2023年07月の読書メーター

7月の読書メーター
読んだ本の数:30
読んだページ数:4824
ナイス数:606

魂の声が聴こえる「自動書記」の練習帳魂の声が聴こえる「自動書記」の練習帳感想
100個出ししたら、同じような効果があると思われ。「魂の声」っていわれると、なんか特別なものに感じちゃうよね。潜在意識も同じ。奥底にあるものが出てきやすい状態を作る、それではあかんのやろか。魂って大仰な言葉をわざわざ使わんといかんのやろか。
読了日:07月26日 著者:山下美樹


17歳。 : 4 (アクションコミックス)17歳。 : 4 (アクションコミックス)感想
綾瀬の事件が元になってるっぽい作品。結末の救いのなさに初版の日付を確認、2006年。被害者が少年審判の傍聴ができるようになったのが2004年、少年法の改訂が作品に反映されている。17歳だから逃げおおせるとタカを括らせてしまうことが少年法の極悪ポイント。いかに人は非情になれるかをこれでもかと突っ込んだ作品。被害者を双子の姉妹という設定にして、加害者の気持ちを揺さぶる設定は巧み。監禁犯罪についてよく触れられるのが日本の住宅事情についてだけど、親は子の部屋を1日に1回はのぞくべきと思わされた。
読了日:07月24日 著者:鎌田洋次,藤井誠二
17歳。 : 3 (アクションコミックス)17歳。 : 3 (アクションコミックス)
読了日:07月24日 著者:鎌田洋次,藤井誠二
17歳。 : 2 (アクションコミックス)17歳。 : 2 (アクションコミックス)
読了日:07月24日 著者:鎌田洋次,藤井誠二
17歳。 : 1 (アクションコミックス)17歳。 : 1 (アクションコミックス)
読了日:07月24日 著者:鎌田洋次,藤井誠二


AERA (アエラ) 2023年 7/17 増大号 【表紙:松村北斗(SixTONES)】 [雑誌]AERA (アエラ) 2023年 7/17 増大号 【表紙:松村北斗(SixTONES)】 [雑誌]感想
最近のアエラは表紙目当てで購入される方が多いとのことですが、私は巻頭特集に惹かれてですね!しかし!ほんと雑誌における「特集」のボリュームが激減だなあ。かつての雑誌の特集はそのまんま一冊の新書やムックになっていたかも。一番役に立ったのが「あたしんち」だと言ったら怒られるか。現代の肖像はトリドール社長、加古川がトリドールだらけだった頃、憶えてますよ。アンリシャルパンティエ社長との縁もなるほどねー。すぐ近くにいた人たちが気がつくとえらい大きくなってる。同じ空気を吸ってたはずなのになあ。
読了日:07月19日 著者:


行列日本一 スタミナ苑の 繁盛哲学 - うまいだけじゃない、売れ続けるための仕事の流儀 -行列日本一 スタミナ苑の 繁盛哲学 – うまいだけじゃない、売れ続けるための仕事の流儀 –
読了日:07月19日 著者:豊島 雅信


ツユクサナツコの一生ツユクサナツコの一生感想
帯には「自分の”好き”を大切に生きる、あなたに贈る物語」とあるけど、自分の”好き”がない人にこそ読んでいただきたい。
読了日:07月17日 著者:益田 ミリ


四季で楽しむ 野鳥図鑑四季で楽しむ 野鳥図鑑感想
コンビニで売られているムックなど、誰が買うんや?誰をターゲットに置いてるんや?と不思議なものが多いです。最近、鳥本が目立つんだけど熟年初心者バードウォッチャーが対象なのかなあ。880円というお値段が絶妙。紙質も内容もそれなり。しかしこれが初版2017年でもう3刷ってのに驚き。地味に売れ続けているのだな、さすが宝島社。ウソがソメイヨシノの蕾を好んで食べるっての、なんて高貴な!!
読了日:07月17日 著者:


お金はなんの役に立つ? 経済をめぐる15の疑問 (いざ! 探Q)お金はなんの役に立つ? 経済をめぐる15の疑問 (いざ! 探Q)感想
お金とマーケットがごっちゃになってる。
読了日:07月16日 著者:ピエルドメニコ・バッカラリオ,フェデリーコ・タッディア


