2023年10月の読書メーター

10月の読書メーター
読んだ本の数:18
読んだページ数:3617
ナイス数:337

終止符のない人生終止符のない人生感想
1割が才能で9割が努力って言うけど、努力できることも才能なのではないかと思わされた。だとするなら、著者は紛れもなく天才。天賦の才をもって生まれている。モラハラ臭のあるお父様のもとでよくぞ才能を伸ばされた。ポーランドの人々のショパンへの想いがすごい。
読了日:10月29日 著者:反田 恭平

世界の中心で、愛をさけぶ 小学館文庫世界の中心で、愛をさけぶ 小学館文庫感想
これ( https://www.yomiuri.co.jp/national/20231014-OYT1T50183/ )を読んで気になったセカチュー、すまん、読んでもやっぱしタイトルの必然性がわからんかった。コミックにはあまり登場しない主人公のお爺さんの言葉に亡くした人を愛し続けることの意味のようなものはあったけど、ここまでの設定は必要やったんやろか、と鼻じらむことばかりで、すまん、読み取る力が自分にはないように思えてきた。
読了日:10月27日 著者:片山 恭一

世界の中心で、愛をさけぶ (フラワーコミックススペシャル)世界の中心で、愛をさけぶ (フラワーコミックススペシャル)感想
これを読んだんで( https://www.yomiuri.co.jp/national/20231014-OYT1T50183/ )どんなものかと原作とコミックを注文、コミックが先に届いたんで読んだんだけど、え、ほんとにこんな話なん?原作読まないと納得できないっす。
読了日:10月24日 著者:一井かずみ,片山恭一

木を植えた人・二戸のフランシスコ ゲオルク・シュトルム神父の生活と思想木を植えた人・二戸のフランシスコ ゲオルク・シュトルム神父の生活と思想感想
岩手県の二戸の教会で45年間神父として務め、89歳で帰天されたスイス出身のシュトルム神父の生涯。聖フランチェスコと並び称されることが多いのは、自然・動物とのつながりが深く清貧の生涯であったからか。人が頭を垂れるのは正論のお説教だけではなく、その人の生活なのだろうな。ひょっとするとSDGsとは清貧系聖人の生き方なのかもしらんな(無礼にも程があるぞ)。多数の植樹の功績が宮沢賢治の「虔十公園林」とジャン・ジオノの「木を植えた男」を引き合いに解説されている。自身は見ることのできない未来を潤す植樹という行為、→
読了日:10月24日 著者:黒澤 勉

ひよこ太陽ひよこ太陽
読了日:10月18日 著者:田中 慎弥

 


神戸ルール―KOBEモダンライフを楽しむための49のルール神戸ルール―KOBEモダンライフを楽しむための49のルール
読了日:10月17日 著者:都会生活研究プロジェクト「神戸チーム」
あるある兵庫五国あるある兵庫五国
読了日:10月17日 著者:もぐら




ムツゴロウさんの最後のどうぶつ回顧録ムツゴロウさんの最後のどうぶつ回顧録感想
週刊プレイボーイに2016年から7年続いた連載コラム。リアルタイムで読んでましたが、以前の週刊プレイボーイは硬派な記事も多く(今もなのかな?)わざわざ買い求めるものでした。ムツさんは「僕は学者でよかった、そのおかげで動物と冷静に向き合える」ってなんかで発言されてたけど、このコラムも学者ならではの視点と、動物愛のために理性を忘れたひとりの人間、それがせめぎ合っていた。テレビでよく見た、象とチュパチュパやっていたのが、まさかほんとに象から接吻を求められていたものとは。偉大な学者さんでした。
読了日:10月16日 著者:畑 正憲

