平気なフリ

40代女性さま、セッション後のアンケートにご協力いただきました、ありがとうございます!

1:今回コネクトロンのセッションを受けることを決められたきっかけを教えていただけますでしょうか?

一生避けて通りたかった、学校やマンションの大きな役に当たってしまい、自信が全く持てず、何からしていいのかも分からず、セッションによって、何か道が拓けるような気がしたので、申し込みしました。

2:問題解決のためにコネクトロンと比較されたものはありますか?(心療内科、占いなど)

特にありません。

3:セッションを受けることに不安はありましたか?

自分の過去の記憶が曖昧で、何を思い出してしまうのだろう…、それによって立ち直れない何かがあったらどうしようという気持ちと、セッションを受けても何も変わらなかったら、今後何を目標に生きていけばよいのかますます分からなくなるのではないかという不安がありましたが、セッションをすぐにでもどうしても受けたいという気持ちを抑えることができなかったので、その気持ちにしたがうことにしました。

4:セッション前にあった問題の原因は見つかりましたか?

今まで考えても仕方ないか、と諦め、流してきた感情が原因だと知り、びっくりしましました。

5:セッションは問題解決のお役にたちましたか?

人前で緊張せずに話せるようになるのか、まだ分からないので解決しているかどうかも分かりません。ただ、その道筋を教えていただけたので、教えていただいたことを実践し、人前で話すときに備え、自分に暗示をかけ、本番を向かえたいと思ってます。

6:コネクトロンのセッションを薦めていただけるなら、どのような方におすすめいただけますか?

自分に自信がない方、何か分からないけど、気持ちが定まらない方…かな。まあ、私のような人です。

7:この内容をブログで公開させていただいてよろしいでしょうか

こんな内容でよろしければ是非。
よろしくお願いします。

目の前にある現象:役員しなくちゃいけなくなってどうしよう。

それが出来ないのはなぜか:人前で喋れない。

つまり、人前で喋ることが平気になったらいいのです。

では、人前で喋ることが出来なくなったのはなぜか。

転勤族でいらっしゃいました。

これはねー、ほんと子どもにとっては酷なものですよ。くり返す転勤によって引き裂かれる人間関係、せっかく積み重ねたものをまたイチから作り直さないといけない、等々。

転勤族の方ってね、一応にあきらめてらっしゃるのです。先を望まないのです。だって「どうせまた引っ越ししないといけないから」。
参考拙記事:ウナギが好きなのはなぜ?

出て来た光景は、転校先の教室で多くの人の中にポツンといる自分。衆目を浴びてます。バカだと思われないようにしないといけない。なんでも出来る子だと思われなきゃいけない。ボロを出してはいけない、と必死で繕ってます。緊張してます。

これがこの方が人と接する際の基本姿勢になってしまいました。

本当の自分を出してはいけないのです。

では、本当の自分はどこで出すのか。

人に見えないとこでこっそりと出します。こっそりやってることは罪悪感となります。自分を出してはいけない、という罪悪感ではなく、出すことに罪悪感を抱いてしまっています。なのでますます自分が出せなくなります。

お気持ちが出てきませんで、ターゲットとなる感情を定めることがなかなか出来ませんでした。人前で喋れないということのほかに問題となってることはないか、とお尋ねしたところ、自分の発言がよくスルーされる、とおっしゃるのです。声が出ていない、伝わっていないようだ、と。

その時どんな気持ちになりますか?

またか、もういいや、って思っちゃう

これです、これ。これをターゲットにすることにしました。
参考拙記事:ターゲットとする感情の見極め

出て来たのは5歳ちゃん、弟さんの姿がありました。おかあさんが弟に手を取られてしまっているので淋しいです、ヤキモチ焼いてます。

おかあさんに構ってもらえなくて淋しかった、となるかと思いましたらちょっと違ってまして、出て来たのはですね、素直じゃなかった、という気持ちでした。淋しいという気持ちにフタをしていたわけではなく、それを素直に出すことが出来なかった。ご自身に欠落しているものは素直さであった、とおっしゃるのです。

自分を素直に出せてないんです。

このあたり、トランスに入った状態でクチにされる言葉ってものすごいピンポイントなんですよね。素面な状態だと、おかあさんを弟にとられて淋しかった、だけになってしまうんですが、淋しさが穴ぼこなのと素直でいられないことが穴ぼこというのは違うことなんですね。

言葉でほんとデリケートなとこまで表現してるんですよ。あなたの言葉はあなたの感情の現れなんです。

素直になれないこの方がしてしまっていたのは平気なフリでした。

我慢をする、というのともちょっと違います。

ずーっと平気なフリをして来られました。自分の感情を揺るがされることがあっても、平気なフリをして来られました。そんなこと続けてたらどうなるか、もちろん感じなくなりますよね。感じないほうが楽なんだから。

でも抑え続けてきたものはいずれ飽和状態となります。そして、いい加減に平気なフリやめろや!と匕首を突きつけられることになるのです。それが今回の役員に任命されるという事態になるのです。

気持ちを出せなくなった原因は判明しましたが、人前で話すことへの抵抗がなかなか無くなりません。で、もっかい探りにいったら出て来たエピソードがありました。人前でイヤな思いをさせられた、という経験です。人前で話すことがイヤになったのはそれのせいなのです。自分が持って生まれたものではありません。なのでここで切り離しました(ビリーフチェンジ)。

で。

役員のこと以外に、現在のオウチでも解決すべきことがありました。その原因を作っているのはダンナさま。はい、これも例外がありませんね、ダンナさまがやらかしてしまっていることは、おとうさんがやっていたことの再現でした。
参考拙記事:おとうさんのせいであなたはどうなってしまいましたか?
おとうさんの尻拭いにたいへんだったおかあさん、という図式はたいへん一般的なものですよ。おとうさんに言えなかった文句、それを言わせるためにダンナさまがやらかしてしまってるのです。

焼却していただいたものは、ダンナさまへの言えなかった文句でした。

役員のことはほんのきっかけです。最終的に向きあうべきものはご主人さまでしたね。傷つけられたことはあるのに平気なフリをしてた。

平気なフリをしなきゃいけないくらい、あきらめざるを得ない環境でした。転校するたびに友だちと別れ淋しい思いをし、新しい学校で知らない人の中で緊張させられる、自分の感情に左右されていてはやってこれなかったですね。

ようやくご自分の港となる家庭を手にすることができました。これからはご主人さまとともに、お子様方の港となれる場所を作っていってください。平気なフリはせずに、間違っているものには間違っていると声をあげて。傷つけられたなら、痛かったよ、と声をあげて。そして、嬉しいときには嬉しいと喜びの声をあげて。

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