悪口を言ってしまうのはなぜ?

悪口(わるぐち)ってなに?と改めてググってみてこれにたどり着いたんですが
日本語の罵り言葉について
「おまえの母ちゃんでーべーそ」の説明のとこで膝の皿を割りました。そっか、悪口には直接相手を罵るものと、間接的に貶めるものと二種類あるのだな、と遅まきながら気付かされました(遅すぎ)。

なんのために相手を貶めるのか。

では私もちょっと悪口を言ってみようと思います。

自分の嫌いなものに対して。

私の嫌いなものといえば、ネバネバです。山芋のすりおろしとか今世で克服できそうにありません。絶対無理。NEVER ネバネバ!!

きしょいんじゃ!

まとわりつく感じが嫌なんじゃ!

白い痰かと思うわ!

んー、ボキャ貧のほどが露呈されただけのようです。そして私が罵倒したことに対して、とろろさんはダメージを受けたでしょうか。嫌われちゃった、って凹んでいるでしょうか。

凹んでませんよね。

それではせっかく悪口を言った甲斐がありません。どうせなら相手にダメージを与えなくては。ダメージをダメージと認識してくれるほうが悪口の対象として適切ですよね。

よし、では私の目の前で山かけ蕎麦を食べている人をdisるとしましょう。

ちょっとー、糸ひかせながら食べるのやめて

ズルズルさせられたら、ネバネバの感触がよみがえるわ

んー、イマイチフルイチです。

実はこれ、実際にあったことなんですが、一緒にお蕎麦屋さんに入った人が山かけ蕎麦を頼んで、目の前でとろろが啜られる光景に私ほんとに鳥肌たったんです。もちろんその時は何も言わなかったですけど、目の前でとろろ食べられるのも嫌だ、と言いましたらほぼ100%の確率で「なんで?おいしいやん、とろろ」と返されるのです。

disった甲斐が微塵もありませんね!!

disった相手に対して、どうしてもらえたら納得できるのか。

芸能人とかなんかやらかしたら、すぐに謝罪会見やらされますやん。芸能人じゃなくても、被害者なのに謝らさせられるって風潮ありますやん。なぜこうも謝罪を要求するのか。

それも、自分自身が被害にあったわけでもないのに。

相手が「悪うございました」と自らを落としたことで、自分があがった感があるのかもしれませんね。

実際に被害を被った被害者であるなら、加害者からの謝罪の言葉はなんらかの満足をもたらすのかもしれません。

いえ、もたらしません(どっちやねん。

謝って済むなら警察いらんやんね!

でも、謝って欲しいのはなぜか。

傷ついているから。痛みがあるから。

本日の参考テキストです。

人の悪口を言いたくなる人っているもので、の下りで、あいたたた、と耳から吐血しました。つい人をdisっちゃう自分ってダメよねー、と思うだけで読み過ごしそうになった私を引き止めたのは

けど、それははけ口を無くすことにもなるし

そっか、はけ口だってわかってるんだ。じゃあはけ口があったら悪口言わなくていいんだ。

はけ口に出してしまいたいものってなに?

自分の心の痛みです。

悪口を言いたい相手との間に何があったかは置いといて、とにかく悪口を言いたい自分は傷ついているのです。あんたのせいで!と言いたくなることかもしれません。相手のせいかどうかも置いといて、なんせ自分は傷ついているのです。

言いたいことはただひとつ

私は傷ついている

です。

私は辛い、とか、私は悲しい、とか

I’m sad

これだけなのです。

これは「自分が悲しい状況にある」という単なる事実です。

その原因を作った人があきらかであるなら、「あなたのせいで私は悲しい」、これも単なる事実です。

事実だけを述べればいいのにそこに「私を悲しい状態に追いやったあなたはひどい人だ」と相手へのジャッジを乗っけてしまうから悪口になるのです。

悪口を言いだすと、肝心の「私は悲しい」が置いてけぼりになります。表面上の怒りだけが残されてしまいます。

あなたをわざわざ転ばせた相手のことを咎めたいのはもっともなこと、でも、痛かった、という気持ちがあったこと忘れないでください。

痛かったよね

痛かったよ

ほんとはこれだけでいいのです。

悪口を言いたくなるくらい嫌だったよね

悪口を言ってしまう自分を責めちゃうよね

丶(・ω・`) ヨシヨシ

まぐろの山かけは、水洗いして食べたい派です。

ポチっといただけると励みになります!
ブログランキング・にほんブログ村へ

☆無料占いや↓☆
20140522213653
☆クリックする前にお題を考えるんやで〜☆

占いはするけど占い師じゃない、
カウンセリングはするけどカウンセラーじゃない、
問題の根本解決を目指す「悩みの探偵」です♪

20171116211411
神戸元町コネクトロン https://www.connectronkobe.com/

PVアクセスランキング にほんブログ村

この記事をシェアする
関連記事はこちら
アーカイブ