だらしなくなってしまったのはなぜ?(過去記事再掲)

初出:2016/10/29
「だらしない」の「だらし」って一体なんですかね?知らなかったのでググりました。
うわー、びっくり!こんな由来だったとは。
だらしないって真っ先に頭に浮かぶ光景は、服が脱ぎ捨てられているとこですかね。台所に洗い物がたまってるとかね。ま、「片付いてない」は「だらしない」に含まれてはいますけど、イコールではないですよね。

命式の説明をさせていただきながら、自分の性格で気になるとこありますか?とお尋ねしたら、「だらしない」と即答されました。
どんなとこがだらしないのですか?
やろうと決めたことができない、と。
勉強しよう、貯金しよう、そう決めたのにできない。
勉強と貯金は、夢をかなえるために必要なものでした。かなりハードルの高いものだったし、目指す根拠となるものがいまひとつはっきりしなかったのですが、サイコロさんがその目標に進むことを絶賛大ゴーサインだったのです。
サイコロさんには逆らえませんからね!
目的地にたどりつくための進捗が遅れていることに対して、「だらしない」と自分を責めていらっしゃるのです。
その夢、ずっとお小さいころから目的とされていました。では、そのために勉強したのか、というとしていないそうなのです。それをまた自責されるのです。
不思議ですよねー、そうも強い思いを抱いていらっしゃるのに、そのためのアクションが起こせていない。
呪いの言葉がありましたよ。
あんたは「だらしない」から、と呪いをかけたのはおかあさま。

おかあさまは、部屋を片付けないとか勉強しないとかについて「だらしない」と娘を責めたのではありません。自分が娘に望むことを娘が思ったように遂行しなかった時に「だらしない」と責めたのです。
さあ、どんな呪いをかけられてしまったかわかりますか?
自分がやりたいことをやるのは「だらしない」のです。母から強いられた、やりたくないことをやることが「だらしなくない」ことなのです。
やりたいことをやることは、だらしなくてダメ、とインプットされてしまっていました。
母の望む「だらしなくない子」をするためには、自分のやりたいことをやってはいけないのです。やりたいことをやったら「だらしない」のです。
この「だらしない」だけが残ってしまいました。私ってだらしなくていいもーん、と開き直れたら、やりたいことがやれたのです。
でも。
だらしない、とおかあさまからジャッジされた痛みが、「やりたいことをやる」ことから引き離してしまったのです。
恐るべし、母の呪い!!
今回は「だらしない」という言葉が決め手になりました。勉強できない、貯金できない、という現象を「やる気がおきない」と表現される方も多いことでしょう。
やる気がおきない、とは、やる気を起こして得られるはずの成果を自分に許さない、というものです。
私はそれを掴んではいけない、成功してはいけない。そのためにありとあらゆる手段を講じて、自らを成功から遠ざけるのですよ。
私にはそんな資格はない、私なんか価値がない、ダメ人間です、との更なる上書きのために「やる気がおきない」とか「だらしない」といういわば着ぐるみ、本来の力を発揮しない偽りの自分をやってしまうのです。
呪いのために。
本来のリソースを100%発揮していないあなたは、いわば眠れる獅子です。おっと、眠っているのは獅子ではなくて美女だ。あなたの目を覚まさせてくれる王子さまのキス、早く受け取ってくださいね。
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