手にした途端、不安になりませんか?

〈わたし〉を生きる――女たちの肖像

〈わたし〉を生きる――女たちの肖像

アエラに掲載されたものをまとめた本ですが、ダイエー元会長兼CEOの林文子さんの項でちょっと気になる記述が。

「結婚した頃は情緒不安定でね。
一日に何度も主人の職場に電話かけちゃうの」林は当時を振り返る。
新しい庇護者の登場が、少女の頃の見捨てられた不安を思い出させたのだろう。

これ、これ、これですよー。
ないですか?せっかく幸せを手に入れたのに、その途端に不安になっちゃう、っての。
私がこんな幸せでいいはずない、って思っちゃうの。
そしてせっかく手にした幸せ、自らぶち壊しちゃう、っての。

林さんのケースでいえば、林さんは肩肘はって頑張ってたんですよ。
誰にも頼らない、頼れない、って。
そこに庇護者が現れた。
甘えていいんだ、頼っていいんだ、と背負ってた鎧を脱ぎそうになる。
すると、生身の自分が出てくるんですよ、鎧の下の傷ついていた自分が登場するんですよ。

ああ、私って小さい時不安だったんだ、寂しかったんだ、と。
目の前には庇護者がいます、だから安心していいんですけど、
その前に小さい頃の自分を癒さないと安心してよっかかれません。
よっかかってもよっかかっても不安です。

不安という大きな穴ぼこがあるから。
穴ぼこのフタがとれて、穴ぼこが見えてしまったから。

じゃあ、どうするか。
穴ぼこを埋めないといけません。
でも、新しく現れた庇護者にそれを望んでも叶いません。
もちろん新しい庇護者は不安を埋めてくれようとしますけど、
こちらは安心できないのです。
だってそれは欲しかったものではないから。

寂しかったよー、と声をあげているものに対して、
ほら、あんたが欲しかったのはこれでしょ、と新しい庇護を与えても納得しません。
だってかつての自分が欲しかったのは、不安だった、寂しかった、という気持ちを受けとめてくれることなのです。
受けとめてもらうことなしに与えるのは、フタの上書きをするようなものです。
なので、それが無い時以上に不安になってしまうのです。
こらえてたものが、半端につつかれて保てなくなった、ってカンジですよね。

望んでいた成功を手に入れた、パートナーと巡り会えた、
認めてもらえてるはず、愛されてるはず、
なのに不安なのは、それがなかった小さい頃の自分が文句を言ってるからです。
文句の口をふさぐために甘いお菓子を与えるのはやめましょう。
その前にまず、文句に耳を傾けてあげてください。

それはとても簡単なこと。

さびしかったよね
辛かったよね
不安だったよね
と、気持ちを受けとめてあげることです。

ほんと、これだけでいいんですよ。
っつか、これ無しにどんなご褒美をあげたって、それを受けとめてもらえることはできません。
こんなもん、いらんわい!と突き返されるだけです。
それが、せっかく手にしたものを壊しちゃう、って現象なのですよ。

望んだものを手にしたのに不安になってしまってる方、
こんないいことが私におきるはずがない、
どうせまたダメになっちゃうんだ、と思ってしまう方、
自らぶち壊してしまうことを繰り返してしまっている方、
あなたの本当の穴ぼこを見つけるお手伝い、させていただきます。

こんな症状の方におススメですメニュー料金アクセスご予約はこちら

最後まで読んでくださってありがとうございました。
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