お外に出るのが怖かったのはなぜ?

うれしいお言葉を頂戴しましたYO!

「今庄さんのあのスッキリできる不思議な後押しよろしくお願いいたします!!」

不思議な後押し、いや〜、うまいこと言うな〜。

40代女性さま、セッション後のアンケートにご協力いただきました、ありがとうございます!

1:今回コネクトロンのセッションを受けることを決められたきっかけを教えていただけますでしょうか?
 
最大のきっかけは現職を辞めていいものかどうか・・ですが、これまでも職や趣味に手を付けては全うする事が出来ない自分を変えたかったからです。また、外面ばかり良くて、内面は腹黒くて欲深いところも嫌で仕方なかったので・・
 
2:問題解決のためにコネクトロンと比較されたものはありますか?(心療内科、占いなど)
 
「問題解決」という点では、ありません
 
3:セッションを受けることに不安はありましたか?

 自分と向き合う事が怖くて、かなり躊躇していました
 
4:セッション前にあった問題の原因は見つかりましたか?

 はい。自分が思っていたよりも根深くて、身に着けていた鎧の頑丈さにびっくりしました
 
5:セッションは問題解決のお役にたちましたか?

はい。自分の直感や思考を信じて、色々なものを体験したいと思いますそして、もっともっと自分と家族を愛したいです
 
6:コネクトロンのセッションを薦めていただけるなら、どのような方におすすめいただけますか?
 
なんとなく上手く行ってはいるけれど、何かもどかしさを感じている方
身近な家族にすら気を使ってしまっている方
鎧を身に着けていることにすら気付いていない方
 
7:この内容をブログで公開させていただいてよろしいでしょうか?

はい。私と同じ様な思いをされている方の参考になれば嬉しいです

始めはココナラにお題を頂戴したんです。でもね、サイコロ振る前にね、なんかいらんこと言われたんですよ(忘れた)、で、そんなんサイコロで見たってしゃーないですわ、セッション受けてください、セッション、って押し売りしたんですよ、お近くの方でよかったwww

お題そのものは、今のお仕事を辞めるか否か、という単純なものでした。でも問題は、辞めたらその後はどうするのよ?ですよね。サイコロ振っても多分そうなったとは思いますが。

本当の問題は、やりたいと思ってることがあるのだけど、そこに一歩を踏出せない、でした。つまり辞められないのは一歩を踏出す覚悟がないからです。

やりたいこと、具体的に定まってます。これからどう進めていくか、それもだいたい決まってます。あとは今のお仕事を辞めるだけ、なんです。今のお仕事、居心地がよくありません、でも辞めてしまうと一歩を踏出さないといけない、だから辞められない、という状態でした。

では踏出せないのはなぜか。

多くの方がクチにされるのが「自信がない」です、ではどうしたら自信がつきますか、とお尋ねしたら、これまら多くの方が「技術がもっとあれば」とおっしゃいます。じゃあ技術を身につけたらいいんですよ。できるようになった、と自信が持てるまでスキル習得に励まれたらいいのですよ。

スキルを身につけるためにはどうしたらいいですか?とお尋ねしたら、今の仕事を辞めて勉強の時間を増やすこと、と答えられました。じゃあさっさと辞めましょか、はい、終わり。

では、なくて。

次に問題になるのは、なぜその仕事をしたいと思っているのか、という動機です。そこで過去のお仕事や学校のことについてお尋ねしました。勉強したいことを専攻できたのか、やりたい仕事に就くことが出来たのか。

あ、そうそう、ブロックしているものとして出たカードがこちら。

参考拙記事:「復讐」の復習

これも鉄板カードです、これが出たら「やりたいことができなかった」って穴ぼこがたいていあります。やりたいこと出来てましたか?と過去の経歴をいろいろお尋ねすることになりました。

するとですね、話の途中で「私、ワガママだから」とおっしゃいます。これは聞き捨てなりませんよっ。だってワガママって自称ほどアテにならないものはありませんからね!
参考拙記事:やりたいこと、本当に出来てますか?

