(3)ギターを持った少年

(1)ギターを持った少年
(2)ギターを持った少年

似非占い師から命式の説明をうけ、少年はまるっきしそのままやん、と思いました。俺ってこうだよな、と思っている姿が命式には現れていました。

が。

似非占い師は納得できませんでした、際立った命式ならではのものが100%発揮できているようには感じられなかったのです。

サイコロ振ってみたら、「水風井」が出ました、はい、宝の持ちグサラー決定です。

どうにかしなくてはいけない現状としては仕事がないこと、そして喉まで出ているものを出し切ることが出来ない、という主訴がありました。じゃあ、何を出したいのか、なぜ出せなくなったのか。

少年の言葉数は多いのですが、どれもオブラートにくるまれたよう。隔靴掻痒感が否めません。

そうだ、ボクが自分を出せなくなったのは小学校の1年生の時に苛めにあったからだ。ボクが何かをするといつも、何やってんだ、お前、と言われた。自分でも、なんでこうなっちゃうの?って不思議だった。自信はあったはずなのに、どんどんやる気が失せていった。そしてブレーキをかけることが当たり前になってしまった。

ブレーキをかけなかったらどうなれますか?

楽に表現できる

ブレーキをかけることとかけないこと、この2つを統合することにしました。
参考エントリー:欲しいもの、両方手に入れたらいんです

ブレーキをかけることで得られるのは赤の「うれしい」
ブレーキをかけないことで得られるのは緑の「うれしい」
両者を統合すると紫の「おまもりちゃん」になりました。

おまもりちゃんがやって来てくれたなら、どんどん行動できるようになる!!

でも、これまではいざという時にはいつも行動できなかった。
いざというときにいつも失敗してしまった、やらかしてしまった。

これまでで一番やらかしてしまったこと、って一体なんですか?

大事な会議で寝てしまった。
うん、そう、いつも大事なところで寝てしまった。

いつからですか?

中2の時から。

ナルコレプシーかなんかだったんですか?

そうじゃなかったと思うけど。

中2の時って何がありました?

いじめは中2の時までは苛められたけど、中2になって勉強が出来るようになったから苛められなくなった。

なんで勉強出来るようになったんですか?

これだ!って思えるメソッドに出会って、それを一生懸命にやったから。

続く。

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