夫の自堕落が許せないのはなぜ?

40代女性さま、セッションの内容をブログ化させていただくことご快諾いただけました、ありがとうございます!

この手の記事は(どの手?)同じ悩みを持つ方はもちろんのこと、読まれた方が気づかされることが多いというご感想をいただくので、セッション内容はなるべくブログ化させていただきたく思ってオリます。なんたって3時間のドラマのまとめですからね、ちっちゃいちゃんの再生の物語です。

お身体の不調を抱えていらっしゃいます。きっかけとなるものを探っていったら、職場の人間関係が出てきました。数年毎に転職を繰り返していらっしゃいます。職場の人間関係ということはシャドーが出てくるのかな?パニック障害とまではいきませんが、遠方への外出はいつどこで倒れるかわからないという不安もお持ちでした。

前もって作らせていただいた命式、財星てんこもりの従財格なのですよ!ウラヤマシス!!おまけにご家族そろってキラ星のように財星と漏星をお持ちなんですよね!!!好きなことやって楽しむことが仕事みたいなご家族です、羨ましすぎる!!!!

なのに転職を繰り返していらっしゃってお勤めが経済力の底上げになっていないのがちょっとひっかかりました。お仕事で背中を押すことになるのかな?

解決したいこととしては、ご主人さまとの関係。何かお願いしてもまったく聞いてくれない。もっと家族に向き合って欲しい、と。ふーん、キャッチボールが出来てないのか、言葉の齟齬を扱うことになるのか。ご主人さまに対して家族に向き合ってくれないなんて「普通ではない」とおっしゃいました。

ここでサイコロ振りました、コロリン。

山風蠱の2爻、母の蠱を正す、です。問題の根っこにおかあさんがいるっぽいです。私の中で山風蠱は、これが出たら母親とか父親以外の意味はないという絶対的なものです。

で、カード開きました。

1:ブロックしているもの「犠牲」
参考エントリー:私さえ我慢すれば、は幸せから遠ざかるための最強フレーズ
2:では、どうするか「コミュニケーション」
参考エントリー:セラピーカード「コミュニケーション」
3:得られるもの「成功」
参考エントリー:セラピーカード「成功」
4:現状「隠者の逆位置」
参考エントリー:ジャミロット「隠者」
隠者は自己評価をあげること、逆位置なので自己評価が低い、と判断します。

年子の妹さんがいらっしゃいます、おかあさんが育児でたいへんだったので妹さんが生まれてすぐにご本人さまはおとうさま方のおじいさまとおばあさまの手に委ねられたとのこと。ひとつ屋根の下に住みながら、ご自分の家族とは生活を分けさせられていたのです。寂しいよね。

おかあさまはお勤めをされていました、仕事がいそがしく家事はおざなりにされることが多かったそう。家の中に行き届かないことが多いことに対して、おかあさまの家事能力、家を保とうという意欲がないことに「普通ではない」とおっしゃいました。おかあさまを「普通ではない」とジャッジすることによっておばあさまとの居心地がよくなります。おかあさんよりおばあちゃんのほうが好き、一緒にいて心地よい、となります。

現状にてお金の問題があるわけではありませんが、てんこもり財星ほどのものを手にしていらっしゃるわけではなさそうなので(つまり、宝の持ち腐れ)、お金のことについて伺いました。ご本人さまの金銭感覚は何によって形成されたのか。

ここでも批難の矛先はおかあさまに向けられました。人から貰ったらお礼しない、小さな買い物をケチる、そのことによって家事が滞る、それに引き換えおばあちゃんは「ちゃんと」していた、おかあさんは「普通」ではない。どうやらこの方の「普通」はおばあさまからインプットされたもののようです。

おばあさまから受けた良い影響としては「何かしてもらったらありがとうをすぐに伝えること」、悪い影響をあえてあげていただいたら「気を使ってしまう」。気を使うことでどうなってしまっていますか?きちんとしていないといけないと思う、人に気を使うのは「普通」のことですよね、と。

お話していてもですね、その気の使いようが半端ないのですよっ。こらーしんどいだろうな、そりゃー胃も悪くなるよな、って感じです。

気を使わずに済んだならゆったりできる、せかせかしなくて済む、そして好きなことが出来る。この方が解決すべき問題は「気を使ってしまう」です。
参考エントリー:奪還その5「悩みの見極め」

