ビリーフは呪いの言葉

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連載決定会議において、担当新人作家の作品を編集長にプッシュする場面です。

「ビーヴ遷移」の世界観ってのを黒沢！わっかりやすく一言で説明してみろ！！

ひっひとことでですかっ、、、
えっとえっと、、、、、、

あ！
「呪いの言葉からの脱出」です！

呪い？

はい！
人は人の言葉に左右されます。
「お前はダメだ」と言われたら自信をなくすし、「お前は大丈夫」と言われたら、少し気持ちが楽になります。
信頼している相手から言われればすぐにそう信じてしまい、「でもそれは”真実”ではないかもしれない」とは考えません。

はい、みなさんおわかりですよねー、これがビリーフです。自分を左右する他者の呪いの言葉がビリーフです。

ほんの些細な一言だったりもします。そのほうが見つけにくいんですけどね。親戚の人からの「なんでも欲しがって」という一言で、欲しいものを欲しいと言えなくなった方もいらっしゃいました。恐るべし、呪いの言葉！！

呪いを解くのは王子様のキスですよね。しかしあなたがディズニーのヒロインでないのであれば王子様のキスのかわりに必要な作業があります。

１：どんな呪いをかけられているのかを明確にする（解決すべき問題を定める）
２：誰にかけられた呪いなのかをさぐる（誰の「せい」なのか）
３：その呪いから解放されたならどうなれるか、理想の姿を具体化させる（目標設定）
４：呪いから解放された姿で過去を書き直し、未来に進む（タイムライン）

しかし困ったことに、ビリーフに囚われている人は王子様のキスを受け取ることも拒みがちという事実。王子様のキスを受けいれるためにも、いらんビリーフからご自身を解放なさってくださいね。お手伝いいたします。