牛コンテスト

私の昨日のダラダラ記録です。
占いとか心理学とかタメになる記述は一切ありませんので、
お前のダラダラに付き合ってられるか!という方は
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というわけで(どういうわけ?)昨日は牛コンテストでした。
牛コンテストって、北海道ホルスタイン農業協同組合ってとこが主催してる
共進会って乳牛の品評会なんですよね。

いい牛を育てるってことはもちろんですが、ドッグショーみたいに品評会場で
牛を連れ回さないといけないので、連れ回す技術も必要なようです。
なので牛係たちもその練習をいつもしているらしいですよ。
昨日はその光景を初めて見たわけですが、こりゃータイヘンだ、と思いましたね。

会場のワイン城、っつか農業公園、できたばかりの頃に1回だけ行ったことがありますが、
こんなくだらんもの作るために税金使いやがって!って心底腹が立ちましたよ!!
これも箱物行政というのでしょうか、バーベキューだけで人が呼べるはずもないのに
バブルの頃は勢いあったんでしょうけど、すっかりうら寂しいものになってましたよ。
土曜日なのにガラガラでした。
ブドウ作ったら儲かるから、とだまくらかされて、えらい目にあった農家さんだらけだ、
というではないですか。
田崎真也も怒らせたというまずい神戸ワイン。

ワイン城についたものの、会場がわからない。
尋ねようにも、スタッフが居ない!!
警備の人とかテナントの人に聞いてもわからない。
経費節減でこの状態なら、サービスは低下するばかりですよね。
ここじゃないのかな、と敷地から出てかなり探しまくって、
これは見に来るな、という牛係が結界を張っているのかもしれない、
(行くってのは内緒でした。絶対に来るな!って言われるだろうし)
となかばあきらめかけた処にアナウンスの声が聞こえてきました。
その声を頼りに向っていきますと、やっとたどり着けました!!
モーモーがいっぱい!一気にテンションあがりましたねっ。

こんなブース(?)がいっぱいありました。

遅れて行ったせいで、牛係の出番はすでに終わっていたようで、
ちょうど表彰状をもらってるとこでしたよ。
あーあ、次のコンテストは絶対に最初からきちんと見よう、と堅く決心。

出番が終わった子は、疲れたのか寝てしまってました。

一等賞のリボン♪

茶色の牛が1頭だけいました。

ウロウロしてるうちに、牛係に発見されてしまいました。
いつ来たん?
表彰状もらってるとき
先生に挨拶してって
はいはい
牛係が牛の世話してるとこ見るの、もちろん初めてです。
牛がオシッコするたび藁を替えてます。
ウンチするたびスコップでそれを受けてます。
それをネコ車に積んで運んでます。
なんか文句言ってる牛には、どないしたんや?と言ってます。

牛の年齢によって区分わけされてるのですが、
農業高校は比較的若い牛ばかりを扱ってるので、
ほかの生産者さんの牛と比べると小さい子ばっかりでしたね。

生娘ですよ、生娘っ。

サポーターしてる子もいました。
細い足であの巨体を支えるのはタイヘンでしょうね。
牛に足を踏まれたら骨折しちゃう、ってのも納得ですね。

片足だけ投げ出してるのがおかしかったです。

試合(?)の光景です。
姿勢がきれいに見えるように、背中をまっすぐ水平に一直線にしておかなくてはいけないそうで

うつむきそうになる牛の頭をあげるのはかなりの力仕事、
そらー牛係も二の腕に筋肉ががっつりついてしまうわけですよ。

以前、セッション無料プレゼントに牛の角をだしたの、
憶えていらっしゃいますか?
これがその角です、これを焼き切っちゃうんですよねー。

牛係です。
写真は撮らせてくれないので、盗撮しました。
175センチ51キロ体脂肪率8%です。

卒業生らしき人が何人か来ていました。
かつて自分が世話をしていた牛でしょうか、それはそれは愛おしそうになでて
抱きついて、頬ずりしてました。何十分もずーっとそうしていました。

