終)おじいちゃんに言って欲しかったこと

忘れていません、忘れてなどいませんよ!

04)おじいちゃんに言って欲しかったこと の続きです。

常々、問題にそうバリエーションはない、と申しておりますが、昨日の「終)有名になりたかったのはなぜ?」も、海さんのケースも同じです。

持っている本来の力が、それを発揮できない現状に対して声をあげるのです。

さて、ほんとは10の力があるのに5しか発揮できない海さんにはどんな問題が起きてしまっていたか。

自信とは、10の力を費やしたら10の結果が得られる、という単なる因果です。10の力があるとわかっていたら、10の成果がやってくるのは必然なのです。

海さんの潜在意識は自分に10の力があるとわかっています。なので10のものが処理できると思っています。

10の仕事がやってきました。はい、はい、私それできるよ、と引き受けます。

が。

引き受けてスタートさせた後に「10の力を発揮してはいけない」の呪いが発動するのです。あ、私ってほんとは5しかないんだったわ。10の仕事なんて出来ないわ、となります。

となると、どうなるか。

頓挫します。力つきます。

10なんて出来ない、無理、と。

そう、海さんは、物事を継続できない、という悪しきパターンに嵌り込んでいらっしゃいました。それは当然、何をやっても続かないダメな私、という刷り込みになっていたのです。

いえ、継続できないのではありません(どっちやねん。

本来は安々と処理できるものですから気軽に引き受けてしまいます。そう、安請け合い感が発生してしまったのです。自分で、続かないわ、とダメポになるだけではなく、周囲からも、どうせあかんやろ、という評価をひっぱりだすものとなってしまいました。

物事が続かない、というお悩みも多いです。それは続かせることによって得られる成果を自分に許さない、という自分への罰のようなものですね。手を伸ばせばケーキが手に入るのに、あえて手を伸ばさない。手を伸ばさないための正当な理由作りにいろんなことをやらかすのですよ。

この「いろんなこと」がバリエーション豊富でして、その現象だけ見ていたら成果を掴めないことが自分への罰だということがなかなか見えてきません。

海さんがやりたいことに向かって爆進することを妨げていたのは、力を発揮できないことともいっこ。人との距離を測りすぎてしまう、ということでしたが、その原因を作っていたのはおじいちゃんでした。

さー、頑張って重松清をするかね。

おかあさん、忙しかったからな

全然かまってもらわれへんかってん

だからいつもおじいちゃんと一緒やった

おじいちゃん、優しかった

大好きやった

怒ってばっかりのおかあさん、嫌やった

おじいちゃんと遊んどったらな

おかあさんが怖い顔して来るねんよ

海ちゃん、
そんなにおじいちゃんのとこばっかり行ってたら
おじいちゃん迷惑よ
やめなさい

そないに言われたら

おじいちゃんから離れなしゃーないやんか

なんでやろ

おじいちゃんはおかあさんに頭があがらん感じやった

自分の娘やのにな

おばちゃんらと比べて

おかあさんの物言いがきつかったからやろか

おかあさんにケンケン言われたら

おじいちゃん、シオシオになってまうねん

おじいちゃんがシオシオになるん見るの嫌やから

おじいちゃんのとこには行けへんようになった

おじいちゃん好きやったけど

おじいちゃん、私と遊ぶん迷惑やったんやろか

私はおじいちゃんのこと大好きやったけど

おかあさんが言うように

私はおじいちゃんにとって迷惑やったんやろか

海さんが人と距離を作るようになってしまったのは、相手の本音がわからないからでした。好かれてるのか嫌われてるのか、自分の提案が歓迎されているのかどうか。

相手がほんとはどう思っているかわからない、というのはおじいさまとの出来事に端を発していました。

海さん、おじいさまからほんとは何て言って欲しかったのか。

わしは海と遊びたいんや
迷惑なんかじゃないんや
海がかわいいんや
海が好きやから一緒におるんや

おかあさまは自分が構ってやれないのに、娘が自分の父親にべったりになっているのを見るのは心地よくなかったのでしょう。父と娘の間にはデリケートなものがあったのかもしれません。本来なら自分の父親にぶつけるべきものを、遠回しに娘に言うのです、おじいちゃんは迷惑よ、と。

海さんからしたら、一緒にいるときのおじいちゃんは楽しそうです。自分のことを嫌っているようには思えません。おじいちゃんも自分の意思で一緒にいてくれている、と安心することが出来ていたのですが、おかあさんの言葉におじいさまから何の反論もないことに対し不安になってしまうのです。

おじいちゃん、実はイヤイヤだったの?
私のこと、好きじゃなかったの?

自分に向けられる嬉しい評価とか愛情表現を信じられなくなってしまっていました。

それ、ほんと?
嘘ちゃうの?

いったん発生した疑惑は、自分が傷つく前にそれを遠ざけることを習慣化させました。

やっぱり私のこと嫌いだったんだ、と結果が出る前に。

おじいちゃんからはっきり言って欲しかったね

おかあさんの前ではっきり言って欲しかったね

海はかわいいよ
じいちゃんは海が大好きだよ
だから一緒にいるんだよ
じいちゃんと一緒にいてくれてありがとう

丶(・ω・`) ヨシヨシ

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