街の牧師 祈りといのち街の牧師 祈りといのち
読了日:10月13日 著者:沼田和也
サーカスの子サーカスの子
読了日:10月09日 著者:稲泉 連




なんで私が不倫の子 汚部屋の理由と東大の意味 (BAMBOO ESSAY SELECTION)なんで私が不倫の子 汚部屋の理由と東大の意味 (BAMBOO ESSAY SELECTION)感想
汚部屋育ち本の続編というか明かされた真相が痛ましすぎて。毒親ここに極まれり。どうか著者さんが親のことなどふっきって、幸せな道を歩まれますこと、心より祈念いたします。
読了日:10月07日 著者:ハミ山 クリニカ

喋り屋いちろう喋り屋いちろう感想
著者が局アナをやめて独立するまでを、実況風を交えた自分語りとしたもの。名物の実況は著者が高校時代に産声を上げていたというのが驚き。芸として磨き上げるきっかけになったのは啖呵売のようだけど、豊富な語彙の源となったものが何かは触れられていなかった。何はともあれ猪木の存在が著者を走り続けさせたことは間違いない。プロレス中継屋からの脱却は大変だったよう。
読了日:10月06日 著者:古舘 伊知郎

八色ヨハネ先生八色ヨハネ先生感想
同志社大学神学部教授である著者による、朝日新聞と文芸社による文学賞受賞作。洗礼者ヨハネと同じ名を持つ約翰先生の人生が淡々と綴られ、人生に起きる出来事のいわば羅列で小説は成り立つのだなあと思いながら読み進めた。しかしヨハネ先生が妻子を失ったところから、主題が姿を現す、「人はなぜ不幸になるのか」。宗教とは、大自然によって理不尽に苦しめられることからどうやって立ち直るか、そのために生まれたというけれど、まさにヨハネ先生はキリスト教的考えによって(神義論とか)自身を妻子との別れという絶望から救い出したのだった。
読了日:10月05日 著者:三宅 威仁

統合失調症の一族: 遺伝か、環境か統合失調症の一族: 遺伝か、環境か
読了日:10月05日 著者:ロバート・コルカー

 

天才による凡人のための短歌教室天才による凡人のための短歌教室感想
これで書けなかったら、それは向いてないのだ。諦めがつく。
読了日:10月05日 著者:木下 龍也

 

リンゴのひめごと (コルクスタジオ)リンゴのひめごと (コルクスタジオ)感想
激オススメ。50歳で会社員をやめて漫画家になったあまいろさんの作品、現在ほとんどアンリミで読めますが、どれか1冊と言われたらこれ。うなぎパイを始め浜松のローカルネタに彩られ、「普通」に感性を踏みにじらせずにいる親子の日常。小学生編と高校生編、大人に近くにつれて普通度は増していくけど、大切なものは失うもんか!と登場人物それぞれが決意を胸に秘めているかのよう。コルクの所属というだけで、なんか選ばれし特別な人って思っちゃう(認知の歪み。
読了日:10月05日 著者:あまいろ

はっぴぃさんはっぴぃさん感想
願い事を叶えてくれるというはっぴいさんを求めている、ノロノロの男の子とセカセカの女の子が出会う。長所と短所のリフレーミングというと身も蓋もないんだけど、叶えて欲しい願いがあるということは、生きていくために必要なことなのだと思わされた。絶望って望みがないってことだもんね。たとえ叶えられなくても、望みをもてるってことが大切なんだろな。
読了日:10月04日 著者:荒井 良二

ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生 (朝日新書)ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生 (朝日新書)感想
何年か前にカルビーが「ポテトチップスは野菜です」という広告を出していた。その時は特に何も思わなかったのだけど、ほんとにそうだということがよくわかった。いえ、わかりません(どっちやねん)。ポテトチップスを野菜としてその栄養を取り込むことはできないけど、原料であるジャガイモの品質を保つためにメーカーがいかに心血を注いでいるかがわかった。なぜじゃがいもだったのか、なぜ甘さではなく塩辛いおやつなのか、今のポテトチップスに至った必然性がいろんな方向から詳しく提示されている。しかし、国民食かといわれると首をかしげる。
読了日:10月04日 著者:稲田 豊史

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