いじられキャラのあなたへ

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神戸元町コネクトロンのいまぷです。

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いじられキャラってなによ、とググってみましたが、
さすがに（どう、さすが？）ウィキペディアにはありませんでしたねー。
広辞苑の次回改訂の際には掲載されるのでしょうか。

weblioには、「したたかな相手などに弄ばれる」とありました。
ちょっとキツいですけど、これが的確ですかね。

いじられキャラって、ほぼ間違いなくテヘラーです。
参考拙記事：笑顔に騙されないよ〜テヘラーの定義

まあ、仲良しの儀式としていじられる程度ならいいですけど、
いじるほうは自分の感情のはけ口としてるんですよね。
だから相手の都合で左右されちゃう、自分にはどうにもできない。
たまたま相手のムシの居所が悪くて、えらいいじられ方されてしまったとします、
笑って済ませられないくらいの言動を投げかけられたとします、
でもいじられキャラだから、そういう役割だから、
本当に感じたものを返すことは許されません。
互いが役割を演じているお約束の世界では、それをやると居場所がなくなってしまいます。

いじられキャラさんは、ひたすら相手の感情を受けとめます。
そ、いじられキャラさんの仕事は受けとめることなんですよ。
受けとめるばっかりで、自分の気持を受けとめて貰えないのはおろか、
出すことだって許されていません。

出さないでいるとどうなるか。

はい、感じなくなります。
痛みも感じないかわりに、楽しいこと、やりたいこと、
喜怒哀楽にフィルターがかかってしまいます。

始めに痛みありき、です。

痛かったんですよ、傷ついていたんですよ。
自分が傷つくことと引き換えにしても、他者を護っていたんですよ。

フタをされてしまった痛みは、自分の存在に気づかせようと
さらなる痛みを引寄せます。
さらなるいじられキャラであることをご自分に課してしまいます。

常にトライアングルでひとりはじかれちゃうとか、
他人のもめ事にばかりまきこまれちゃう、って方はいませんか？
あなたは調停役、自分を抑えてでも他者の感情を引き受ける、
という役割をなさっている可能性が極大ですよ。

潤滑油としてのいじられキャラが有効である場合もあります。
でも、その役割を演じるメリットと引き換えにご自分の痛みを
なかったものにすることは出来ません。

役割ではなく、ほんとうのご自分の存在を思い出してください。

え？
思い出せない？
わかりました、はい、予約、予約っ（こらーっっ。

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