おっと、5時すぎた、タイムアウト。ホテルバイトいってきます。続きは帰ってきてから。でも今日は続きを書く時間ないかも。

ホテルで2泊もさせられてしまいました(もちろん大嘘)。さて、続き、続き。

気を使うことで得られるのはピンクの「嬉しい」、
気を使わないことで得られるのは赤の「楽しい」、
両者を統合するとオレンジの「ピンクちゃん」になりました。

ピンクちゃんがやってきたらどうなれるか、楽しくなりたい、自分がやりたいことをやりたい。物作りをしたい、そしてそれをより多くの人の手元に届けたい、という目標をお持ちでした。理想の人物像として大切なお友達をあげられましたが、その方のどこを素晴らしいと思うかというと、身を粉にして他者のために動いていらっしゃるところでした。

やっぱり犠牲なんですよね、この方にある美意識は。

では自分が人を助けるのではなくて、自分が助けられるほうになったらどうなるか、申し訳ない、人の手を借りることを厭ってすべてを1人でやるのはしんどい、とおっしゃいました。しんどくても助けて、と言えない。助けて、と現時点で言いたいのに言えないのはご主人さまでした。

この「しんどい」をターゲットにしてトランスに入っていただきました。

出てきたのは8歳ちゃん、おばあさまと一緒に居ます。そこから一応未来に進んでいただいたのですが、どうにもはっきりしたものが出てきません。

おばあさまからインプットされたものとして、人に迷惑をかけない、貰ったものは返す、変わっていると言われないようにする、逸脱しない、というものでした。これはキツいですよねー。もちろんこれをやっていることで後ろ指さされることはないですけど、自分の抑えっぷりが半端ではありません。そこにまったくご自覚がないのです。自分を抑えることは美徳なのです。

自分を抑えなくてはいけない、出してはいけない、というビリーフがあるならば、当然出そうとすると押さえつけられます。それを役割として一生懸命になさっているのがご主人さまでした。ご主人さまに、こうして欲しい、という要望を出すと「黙れ!」と言われてしまうそうです。そして、どうせ言っても無駄だわ、とあきらめることをなさっていらっしゃいました。

ご主人さまに「黙れ!」と言われたらどうなるか、イヤな気分になる。今度はこの「イヤ」をターゲットにして再度トランスへ。

出てきたのは保育園の頃、おかあさんに連れられておかあさんの実家に行かされています。おばあちゃんの元に帰りたくて仕方ありません。おかあさんは自分1人で実家に帰るのはイヤなので、娘を伴うのです。

ここでですね、私は勘違いしてしまいました。おかあさんは実家に帰りたくないのだ、帰るのがイヤなのだ。おかあさまとご実家のおばあさまとの間に何か確執があるのではないか、と。

今回も一応未来にたどりつきましたが、未来の幸せのイメージがもうひとつしっかりしません。ご主人さまが家族に目を向けてくれないことへの不満もなくなりません。

おかあさまに訴えたかったこととして、「どうして私のこと手放したの?」というものが出てきました。その気持ちをおかあさまが受けとめれくれたならおかあさまに優しくなれる。すると気が楽になる。病気療養中のおとうさまの世話もすることができる。

現時点でおとうさまの世話が出来ていないのは、おあかさまとの接触を避けるためでした。おとうさまの世話をすることが出来たなら、おとうさまに寄り添って甘えることが出来る。

おとうさまに甘えたかった

おとうさまに、「一緒におって」と言うことが出来たなら、嬉しくなれる、ご主人さまも受け入れることが出来るようになる、やりたいことが出来る。ようやく幸せのイメージがはっきりとしたものになってきました。

さ、ここでようやく明らかになってきた犠牲の正体です。この方は人身御供だったのです、おばあさまの攻撃からおかあさまを守るための。おばあさまに世話を委ねられて、おばあさまと過ごす時間が圧倒的に増えました。そこでおばあさまはご本人様にひたすらご両親の悪口を言い続けていたそうです。

よぅ子どもの前で親の悪口そんなに言えるな、言わんとってよ、聞きたくないわ、というお気持ちでいっぱいだったことでしょう。

おかあさまが1人で実家に行けなかったのは、行くのがイヤなのではなくて、実家に帰ることをおばあさまから批難されることだったのです。自分に矛先が向かないように、娘さんを伴っていったのです。

