処方量だけで依存症も

2014-07-31

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ちょっと前の朝日新聞の記事です。

お薬については服用されている方が誰よりよくご存知だと思います。幸いなことに早々にお薬戦線（？）から離脱できた私には、やめたくてもやめられない、ないといられない、という苦しみと闘っていらっしゃる方には理想論しか語ることは出来ません。

やめたらいいのに、って言われても、やめられへんから困っとるんやないかい！！と暴れたくなりますよねー。

やめたいのはなぜか、お薬を服用することのメリットよりもデメリットが上回っているからですよね。飲んだらボーっとしちゃう、飲んでる時はいいけどやめたら居てもたってもいられなくなる、そして多いのが服薬への罪悪感。

東洋医学を半端に頼っていたので、メンタルのお薬？ダメ、ダメ、やめなきゃ！と思っていたこともありましたが、長期にわたって服用されている方にうかつにそんなこと言ってはいけないのだな、ということが身にしみる例がいくつかありました。

２４時間その方と一緒に居られるわけでなし、何かあった場合にすぐに手を差し伸べられるわけでなし、現況でお薬が支えとなっているところがあるなら、うかつにそのつっかえ棒をはずしちゃいけないってことですね。

ほんと、お薬に頼らざるを得なくなる前にお越し頂けたら何よりなんですが、そういうわけにもいかない。せめて信頼できるお医者さまとご縁を繋いでいただけたら、と願うだけです。

コネクトロンがメンタルのお薬を服用されている方にできること、それは罪悪感を減らしていただくことと、服薬することになったきっかけの掘りおこしです。ひとりで立っていられなくなるくらいの痛み、なぜそれが起きたのか、どうしてもそうもダメージを受けてしまったのか、それを探ります。そしてご自分を責めなくていい方向に進めさせていただきます。

あなたがお薬に頼らざるを得なくなった原因、思っていらっしゃるよりずーっと前にあるものですよ。そんなにも長く抱えてこられたもの、一朝一夕で解放されるものではないかもしれません。１回きりのセッションではなく、何ヶ月、何年にもわたって寄り添わせていただきます。