2024年03月の読書メーター

3月の読書メーター
読んだ本の数:52
読んだページ数:5623
ナイス数:1540

誰でも美文字誰でも美文字感想
ここんとこ、毎日必ず開いている。事務所用にもう一冊買った。
読了日:03月31日 著者:Shunpu


整形外科の名医が教える ねこ背の治し方 (TJMOOK)整形外科の名医が教える ねこ背の治し方 (TJMOOK)感想
コンビニの宝島ムックについ無駄遣いを。でもこれはよかった。ねこ背対策に行ったあちこちの治療院等で等で勧められた事が全部載ってた。
読了日:03月31日 著者:


私本太平記 13 黒白帖私本太平記 13 黒白帖感想
朝活 歴史もの全然ダメなんですけど、そうか、この壮大な人間ドラマをコンパクトにやってんのが大河ドラマなのだな。はまる人がいるのがよくわかりました。
読了日:03月31日 著者:吉川 英治


My Life (単行本)My Life (単行本)
読了日:03月30日 著者:peco


熊の足跡熊の足跡
読了日:03月30日 著者:徳冨 蘆花


ただのぽんこつ母さんだと思っていたらADHDグレーでした。 (はちみつコミックエッセイ)ただのぽんこつ母さんだと思っていたらADHDグレーでした。 (はちみつコミックエッセイ)感想
発達障害という言葉がどうにも受け入れられず。関連書もそんな数を手にしたわけではないけど、これは最も納得できました。苦労されている当事者の方には役に立つものでしょう。しかし発達障害の看板にかねてより疑問だった、「器質的」っていつからそんな器質になっちゃったの?ってとこにファイナルアンサー的なものがあり、鶏が先か卵が先か、どちらかについては「発達障害」的なものを器質のせいの病気ってしちゃいけないんじゃないか?って思いました。
読了日:03月28日 著者:はなゆい


わかりやすさの罪 (朝日文庫)わかりやすさの罪 (朝日文庫)感想
もっと早く読めばよかった!そうしたら金太郎飴なビジネス書に手を出さずに済んだのに!!「分かりやすさが正義ファシズム」に自分も毒されていることがよーくわかりました。道具って使う人に賢さを要求するものと、便利さでバカにしてしまうものの2通りがありますが、バカにさせられてしまったらその道具を取り上げられた時に困ってしまう。考えることを取り上げられてしまった衆愚(と、あえて言おう)は自分で水を確保する術もなく、体制から水を与えてもらうのを口を開けて待ってるだけになってしまう。水を貰うためにどんな要求も飲む羽目に。
読了日:03月27日 著者:武田 砂鉄


雪の日雪の日感想
哥沢節の『羽織かくして』が引用されており、「この歌詞には一語の無駄もない」とあるのをみて、今更ながら小唄というものにいかほどの思いが込められているかを納得した、理解の遅すぎる私ですよ!!目に映る四季の様子とは、人の心に手を突っ込んでいろんな思いを引き出すのですね。
読了日:03月27日 著者:永井 荷風


BIRDER(バーダー)2024年4月号 徹底解説!基本12種+チャレンジ4種 シギチのパレードBIRDER(バーダー)2024年4月号 徹底解説!基本12種+チャレンジ4種 シギチのパレード感想
実はシギチがどんな鳥か全く知らず(恥)。干潟の鳥なら見た事なくて当然か。基本12種とチャレンジ4種ってどういうこと?と思ったら、マニアは季節による羽の色の変化やなんやかんやを見分けなくてはいけないらしい。やたら地味、地味、と書かれていて、見分けがつきにくいことをそう表現しているのか。日本野鳥の会によるシギチ総選挙なるものもあり、へー、人気者なんだな!実際表紙の写真にも、一日一種さんのイラストにも萌え倒れそうになったし。水辺の環境が生息数にテキメンに反映される。→
読了日:03月26日 著者:


虱とるひと虱とるひと感想
朝活 シラミをつぶす光景も詩人の手にかかるとなんとも麗しいものに!!
読了日:03月24日 著者:ランボー ジャン・ニコラ・アルチュール


わかめ: およいで そだって どんどんふえる うみのしょくぶつ (海のナンジャコリャーズ 2)わかめ: およいで そだって どんどんふえる うみのしょくぶつ (海のナンジャコリャーズ 2)感想
わかめって「世界の侵略的外来種ワースト100」ってご存知でした?わかめについて説明しろと言われても、ここに書かれていることの1/30もできません。わかめ、奥深し!海藻を食べる習慣があるのは世界でも少数、日本の海産資源の豊さゆえですね。わかめの緑、海の青をベースとした色使いで、ページのスペース以上の広がりを感じさせられました。要所を的確に捉えた細部の描写と、ダイナミックな大物の配置に食いつかされてしまいましたYO!
読了日:03月23日 著者:青木 優和


