昔のことをよく憶えていないんですが

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神戸元町コネクトロンのいまぷです。

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☆トップ >よくあるご質問 >昔のことをよく憶えていないんですが

昔のことあんまり憶えてないんです、小さい頃のこと記憶にないんです。
こう仰る方も多いですねー。

憶えてないんじゃないんですよ、思い出したくないだけなんですよ。
参考拙記事:憶えていないのではなく、思い出したくないだけ

えー、正直に白状します、これまでお1人だけいらっしゃいました、
どうにも何も出て来なかった方。
これが穴ぼこだろな、と感じるものは出て来たのですが、
その根っことなるものがどうにも出て来なかったのです。
トランスにもきちんと入っていなかった模様。
ずーっと素面でいらっしゃいました。
何年間かの記憶が、まったく、まーったく無いそうなのです。
どんだけ思い出したくないねん、と腹の中で舌打ちしていた私を許してください。

私だってイヤですよ、思い出したくないって方の傷口に塩ぬるの。
でも、コネクトロンに足を運んでくださったってことはなんかあるんですよね。
その「なんか」の正体をはっきりさせずにお帰りいただくわけにはいきません!!

見たくないもの、フタをしてるものに向合うってのは
ほんっと楽しい作業ではありません。
でも、気づいてよ!って声をあげているものには耳を傾けないと、アンモナイト。
その気持ちを受けとめてあげないと、アンモナイト。

過去の穴ぼこに向合うことがいかに必要か、
手放すために涙を流すことがいかに重要か、
そのことについて書かれた良書と巡り会えました。

恐山: 死者のいる場所 (新潮新書)

恐山: 死者のいる場所 (新潮新書)

恐山のおどろおどろしさについて述べられた本ではありません。
逝ってしまったもの、死者への気持ちとどう折り合いをつけたらいいか、
そのことに仏教は何が出来るのか、ということに字数が費やされています。

死者、逝ってしまった大切な人、それを失ってしまった欠落感、
つまり穴ぼこ、その穴ぼこをどうやって埋めるか、
人はこうも穴ぼこを埋めたいと欲しているのか、
先立たれてしまった人、残されてしまった人達は穴ぼこを埋めに恐山へと向うのです。

3.11の大震災のあと、家族を失った人が恐山にも供養を求めてやって来られました。
ひとりの若い男性が、結婚して間もない臨月の妻を失いました。
彼は妻と、生まれて来るはずだった子どもの供養に恐山に足を運ばれたのです。
供養の申込を終えた彼に対して著者は

彼はコンビニで買物した後と変わらぬ様子で、
スタスタと受付を出て行った。
後ろ姿を呆然と見つめながら、私はふと、彼はいま、悲しくないのだと思った。
悲しめないのだろうと。
悲しむためには、何を失ったのか、その意味と重みを実感しなければならない。
それは実際には、思い出すことなのである。
彼が彼女と出会い、結ばれ、妊娠を喜び合ったその日々の、
その2人で分かち合った経験を心から思い出せない限り、
彼は悲しみようがないだろう。

思い出すのは辛い記憶ではなく、大切なものなのです。
いかに大切であったか、大切なものを失ったから辛いのです。
いかに大切であったか、を思い出していただきたいのです。
そこに至るには、辛い気持ちを通り過ぎないわけにはいきません。
それが無かったことには出来ないのです。
楽しい作業ではありません。
でも、それを乗り越えた後には大切なものとの再会が待っているのです。

大切なものとの再会まで、お付き合いさせていただきます。
ご一緒させてください。

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