さ、ちょっとまとめてみましょうか。

年子の妹が生まれる

育児がたいへんになる

夫の母に長女を委ねる

長女は祖母のもとで育てられる

母から手放されてしまった、という痛みを隠すために母を厭い祖母の価値観を受け入れる

祖母の価値観とは自分を抑えつけるものであった

自分を出すと母に迷惑が及ぶし自分の居場所がなくなる

ひたすら自分を押し殺す

ではご主人さまが家族に向き合ってくれないという問題は何由縁のものなのか。

ご主人さまということは、原因はおとうさま由縁のもののはずです。おとうさまに甘えたいのに甘えられなかった、という穴ぼこが出てきました。だからご主人さまにも甘えることが出来ないのです。「黙れ!」と言われるのは、自分を出してはいけないというビリーフがあるからです。

おとうさまからおかあさまへの抑圧もあったはずです。おとうさまはおかあさまにとって厳しい存在でした。そしておとうさまから受けた抑圧のストレスを、おかあさまはおとうさまの不在時にご本人さまにぶつけていたのです。おとうさまがおかあさまを抑圧する光景は目にされていました。それは「怖い」ものでした。男性から受ける「怖さ」がまたご本人さまを萎縮させることになっていたのですね。怖い、と思いながら発する言葉は相手には伝わりません。怖さをさらに助長する言動を相手から引き出すだけです。

現状で最もご不満に思っていらっしゃるのが、仕事が休みの日は終日寝てばかり、ということでした。直近のエピソードとして、娘さんを学校に送っていくといことがあったのですが。

えー、ここちょっとややこしかったんですけどね。

娘さんを学校に車で送っていってもらう

帰宅後、寝てしまう

だったら送ってくれないほうがいい

何かをしてもらって疲れてその後寝てしまうのなら、何もしてもらわなくていい、何かしてもらうより起きてて家族と一緒に過ごしてくれるほうがいい

何かして、と頼むのではなくて自分で全部やってしまうほうがマシ

疲れる、しんどい

これを無限ループされてました。

ご主人さまが寝てしまうというのは、家族に向き合わないことの象徴。そしてその引き換えに自分さえ我慢すれば、というのがご本人さまの犠牲だったわけです。わかる?わかるかな?わかりにくいよね?

なぜ犠牲になってしまうのか、自分に犠牲の役割を引き受けさせざるを得ないことをご主人さまはしてしまうのか。

それは、この方が人身御供としておばあさまの手に委ねられていた、というものがあったからです。ご本人さまにもその自覚がありました。私さえ我慢すればうまくいく。

おとうさまとおかあさまを祖父母の攻撃から守るため、親元から引き離されていました。おとうさまとおかあさまに甘えることが出来ませんでした、厳しいおばあさまにも心を許すことは出来ませんでした。だっておばあさまは「ねばならない」の塊だったから。

ご自身が「ねばならない」でがんじがらめになっている自覚を全くといっていいほどお持ちではありませんで、「ねばならない」から外れているものは「普通」ではない、と厳しく裁かれるのです。「普通ではない」と裁いてしまっている最たるものがご主人さまが休みの日に終日「自堕落」に寝てしまっていることでした。「普通」の父親は、休みの日には家族と一緒に過ごす「べき」ものなのです、自分だけ好き勝手をしてはいけないのです。

おばあさまがご自分に課してしまったものが負担になっていたというご自覚もまったくなくて、おばあさまに文句を言っていただくことがなかなか出来ませんでした。不満はひたすらおかあさまにぶつけられるのです。そして、ご主人さま。

さらに言うならば、自分の妻を姑から守ることが出来なかったおとうさまも文句を言うべき対象です。

おばあさまが口にするご両親の悪口、それが苦痛だったということは当然ご両親への思慕の念があるからです。でも引き離された痛みと人身御供としての役割がそれを感じることにフタをしてしまった。おとうさま、おかあさまに本来あったはずの思いを素直に寄せれるようになることが大切ですね。それが見失っていた宝物です。

すると、ご主人さまは「普通でない」と裁かれる役割を手放されることでしょう。

「ねばならない」からご自身を解放していただけたなら、食べること、物を作ること、様々な楽しみ・喜びを取り戻していただけることでしょう。身体に悲鳴をあげさせないと休息を取れないということもなくなることでしょう。

持って生まれた潤沢な財星がこれから手がけられる物作りにおいて多いに威力を発揮されるであろうことに、微塵の疑いもありませんよ!!

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