仏教の名随筆〈1〉仏教の名随筆〈1〉感想
朝活 『冬の法隆寺詣で』正宗白鳥 4回読み返した。奈良をdisってんのかという初読。意味や価値を見出してしまうことに、知識のひけらかしテイストを持たせないように、と、あえて寺詣を無意味としているのか。まあ、照れ屋さん。
読了日:03月23日 著者:武者小路 実篤


内村鑑三 現代語訳  キリスト信徒のなぐさめ: 逆境を生き抜き、絶望を突き抜けるための六章 宗教を超えた人生のヒント内村鑑三 現代語訳  キリスト信徒のなぐさめ: 逆境を生き抜き、絶望を突き抜けるための六章 宗教を超えた人生のヒント感想
朝活 愛するもの失せし時、不治の病に罹りし時、など人がぶつかる6つの困難から脱却するための、キリスト者からのアドバイス。神を信じれるって最強ですね。私も信じたい。信仰を持つということは、その時点で”ブレない”ってことだもんな。
読了日:03月22日 著者:内村鑑三


書いてはいけない書いてはいけない感想
紙の本なんだけど、登録がなかったのでこちらに。紙の本、実際Amazonでずっと品切れ。手にして初めて前作も三五館のリリースと知る。日航123便の項を読みたくて。ジャニーズもザイムも、知ってる人は知ってるという内容。日航に関しても青山透子さんの著書に記されていることなのだけど、プラザ合意からの日本のアメリカ隷従が、日航事件のせいだったってのはお初な視点で。そうか、その大前提で全て納得する、ってのは一歩間違えれば陰謀論にもつながる危ないものだけど、全て納得しちゃうよ。→
読了日:03月21日 著者:森永 卓郎


THE BIG ISSUE JAPAN475号THE BIG ISSUE JAPAN475号感想
特集「生きのびるデザイン」、永井一史さんの「すてるデザイン」が取り上げられているが故のタイトルか。サーキュラーエコノミー(循環型経済)でよかったんちゃう、と思ったものの、改めてデザインって何?と検索したら「一般的には、何らかの目的や機能を持つものを作り出すための計画や構想を意味する。」だって。デザインという言葉をこんな意味で使ったことなかったよ(恥)。ユニ・チャームの紙パンツ水平リサイクルは、デザインよりシステムって言葉の方がしっくり来るんだけど、よくわかんない(おい)。なんだろ、概念の創造がデザイン?
読了日:03月21日 著者:ビッグイシュー日本


一本の釣りざお一本の釣りざお感想
朝*書* 登場人物名を甲乙とするセンス!真似しよう。アリとキリギリス、ウサギとカメ、似た物語は古今多々あるけれど、余裕ができた同僚からの金銭的なサポートに仕事道具を求めた乙さんの賢明さが、働くことの尊さを語りかけているかな。釣った魚を売るより、家族に食べさせる、そのほうが幸せな人が多くなるのかもしれませんね。物品を渡すより、喜ばせたいという気持ちの方が尊い、というお話と理解しました。
読了日:03月21日 著者:小川 未明0


婦人公論 2024年4月号婦人公論 2024年4月号感想
上沼恵美子の記事を読みたくて。モラ夫としか思えない人と「別居6年でも私が離婚しない理由」、現役時代をほとんど知らないのですが(ごめん、今でも現役か)、往時に極めた高み、それは現在も上沼氏の高度の根拠であり、その最大の功労者が夫さんであったから、と理解しました。他の記事は完全に老婆向けで、んー、光文社の世代向け女性雑誌の上を行っているのかもと思わされました。
読了日:03月20日 著者:


最も楽しい事業最も楽しい事業感想
育児で詰んでる真っ最中のお母さんにこれを読ませて、救いになるかどうか。大上段の正論が人に受け入れられるのはどんな時だろう、よほど思考停止になっている時なのではないかと思わされた。
読了日:03月20日 著者:羽仁 もと子


一兵卒一兵卒感想
日露戦争、遼陽攻撃の直前に脚気で命を失った「一兵卒」の物語。一兵卒など戦場では顧みられる存在ではなかっただろう。儚い存在の人生を切り取った数時間に込められている苦痛と絶望、わざわざ反戦を訴えなくても戦争とは人を決して幸せにしないものだと感じさせてくれる。