かわいいゴキブリのおんなの子メイベルとゆめのケーキ (世界傑作童話シリーズ)かわいいゴキブリのおんなの子メイベルとゆめのケーキ (世界傑作童話シリーズ)感想
読友さんのご感想に惹かれて。みなさんご存知のように(知っとけよ!)私はGが平気です。これを読んでますます平気になりました。Gを見たらメイベルちゃんって思えばいいのですよ。メイベルちゃん、かわゆす❤️Gを一匹見たら100匹いると思え、っていいますが、100匹いるのに1匹しか目に入らないのはGの自助努力のおかげなのですよ!カラスがGを食べるとは知らんかった。どんなに気をつけてもGとの接触を避けることはできないという、気づきの書でした。避けることができなければ、かわいいと思うしかないでしょw
読了日:07月16日 著者:ケイティ・スペック


すぐ分かるSM鮮魚の仕事ハンドブックすぐ分かるSM鮮魚の仕事ハンドブック感想
このシリーズ、面白いんですよ!!新人教育用に置いてるお店もあるのかな。これは魚の処理についてかなりのページが割かれています。
読了日:07月16日 著者:


ナンティー・ソロ 子どもたちを鳥にかえたひとナンティー・ソロ 子どもたちを鳥にかえたひと
読了日:07月16日 著者:デイヴィド・アーモンド


すなはまのバレリーナすなはまのバレリーナ感想
奥付の写真、ほんとに「砂浜のバレリーナ」だった。白鳥とは「うつくしさとかなしさがつたわってくるたましいのおどり」、バレエの認識がまったく足りてなかった己の感性の乏しさが恥ずかしい。
読了日:07月16日 著者:川島京子


きっと誰かに教えたくなる 蚊学入門 : 知って遊んで闘ってきっと誰かに教えたくなる 蚊学入門 : 知って遊んで闘って感想
たとえGとかどんな忌み嫌われる生き物でも、それについての生態を著者が熱く語ればたいていは読後にこちらにも多少なりとも愛が伝染してるのだけど、これは徹頭徹尾、蚊がいかに人間にとって害悪なものであるか、それに対して人類が太古の昔から戦ってきたかという歴史でした。人類にとって最大の敵、それは蚊。見かけたら瞬殺、こんな悲しい生き物もないだろうけれど。「きっと誰かに教えたくなる」とありますが、私が最も食いついたのは「なぜ吸血するのはメスだけなのか」という箇所でした。
読了日:07月16日 著者:一盛 和世


文藝春秋 2023年 08 月号 [雑誌]文藝春秋 2023年 08 月号 [雑誌]感想
買ったのは人生で2度目ではないか。秋元康と鈴木おさむが目当て。特集が短い記事の100本だったせいか思ったより読みやすかったけど、特定の方への肩入れは鼻じらむ。秋元康が世間からは拝金主義者だと思われているけど、若い頃から稼いでいてお金に困ってないので、逆にお金に執着がないってのが意外でした。
読了日:07月15日 著者:


シロアリ-女王様,その手がありましたか! (岩波科学ライブラリー)シロアリ-女王様,その手がありましたか! (岩波科学ライブラリー)感想
このシリーズもハズレなし。生態を知ると、徒らに恐れたりしなくて良くなりますね。普段目にすることはないけど、地球上のその数がなんと京(けい)の単位とは!駆逐するのではなく共存、と言うか人間が地球に住まわせてもらってるのだなー。
読了日:07月14日 著者:松浦 健二


絵で学ぶ易占絵で学ぶ易占感想
読み返したら、良かった。原文もちゃんとあるし。銭天牛本でわかりにくいという方にはオススメ。絵には頼らないでください。
読了日:07月14日 著者:宇澤 周峰


山は登ってみなけりゃ分からない山は登ってみなけりゃ分からない感想
石丸謙二郎という人ラジオで聴くまで知らなかった。山への熱い思い、あの語り口は多少盛ってあるのかと思っていたら(失礼)ガチであったか。フルマラソンと断食と富士登山、どれができそうかという問いに10人が10人富士登山と答えるそう。富士を舐めんなよ!という怒りではなく嗜められる。そしてヘリコプターより頼りになるゴーリキとボッカ。エベレスト頭頂だってシェルパのサポートがあってこそ、装備もお金がかかるし、登山を自分一人の力でなし得ていると思っては大間違い。
読了日:07月13日 著者:石丸 謙二郎


いつか見た青い空 (ウィングス・コミックス)いつか見た青い空 (ウィングス・コミックス)感想
我慢できず紙の本を買った。ちょっと!印象全然変わる。もちろん、もっと重い。もっと滲みる。もっとすごい(語彙)。紙の本って体にくるね。 https://bookmeter.com/books/6241470
読了日:07月13日 著者:りさり


悪口と幸せ悪口と幸せ感想
非常に読みにくく、老化で頭が弱ったか?と怯えたけど、他レビューを見て誰が読んでも読みにくいのだと安心。私は骨の髄までルッキズムが染み込んでいる人間なのですが、お金になる容姿の良さはいいことだと思ってるので、そこにわざわざ悪口という悪意を引っ張ってくることに同意できず。美しいものは素直に愛でればいいジャマイカ。
読了日:07月11日 著者:姫野 カオルコ


