バカの着ぐるみ

30代女性さま、セッション後のアンケートにご協力いただきました、ありがとうございます!

1:今回コネクトロンのセッションを受けることを決められたきっかけを教えていただけますでしょうか?

自分の抱えている悩みの根っこ(正体)を知りたかったからです。
私には『不十分への恐れ』が強烈にありました。
いまぷさんがブログに書かれていた、
『本当の自分は十分でない、十分ではない自分を知られたらどうしようという恐れゆえに、人を遠ざけてしまう』
まさに私はこの状態でした。

更に私は人から『優秀な人間』と思われなければ!!
という強迫観念にとりつかれており
人と接する時に滑稽な事に「出来る女」を演出していたのですね。
イメージ的には蓮舫さんのような。
蓮舫さんは本当に「出来る女」だからいいですが私は「出来ない女」(笑)

一応、そのハッタリ演出で仕事を得る事が出来るのですが
結局、クビになるか
運よく雇い続けてもらっても『不十分への恐れ』でビクビクし
自分から辞めるような事を繰り返していました。

いい加減、この不毛なスパイラルを断ち切りたかったんです。

2:問題解決のためにコネクトロンと比較されたものはありますか?(心療内科、占いなど)

比較というか悩みの根っこを探る為に色々やってきて
コネクトロンに辿り着いたという感じです。

診療内科や占いにも行きましたが
それだけでは悩みが解決しないと早い段階で気付いたので
自分の心と向き合う必要性から断食道場に行ったり
断捨離に傾倒してモノを捨てまくったりしてました(笑)

ただ、心の穴ボコが思ったより深く奥底まで辿り着きませんでした。

3:セッションを受けることに不安はありましたか?

ありました。
自分が抱えている悩みの正体と対峙する事への不安です。
悩みを直視せずヘタレポンチ(笑)でいるのは、ある種、楽ですから。

4:セッション前にあった問題の原因は見つかりましたか?

見つかりました。

私は父に受け入れてもらうために『父の望む優秀な娘』でいたかったのですが
実際はバカで残念な娘だったんです。
それが露呈した時の記憶、ミジメな気持ちを味わった小学生時代の記憶が
セッション中に蘇ってきて涙が出ました。

父親に受け入れてもらいたい、だけでなく
父が抱える大きな穴ボコ(父自身が母親に否定され続けた為)を
察知した私は、その穴ボコを私が埋めてあげたかったのです。
結局、挫折し、それが私の穴ボコになったとわかりました。

5:セッションは問題解決のお役にたちましたか?

たちました。

父の望む優秀な娘になれず受け入れてもらえなかった、というミジメさと
父の穴ボコを埋めて上げられなかった自分の不甲斐無さに苦しんできました。

けれども私がバカ娘でなく例え優秀な娘であったとしても
父の穴ボコは埋めれない、
父の母親が父を受容してあげない限りは埋めれないのだと
いまぷさんから教えて頂き、
私では父を救えないという『事実』がわかった事で、やっと心の整理がつきました。

そして、父から見限られたバカ娘の私を
受容してくれていた母親の優しさに気付き
やっと母親の愛情の「受け取り」が出来ました。

6:コネクトロンのセッションを薦めていただけるなら、どのような方におすすめいただけますか?

『心を重くする何か』があり、その正体を知って抜本的に悩みを解決したい人。

7:この内容をブログで公開させていただいてよろしいでしょうか?

はい、勿論です。
お役に立てれば嬉しいです。

まず命式作成だけをお申込いただきました。お題としては、仕事ができなくて困っている、向いている仕事があれば知りたい、というものでした。作成させていただいた命式は、クビ寸前とご本人が戦々恐々とされている現職への適性こそ示すものでした。

その後セッションのお申し込み、バカだ、バカだ、とにかく仕事ができない、と書きつらねてあったので一体どんなバカが来るのかと楽しみにしていましたらですね。

ね。

めっちゃ美人!めっちゃ上玉!

