3)してあげたい無間地獄

これ↓の続きです。

2)してあげたい無間地獄


サリーちゃん、問診票を記入して持ってきてくださいました。自信がない、自信をつけたい、自信という言葉が満載です。自信がないからできない。できるようになったら自信ができる。これでは永遠のスパイラルです。
自信ってどっから湧いてくるんでしょうかね?
自信ってね、再現性のことなんですよ、とはっきり言えるようになりました。再現性のある事柄に対して、再現できる、と自信が持てるのです、再現できる、と自信を持って言えるのです。

リソースを見極める


問診票に、「問題を解決するために出来ることはなにか、そのために必要な自分のリソースは何か」という問いがあります。それに対してサリーちゃんは「コミュニケーション力」と書かれていました。
コミュニケーション力ってなんですか?
何ができたらコミュニケーション力があることになるんですか。
そうそう、みなさんご存知のように(知らんか)最近はテレビっ子なのでTverでドラマばっか見てます。2016年のドラマ、重版出来!が再放送されてるので今はまってるんです。

面接の時に志望動機を尋ねられます。いかに漫画に力づけられたか、ということを心は熱く訴えるんですが、熱弁だけふるわれてもねえ、具体的には何ができるのよ、実際に漫画を描くのは漫画家さんなんだよ、と面接担当者から返されました。
何ができるのか、ということが伝わらなくては、戦力として認めてもらえません。
コミュニケーションとは「気持・意見などを、言葉などを通じて相手に伝えること。通じ合い。」、そのコミュニケーションのために何ができるのか。自分にどんな力があるのか。人に伝わるような言葉にしての棚卸しが必要なんですよ。
直近の面接で不採用となったことで「自信をなくした」と問診票にはありました。コミュニケーションのために、サリーちゃんが持っている再現性のある力とはいったいなんだったのでしょうか。
人のために、を志望動機とされる方、人のために、と思うこと自体を持てる力だ、と力説されることが多いですが。
が。
かつて某整体師さんがいってました、どんな人が整体師に向いてますか?という質問に対して、「人のために」という人は続かない、って。
始めに思いありき、もあるでしょうけれど、思いだけでは戦力にならないのです。思いがあって技術のない人より、技術があって思いがない人のほうがより人のためになれるのですよ。
思い、というあやふやなもの、自信と同じく、魔法の力があるわけではありません。目の前のためにいる人に具体的に手を差し伸べるためには具体的な何かが必要なのです。
思いが先走ってしまうと、技術のなさに卑屈になったりとか、技術のなさを思いでカバーできるとか、現実を的確に見れないことになってしまっているのではないかと。
サリーちゃんにはたぎる先走る思いがありました。
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4)してあげたい無間地獄

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