読了日:03月19日 著者:田山 花袋
カラスが白くてもいいじゃないカァカラスが白くてもいいじゃないカァ感想
アルビニズムの烏とメラニズムの雀の物語。まさかの落涙。「普通」を外れたものの辛さは、「普通」の集団の中にいるものにはわからない。
読了日:03月18日 著者:一日一種


菎蒻本菎蒻本感想
んー、蝋燭フェチの変態。「菎蒻」の意味するところがわからず、テキストをエディターに貼り付けて検索までしたけど、どこにも菎蒻って出てこんやないかい。
読了日:03月17日 著者:泉 鏡花


手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~感想
アンリミで。初著者。就活中の青年に届けられる10通の手紙。バリバリ自己啓発ものなんだけど、自己啓発ものの何が嫌なのかがわかった。反論しようのない正論をあげつらって、人が自分の敷いたレールを進むことにほくそ笑むという図式。なーんて思う私は心が汚れていますよね!法人という言葉になぜ「人」という字が使われているのか、そこはとても納得しました。
読了日:03月16日 著者:喜多川泰


盆土産と十七の短篇 (中公文庫 み 5-2)盆土産と十七の短篇 (中公文庫 み 5-2)感想
中学高校の教科書に収録された作品から選ばれた、文庫独自の編集だそう。教科書で著者の作品に触れられる若い人は幸せだ。2020年の初版だけど、何がきっかけのリリースなんだろ。市井の人がわざわざ言葉にしない、生活の一部を切り取ったものは読む側の気持ちにもさざなみを起こしてくれる。しかし油断していると「ロボット」のように、崖から突き落とされるような作品も。両側が崖と気付かず生活できているのは幸せなのだ、と多くを望む浅ましい気持ちを戒められるよう。
読了日:03月15日 著者:三浦 哲郎


怪談覚帳怪談覚帳感想
読んでもよくわからなかったので(正直)いろいろ検索した。読友さんのレビューを読んで、納得できた(バカ)。
読了日:03月14日 著者:田中 貢太郎


血液の闇血液の闇
読了日:03月13日 著者:船瀬 俊介,内海 聡

 


ある日突然、起きられなくなりました ~甲状腺機能低下症との闘い~ (下) (comicタント)ある日突然、起きられなくなりました ~甲状腺機能低下症との闘い~ (下) (comicタント)感想
アンリミで全二巻。海外では太ったら「甲状腺機能低下症なんじゃないの?」と揶揄されるくらい周知されているそうで、それに比べたら日本での認知度は全く少ないそう。発症してから結婚、二人の出産に至までの10年以上の記録。甲状腺機能低下症をご存知ない方はご一読あれ。生涯続く服薬と、昆布出汁禁止がきつい。
読了日:03月13日 著者:久保田順子


月かげ月かげ感想
知らない作家さんばかりで恥ずかしい。冒頭の若葉の頃の描写が爽やかで、その空気のまま進むのかと思ったら、月かげとはルナティックであった。心中の生き残りの男は、夜明け前の月の光を求めて街に飛び出して行った。月の光は彼の思いを断ち切るためではなく、かきむしるだけなのだろうな。
読了日:03月13日 著者:豊島 与志雄


ボルネオ ダイヤボルネオ ダイヤ感想
戦時中の生活に嫌気がさして家出、妊娠出産したものの、その生活にも倦きてついにはボルネオでの慰安業へ。苦海に身を沈めたという悲壮感はあまりなく。内地に帰るに帰れず自死した知人を思うものの、男がダイヤをくれる気持ちより、その値段の方が関心の的、著者が訴えたかったのは感情を持たずにいると人はどこまでも堕ちていけるということなのかしらん。
読了日:03月12日 著者:林 芙美子


晩餐晩餐感想
晩餐というか親子三人の夕餉の光景。切り取る部分によって印象は随分とかわる。人はいつも、その時の自分に必要なものだけを見るようにしてるけど、努めて忘れよう、考えないようにしているときに”それ”は牙をむくのだ。もちろん初著者さんだったけど、他のも読んでみたい。
読了日:03月11日 著者:素木 しづ


犬の子犬の子感想
73文字の作品。ワンコ、元気。ワンコ、モフモフ。
読了日:03月10日 著者:土田 耕平

 