うちにはこんな美人さんが来るんですよー、って画像貼って自慢したいくらいですよっ(違。

こんな美人でもバカなのか、と腹の中で思っていた私を許してください。

一言二言お話させていただいて、頭の回転の早さ、頭の良さは十二分に伝わってきました。

こんなに頭がいいのにバカなのか。これからバカの正体が見えてくるのか、と期待に(ない)胸を膨らませていた私を許してください。

その後もバカ自慢(?)が続くのですが、ちっともバカの臭いを感じないんですよねー。バカ自慢とともに強く訴えられるのがおかあさまへの文句。ヨソでは、3歳のときにおかあさんに毒リンゴ食べさせられたせい、との診断があったそうで、おかあさんから植え付けられたビリーフを掘り起こすことになるのかな、と思っていたのですが。

が。

上記のアンケートにもありますように、根っ子はおとうさまでした。後から頂戴したメールにですね、

もっとツラい家庭環境の方や、もっと重篤なケースの方に比べると
私の場合はコネクトロンでは軽いケースなのかもしれません。
でも今庄さんは決して
一般論で語らず私を笑わず真剣に向き合って下さいました。

とありましたが、えー、決して軽いケースではありませんでした。
コネクトロンにお越しくださった中の過酷な人生ランキング10位には確実に入りますよ!

もちろん一般論でなど語りません、だって穴ぼこってほんと人それぞれなんですから。そしてそれは、そう簡単に姿を現してくれません。

父親が望む娘になることができなかったために、自分はダメだと思ってしまった。優秀な父親の遺伝子を受け継いでいるはずなのにこうもダメなのは母のせいなのだ、と思おうとされていた。そのため、おかあさまに攻撃の矛先が向っていた。

まとめるとこれだけのことですが、本当の穴ぼこはおとうさまから認められなかったことではなくて、おとうさまの穴ぼこを埋めることができなかった、だったのですね。

自分を犠牲にしちゃダメですよ、と申し上げたら、ほんとの自分なんて出せなくていい、父が望む娘をすることで父が満足できるなら、それで父の穴ぼこが埋まるなら、いくらでも犠牲になる、とおっしゃいました。

おとうさまの穴ぼこを埋めるために頑張っていた、自分を殺してまで

ちっちゃいちゃんには、ずーっとおとうさまの痛みが見えていたのです。おとうさまを救うことを自分のミッションだと思っていたのです。ちっちゃいちゃんってほんとにいじらしいんですよ。ヨシヨシしてあげたくなるでしょ?

父の望む娘になることができないから自分はダメなんだ、とジャッジを下されたのが9歳の時でした。それから理想の自分と現実の自分のギャップを埋めることを頑張ってされていたのですが、ハイティーンの時についに力尽きられてしまったのですよ。

そして頑張るかわりにこの方がされたことは何かというと、バカの着ぐるみを着ることでした。

ご自身には90点の力があります。でもおとうさまが求めるものは100点だった。100点とれない自分はダメなんだ。90点になんてなんの意味もない。そしてせっかくの90点の力にフタをされてしまったのです。バカの着ぐるみを着ることによって、90点の姿を隠してしまわれたのです。
参考エントリー:セラピーカード「期待」

出来る女の鎧or馬鹿の着ぐるみの二択です。と、またうまいことを言われるのですよっ。

VAKでいうなら明らかにAタイプの方でした。仕事ができないのは、人が言ってることを理解できないから、とおっしゃるのですが、こうも耳のいい方に理解できないはずがない。聞きたくないものがあったせいか、とつついてみたのですが、これといって何も出てきませんでした。これはもう、鎧で身構えてしまっているせいでしょうね。
参考エントリー:私ってアホなの?

ご自分がどんな着ぐるみ、鎧を装備されていたかに気づいていただけました。汗疹、ひどかったんちゃう?

長く自分を守ってくれていたものを手放した後は外気が強く感じることもあるでしょうね。でもね、もう鎧も着ぐるみもいらないんですよ。汗疹、早く治してくださいね。

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