)。
自分の価値を受け入れてくれる関西ではトラブルにみまわれる。
関西で発生するようなトラブルがない故郷では、自分を受け入れて貰えない。
Aさんはこのスパイラルからずーっと抜けられないのです。
故郷のメリットと関西のメリット、その2つをビジュアルスクワッシュで統合しちゃえばいいんですけどね。
故郷のメリットとは、生まれ育った環境で本来ほしかったもの。
関西のメリットは自分ならではのリソース。
この2つを統合すると、いったいどんな形になるでしょうね。
それこそがAさんの理想の生活でしょうね。

続きは↓こちら

3)好きな漫画をdisられた子の末路〜トンビが鷹を産んだ

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