すぐ分かるSMグロサリーの仕事ハンドブックすぐ分かるSMグロサリーの仕事ハンドブック
読了日:07月11日 著者:
名画のドレス: 拡大でみる60の服飾小事典名画のドレス: 拡大でみる60の服飾小事典
読了日:07月11日 著者:内村 理奈


イツカミタアオイソラ(5)――イツカミタアオイソラ<上>―― (ウィングス・コミックス)イツカミタアオイソラ(5)――イツカミタアオイソラ<上>―― (ウィングス・コミックス)感想
これが実話であるあらば、性善説を信じられなくなりそうだ。同じ人間として自分もそんな黒い種を持っているならば、なんとかしてその種は芽生えないようにさせなくてはならない。
読了日:07月08日 著者:りさり


イツカミタアオイソラ(4)――居候と呼ばれた日々<下>―― (ウィングス・コミックス)イツカミタアオイソラ(4)――居候と呼ばれた日々<下>―― (ウィングス・コミックス)感想
読んでる途中、辛すぎて息ができなくなった。親の役目とは子をまもること。親のいない子は守ってもらえない。あらゆる悪意にひとり立ち向かって行かなくてはならない。それでも生き延びることができたのは、おそらく幼すぎて死ぬという選択肢がなかったからだろう。
読了日:07月08日 著者:りさり


イツカミタアオイソラ・施設篇<上> いつか見た青い空 (ウィングス・コミックス)イツカミタアオイソラ・施設篇<上> いつか見た青い空 (ウィングス・コミックス)感想
ちょっとちょっと奥さん、これすごいですよ!児童養護施設で育ったという著書のほぼノンフィクションだそうですが、心情のヒダをキュートな絵柄(羽海野チカ系)で掬い出す。そうそう、気持ちってこうなのよ、とうなずきまくらされた。子供時代に、大人がわかってくれないことに絶望させられた方にはぴったり。
読了日:07月08日 著者:りさり


サンエックス90周年 みんなの生まれたところの話 うちのコたちの大図鑑 たれぱんだ・リラックマ・すみっコぐらしサンエックス90周年 みんなの生まれたところの話 うちのコたちの大図鑑 たれぱんだ・リラックマ・すみっコぐらし感想
たれぱんだがいかに特別かがわかる。デザイナーの末政さんのキャラゆえなのかも。原画や商品化までのプロセス、仕様書など興味深い資料がいっぱい。90周年展は絶対に行かなくては!!過去キャラ紹介はもうちょっとスペース欲しかったですね。
読了日:07月08日 著者:


リトル ターンリトル ターン感想
美しい本。ターン(tern)とはアジサシのこと、あまり一般的ではないこの鳥が主人公に選ばれたことに、絶滅が危惧されているということと何か関係あるのかな。急に飛べなくなったアジサシ、孤独な時間をいくばくか過ごしたのち、貴重な友となる蟹との出会いがあるけど、その蟹ともいなくなってしまった。ただ蟹を探して待つだけの日々に自ら終わりを告げたとき、アジサシの翼は羽ばたくことを思い出す。後書きで訳者の五木寛之氏は「これは挫折者の物語、引きこもりの物語」としている。なるほど、引きこもりの方との関わり方を示されたように→
読了日:07月05日 著者:ブルック・ニューマン


結局,ウナギは食べていいのか問題 (岩波科学ライブラリー)結局,ウナギは食べていいのか問題 (岩波科学ライブラリー)感想
食べていいのかと問われたら、ウナギが増える量より少なければ食べてもいいってんだろ!と著者がキレかけているのがよくわかる。ニシンといい食べ尽くすことが得意な国民だけど、ウナギはどんだけまでなら食べてもいいって数すら正確に把握できていないというのが恐ろしい。それが密漁のためとは。流通してるウナギの7割が不正ということはもっと周知すべきでは。ウナギ食べてる人、犯罪に加担してるんですよー!鮭のように生まれた川に戻るのではないという生態ゆえに管理も難しい。もう食べんでいいやん。
読了日:07月04日 著者:海部 健三


アーノルド・ローベルの へんてこな とりたちアーノルド・ローベルの へんてこな とりたち感想
ジャグチドリのようにその名前から姿が容易に想像できるものから、カササザイやジュウジカラのようにこれどうやって翻訳したんや!というものまで。原文を見てみたい。訳者さんのお手柄。
読了日:07月04日 著者:アーノルド・ローベル
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