私も牛に触りたい、と牛係にお願いしましたが、ダメ、と瞬殺です。

何が驚いたって、生産者の方々がそれはそれは牛たちを大切に扱っていること。
ま、大事な商品ではあるんでしょうけど、ほんと愛情満載の眼差しだったんですよね!
本番前のお手入れも、それはそれは丁寧なもの。
もちろん高評価を得るために必要な作業ではあるのでしょうけど、
からみついたシッポをふかふかにブラッシングしてやって、
毛並みを指で丁寧にととのえて、櫛で整えながらバリカンつかって、
終わったら毛艶をよくするスプレーかけて、って。
何より言葉かけ。
ウモー、ブモーッて声にいちいち反応して言葉をかけてらっしゃいました。
会話が成立してる、そして牛たちの表情の豊なことよ。
嬉しいとかイヤとかおねだりとか、よーくわかりましたよっ。
牛と生産者さんとの会話に思わず笑ってしまったら、
かわいいやろ、と言われ、ほんとかわいいですね、と答えました。

狂牛病がひどかった時、生産者のことを生き物の命を売り物にしてる人たち、
って実に筋違いのことを言ってる人がいましたけど、
これだけ大切に育てている生き物の命を食物として提供せざるを得ないお仕事、
それはそれは命と向合うたいへんな覚悟のいるものだと改めて思わされました。

牛乳のめるのもお肉が食べられるのもバターが使えるのも
こういった方々がいらっしゃるからこそ、なんですね。

審査がすすんで牛係たちも片付け作業にはいったようなので私もワイン城にさよなら。
もちろん心の中はどこで飲んで帰るか、ということでいっぱいでしたが、
考えてみたら帰路は地下鉄だ、地下鉄を降りてウチまで途中に飲むとこないよね。
しゃーない、西神で飲んで帰るか、と思ったものの、
ニューファミリーの巣窟である清潔なニュータウンに私が好む飲み屋があるはずもありません。
仕方がないのでサイゼリアでワイン500ccを消費してきました。
で、サイゼリアって店舗によってそのカラーも違うと思うんですけど、
ウチに一番近いサイゼリアってJRAの近くなんで、
そういう(どういう?)お客さんが多いんですよね。
西神のサイゼリアは、まさにファミリーの聖地!!
おとうさん、おかあさん、子ども、じいちゃん・ばあちゃんという構成の
4〜6人のグループでいっぱいでした。
ああ、こんな光景みるの久しぶりだなー、と思っていたら
たまたま私のテーブルの隣は4歳の男の子とおかあさんの2人連れ。
なんで4歳ってわかったかというと、早く5歳になりたい、と
その男の子がしきりに言っていたからです。
5歳になったらお父さんが出来るんだよね?と。
はやく5歳の誕生日が来ないかな、そしてお父さんが来ないかな、と。
耳ダンボにして親子の会話を聞いていたら、どうやら母子家庭のようです。
ママはパパが欲しいという子どもに、誕生日のプレゼントにパパをあげる、
と言ったようなのですね。
見た目、ちょっと、いや、かなりヤンキーっぽいヤンママ(死語?)が
声を裏返して、〜ちゃんすごーい!とか
ママもいっぱい食べちゃおう、とかって頑張ってる姿に
母子家庭のせつなさを感じましたね!!
子どもはひとりでも育てられないことはないけど、
いろんな人の手にかかった方が子どものためはもちろん、
おかあさんだって追いつめられなくて済むよね。

で、地下鉄に乗ることなんて滅多にないので、
一駅手前で降りておひとりさまの紅茶の店 リマさんに寄ることに。
まあね、私がアルコール以外の飲み物にお金だすことって皆無といっていいですわ。
紅茶ってこんなにおいしいのか、と思わされたのはやさし おかしさんのおかげ。
うちでお茶会してくださった時、出された紅茶がほんっとにおいしくてですね!!
やさし_おかしさんが師と仰いでいるリマさんには是非とも伺わなくては、と思っていたのです。
土日にはなんとワインのサービスもあるのですよ!!
丁寧にいれられた紅茶はほんとおいしかったですよ。

出不精の私にとっては盛りだくさんの1日でありました。
はい、ダラダラにお付き合いくださってどうもありがとう。

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