誰でも美文字誰でも美文字感想
もう何種類やったかわからない、これを最後にしたい。書写をしばらくやって、目が肥えた。あとは手の筋肉を鍛えるだけ!この本はお手本の解説が実に理論的に詳細。漢字の書き方のパターンもわかりやすい。これで上達しなかったら、やってないんや、と思ってください。
読了日:03月09日 著者:Shunpu


チア☆ダン 「女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」の真実 (角川文庫)チア☆ダン 「女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」の真実 (角川文庫)感想
ドラマ見てコミック読んで映画見て、最後にノンフィクション。原作ではない、創作物とはかなり異なっている。事実はよりハード。手慣れたライターさんの技で、淡々と事実が述べられていき、いらぬ感情の煽りとかなくて逆に滲みる。頑張りだけでなく、いろんなラッキーな偶然が重なったものと思う。もちろんラッキーの上に胡座をかいていたわけでなく、努力がラッキーを生み出した部分も大きいだろう。
読了日:03月09日 著者:円山 夢久


THE BIG ISSUE JAPAN474号THE BIG ISSUE JAPAN474号感想
ジョコビッチとは戦火を生き抜いてきた人だったのか!/浜矩子さん、株価の上がり過ぎに注意、株とは売るために買うのだ/ふくしまの13年、有志にばかり背負わせ続けていいのか、国は何をしているのか/マイオピニオン、路上生活者の生活支援ではなく雑誌が面白いから買っている、最小限の言葉とお金のやり取りで細く長く繋がっていく/ピースボートによる能登半島地震レポート①、移動のたび壊れるコミュニティ、生き続ける先のことまで見据えた関わりが必要
読了日:03月09日 著者:ビッグイシュー日本


チャアリイは何処にいるチャアリイは何処にいる感想
#朝活書写 誘拐事件のテンプレとなった「チャーリーロス事件」の実録ものだそうで、牧逸馬なる人はそういうものばっか書いてるベストセラー作家だったよう。書いたら書いただけ売れる、物書きさんにとっては幸せな時代だったのだろうな。
読了日:03月09日 著者:牧 逸馬


根っからの悪人っているの?: 被害と加害のあいだ (シリーズ「あいだで考える」)根っからの悪人っているの?: 被害と加害のあいだ (シリーズ「あいだで考える」)
読了日:03月08日 著者:坂上 香
食べる話 (中学生までに読んでおきたい日本文学 9)食べる話 (中学生までに読んでおきたい日本文学 9)
読了日:03月08日 著者:
僕たちは星屑でできている (STAMP BOOKS)僕たちは星屑でできている (STAMP BOOKS)
読了日:03月08日 著者:マンジート・マン

 


漫画家、死を覚悟しました ~難病との闘い~(分冊版) 【第9話】 (ぶんか社コミックス)漫画家、死を覚悟しました ~難病との闘い~(分冊版) 【第9話】 (ぶんか社コミックス)感想
#多発性硬化症 アンリミで全9巻。よくある漫画家さん難病ものかと気軽に開いたら病名に慄く。私もそうだから。麻痺の進行の過程がまるっきし同じで、著者は1週間かかったようだけど私はそれが1日だった。MRIの画像も同じ、同じ、とヘドバン状態。病名確定するまでの不安な気持ちとか、まさに死を覚悟したこともあったの思い出した。今、こうやって元気でいられることに感謝しないと、アンモナイト。
読了日:03月08日 著者:たかの宗美


友情を哲学する~七人の哲学者たちの友情観 (光文社新書 1243)友情を哲学する~七人の哲学者たちの友情観 (光文社新書 1243)感想
登場する7人の哲学者はいずれも西洋人、じゃあ東洋での友情ってどうなの?と不思議に思いつつ読み進めた。友情って支え合うことなんだろうとまとまりかけたところ、友情と恋愛の違いの項でちょっと混乱。そこでプライベートゾーンの尊重にたどり着いた。自律自立したもの同士の関係から相互依存へと変化できたのはマッキンタイアによって。鶏が先か卵が先か、真の自立とは依存先をいかに多く持てるか、という昨今のケアの現場でいわれることに思い至る。当たり前だと思ってる概念が、キリスト教布教のために都合よく形作られたものという印象を持→
読了日:03月08日 著者:戸谷 洋志


古事記 04 解説古事記 04 解説感想
#朝活書写 聖書がキリスト自身が書いたものではないのと同じで(同じなのか?)古事記も天皇家の権威づけのために編まれたものかと思った私を許してください。
読了日:03月08日 著者:武田 祐吉