親には言いたい放題、好き勝手をした、と仰るのです。親には、です。ということは、親以外には出来ていないということです(こんなふうに言葉尻をとって、揚げ足をとっていくんですよ♪)。

親以外にはどうなのか:外面がいい、と。ほんとの自分が出せていないのです。ご自身の頭の中にあった「仲間と仲良くやっている」というイメージも、実は衝突をさけて「丸く納める」ためにホントの自分は出さない、というものでした。

丸く納める、ということをたいへん重要視されてました。そして丸く納めるために、自分というものをがっつりと抑え込んでいらっしゃったのです。

つまり、自分を出せない方だったのですよ。でも、自分を出せていないということが問題だとは思っていらっしゃらなかった。ここがですね、表に現れている問題と本当に解決すべきことは違う、ってとこなんですよねー。

では、自分を出せなくさせてしまったものは何なのか。

最初はおかあさん、って言われるんですが、これも非常に多いんですけど、なんせまず出てくるのはおかあさんなんですよ。
参考拙記事:矢面に立たされるのはやっぱりおかあさん
でもね、ほんとの根っ子になってるのはおとうさんだったのです。

おとうさんの職業だったのです。

親の職業なんて子どもにはどうしようもありません。そこんちの子であったことで強いられるデメリット、それはどうしようもないのです。それは子どもに深いあきらめを抱かせます。

そして、親の構成要素となっているものがそしられるものだったらまだいいんですよ、文句言えるから。でも、それが世間から正しいこととして評価されているものだったら、子どもはそれに文句言えないんです。おとうさんは立派なことしてるんだから、と。おとうさんが立派なことをしてることで自分に課せられているもの、それに文句言えないんです。だっておとうさんは正しいのだもの。

周囲の人にもわかりません、そのことによって子どもがどう傷ついているか、など。

おとうさんを扱うことになるのかな、と思ったら、抑圧する存在の象徴としておにいさまが出てきました。

あれ?なんで?とちょっと不思議でしたが、仕事が忙しくて家庭を省みることが出来ないご両親のもとで、親に手をかけてもらうかわりにお金をかけて貰っていた、という同じ境遇でいらっしゃったわけです。このお金を好きに使うことが出来るということが、ご自身にワガママというセルフイメージを植え付けた原因でもありましたね。

でもそれって、淋しさの上に成り立っているものですから。お金もらうより、おかあさんにゴハン作って欲しかったです、おとうさんやおかあさんと一緒にゴハン食べたかったです。おにいちゃんと二人ではなくて。

ご両親が留守の家で、おにいちゃんは暴君となってしまっています。恐いです、何を言ってもかないません、萎縮してしまってます。悲しい、という気持ちが出てきましたので、これをターゲットとすることにしました。
参考拙記事:4:ターゲットとする感情の見極め

出て来たのは3歳ちゃん。オウチでお兄ちゃんと遊んでます、でもお兄ちゃんはイジワルです、外で遊びたいです、でもお外には怖くて出られません。

なんで?

◯◯の子だ、って言われるから

おとうさまは職業柄、地域の誰もが知っている人です。ご相談者さまは個人でいることは許されなくて、常に◯◯の子、と指差されていたのです。

友人からは「だっておとうさんは◯◯だから」、職場では「◯◯さんの娘さんだから」と個人であることが許されていませんでした。

うまくできれば◯◯さんの娘だから、うまくできなければ◯◯さんの娘のくせに、とおとうさんの娘でいることしか出来なかったのです。常におとうさんというフィルターを通してしか自分を見てもらえない。

何がほんとうの自分なのかがわからなくなっても無理はありません。

衆人環視といってもいい状況で、やりたいことが思うようにやれるはずもありません。おかあさまからは当然のように、そんなことしたら世間からなんて言われるか、というストップも頻繁にかけられます。どうせ出来ない、とあきらめが強化されます。

人はあきらめるとどうなるか、まず伝えることをあきらめます、言いたいことを言わなくなります。

その「言いたいことがあるけど言えない」という現象が最も現れるのが一番近しい方に対してなんですよねー。はい、パートナーです。

言いたいことが言えないという穴ぼこは、言わないと気が済まない、文句を言いたくなるような困った状況を引寄せます。なので文句は言っちゃったほうがいいのです。過去の自分に言わせてあげえるのです。

オウチがイヤでした。◯◯の娘だということはイヤでした。でもおとうさんもおかあさんも一生懸命に仕事してるのに、そんなこと言えません。

この家イヤだ!この家に生まれてきたのがイヤだった!!

ちっちゃいちゃんはずーっとそう思っていました。イヤだということをわかって欲しかったです。

わかってあげれたなら、気持ちに寄り添ってあげれたなら、もうちっちゃいちゃんは後ろ髪をひっぱることはしません。

やりたいことやったらいいよ!と背中を押してくれます。

目指すもの、どうしてそれを目指したのか、ということもはっきりしました。おかあさまが忙しかったゆえに得られなかったものです。根拠がはっきりすると、その道を進むこと、選ぶことに必然性が増します。進むことへの迷いはなくなっていきます。

どうぞ、進んでください。◯◯さんの娘さんはもう卒業です。ほんとの自分でほんとになさりたいことをなさってくださいね。

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