アンゴウアンゴウ感想
#朝活書写 暗号とせずにアンゴウとしたのは、それが年端もゆかぬ子どもによって書かれたものだからか。戦災を逃れ巡り巡って手元に戻ってきた本に挟まれていた謎の「アンゴウ」、妻の不貞を疑ったものの、その正体は主人公に短い時間で一生分の涙を流させるものだった。幸せだった時間の記憶が主人公のこれからを支えてくれますように。
読了日:03月07日 著者:坂口 安吾


思想と風俗思想と風俗感想
#朝活書写 知人のコンサルさんが「マーケティングとは”風が吹けば桶屋が儲かる”の”風”を吹かせることだ」って言ったのに膝の皿を割ったのだけど、自然発生の風と人工的な風それぞれがどのように作用するかってことが服装を始めとする”風俗”を例えとして説明されていて、ムッチャ面白かった。紙の本で読み直したい。
読了日:03月06日 著者:戸坂 潤


道祖問答道祖問答感想
#朝活書写 どこに着地するのかと思ったら枕草子。誰がうまいこと言えと。
読了日:03月05日 著者:芥川 竜之介
週刊文春WOMAN Vol.20 創刊5周年記念号(文春ムック)週刊文春WOMAN Vol.20 創刊5周年記念号(文春ムック)
読了日:03月04日 著者:
月刊たる 2023年 12 月号 [雑誌]月刊たる 2023年 12 月号 [雑誌]
読了日:03月04日 著者:
チア☆ダン (少コミフラワーコミックス)チア☆ダン (少コミフラワーコミックス)
読了日:03月04日 著者:きみど 莉央

 


薄田泣菫 名作全集: 日本文学作品全集(電子版) (薄田泣菫文学研究会)薄田泣菫 名作全集: 日本文学作品全集(電子版) (薄田泣菫文学研究会)感想
朝活書写で知った作家さん。この時代のものは全く体験なし。足を踏み入れる気もなかったけど、しっかり向き合うと言葉の奥行きの深さに圧倒されました。この全集はかなりボリュームがあったので一瞬ひるみ、ページをくる前にウィキペディアで著者の概要をのぞき。泣菫という美しいペンネームの謂れ。全てが美しい(語彙。
読了日:03月04日 著者:薄田 泣菫


池を掘る池を掘る感想
#朝活書写 戦時中、防火貯水池がない町で、「なんの働きもできない」女に、せめて庭に池を掘ることでお国のために「ならせてあげる」という。モンペ姿の女たちが穴を掘り、専門家がコンクリで固める。植木屋がせめてもと山水に見立てる掘り方を提案。疎開で人がいなくなった庭に、その池はたたえた水を光らせているのでした。
読了日:03月04日 著者:片山 広子


鴎外を語る鴎外を語る感想
#朝活書写 いかに自分は鴎外の影響下にあるかということが、訥々っぽくも語られている。もちろん(自慢できること?)知らない作家さんだけど、その作品を読みたくなった。印象に残ったのは鴎外の「日常の身綺麗さ」と「鬼神を語らぬこと」。人が自分を律する姿というのは、それを目にした人の背筋も伸ばさせるものなのだなあ。
読了日:03月03日 著者:蒲原 有明


夜寒に火を囲んで懐しい雑炊夜寒に火を囲んで懐しい雑炊感想
#朝活書写 オススメ雑炊の作り方攻撃に胃袋が叫んでいる。青菜を琅玕翡翠にして、という箇所に目が釘付けになった。キレイな言葉というのは知っておくものなのだなあ。青菜が翡翠やで?そんな美しいものを体内に取り込むんやで?食べるという営みがこの上なく尊いものに感じられてきた。
読了日:03月02日 著者:北大路 魯山人


月を見あげて (第3集) (河北選書)月を見あげて (第3集) (河北選書)感想
相変わらずのノージャッジの心地よさ。たまに滲み出る愛おしいものへの気持ちが、際立つ。
読了日:03月02日 著者:佐伯一麦


わかれわかれ感想
#朝活書写 なあるほど、今のように暇つぶしの娯楽が溢れかえっていない時代には、人の心を引きつけるあらゆる要素を文字に詰め込まないといけないのだな。著者は散歩文学と言われているそうですが、まさに単なる散歩の描写が、その光景がありありと頭に浮かぶ。登場人物の心持ちの色合いとセットで。人が厭うのは死ではなく死による別れ、未来永劫に続くものではないと思っていたら、今目の前にいるものを大切にしないわけにはいかない。道端の雑草でさえ、愛おしく感じられるのだろう。通りすがりとは、別れがデフォという関係だなんて。
読了日:03月01日 著者:国木田 独歩

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