偏頭痛が治らないのはなぜ?

こんにちは!頭痛しらずの私です。バカは風邪をひかないと言いますが、ひょっとしてバカは頭痛とも無縁なのかもしれません。
先だって開催いたしました「ゼロから始める経絡治療」

自分で治せるってよくないですか?


経絡治療というか、正確にはやっていただくことは子午鍼法(しごしんぽう)というものなのですが、頭痛は得意中の得意です。
もともと昔の中国で鍼灸はペインクリニックとして発達したもので、痛みの解消は朝飯前なのです。
さて、みなさんご存知のように(知らんか)身体と心はセットです、ニコイチです。身体が治れば心が治る、心を治せば身体も治る、ってどっかのサイトのキャッチコピーですね!

https://flyingkasasagi.com/
※いったいいつから放ったらかしやねん!
コネクトロンとしては、せっかく進むべき選択肢が見つかったのに、身体のことが支障となって一歩を踏み出せない、というのは最も歯噛みするものなのです。これは、身体を治せば心が治る、のケースですね。
また。
これは病院で栄養士をされてる方から伺ったのですが、糖尿病などで食事の管理がどうにもできない方ってメンタルのトラブルを抱えていらっしゃることが多いそうです。NLPの講座には栄養士さんが少なからずいらっしゃいました。
こちらは前者とは逆で、心を治さないと身体が治らない、というケースです。
かようにも、身体と心はセットなのですよ。
40代女性さま、仮にアルテミジアさんとしましょう。長いからアルさんね(略しすぎ!。

※画像はWikipediaより
アルさん、身体の不調をたびたび訴えていらっしゃいました。そんな人を(どんな?)この私が(どの?)放っておくわけないジャマイカ!!
漢医堂に引きずっていきましたよっ。
記入していただいた問診票をみてびっくり、満身創痍です。私などにいちいち体調や過去の病歴を報告されることもありませんが、ここまで体調悪いのに気づけなかった自分の観察力のなさに凹みます。
治療後は「視界がクリアになった!頭がすっきりした!」と喜んでいただけました。
しかし幼少時からの不調が1回の治療で完治するわけもありません、その後も不調を訴えていらっしゃいます。
これだけの不調を抱えての生活、そりゃー日常に支障をきたしますよね。
いえ、きたしません(どっちやねん。
頭いたいわ、身体しんどいわ、とボヤける人はいいのですよ。体調の”せい”で日常に支障をきたしている、と胸をはって言えます。
が。
体調の”せい”に出来ない人はどうなるか。さ、ベテラン読者さまならおわかりですよね。え?わからない?試験に出ますよ、試験に!!

頑張れないダメな自分、と自分を責めるのですよ。ダメポ沼に沈み込むきっかけなんてどこに転がってるかわかりませんね、くわばらくわばら。
アルさんも物の見事にこのパターンに嵌っていらっしゃいました。
いえ、嵌っていません(どっちやねん。
アルさんの病歴の一部というか、どんな仕打ちを受けてきたか、アルさんとご縁が繋がって何年にもなりますが、初めて聞きました。
まだ少女の頃、婦人科を患い手術が必要となったけど、おかあさんが「婦人科に通わせるのは恥ずかしいから」と総合病院の外科で手術

再発

最初の手術の不手際が発覚

婦人科を受診

自分が婦人科を受診させなかった”せい”なのに、「なんで子供つくらないの?」とおかあさんは言い続ける
これはほんの一部ですが、おあかさんの言動の”せい”でアルさんはどうなってしまったか。
・自分=恥ずかしい存在、と思ってしまった
・身体の不調を訴えてはいけないと思ってしまった
・子供を持とうと思わなくなった
・母性=真綿の暴力としかイメージできなくなった
・レールを引かれ続けたために、主体的に生きれなくなった
・自分がわからなくなった
真綿の暴力ちゃうやんね、ただの暴力やんね。
鶏が先か卵が先か、それがビリーフの特徴です。
たとえば
「子供を持とうと思わなくなった」とするなら、「持たなくていい」ように、もしくは「持てなく」なるのです。持てないから、持とうと思わない。持とうと思わないから、持てなくなった。
スパイラルが続きます。
子供を持とうと思わなくなったのはなぜか
子供を持てなくなったのは何の”せい”なのか
おかあさん

congerdesignによるPixabayからの画像
体調が悪くてもそれを訴えることができなくなったのはなぜか
具合が悪くて休むことに罪悪感を抱くようになったのは何の”せい”なのか
おかあさん

TheOtherKevによるPixabayからの画像
おかあさんとの日々は、恥ずかしいと思われないように、しんどくても我慢する、という緊張に満ちたものだったことでしょう。
しかし、子は親を慕うのです。親と繋がる何かが欲しいのです。アルさんのしんどさを理解してくれないおかあさんが、唯一わかってくれたこと。
偏頭痛。

photosforyouによるPixabayからの画像
おかあさんは重度の偏頭痛持ちだったそうです。アルさんが偏頭痛の痛みを訴えると、それだけは理解してくださったそうです。
偏頭痛はアルさんとおあかさんを繋げる手段なのです。
手放せませんやんね。
いえ、手放せます(どっちやねん。
身体しんどかったよね
しんどいって言えなくて辛かったよね
頭が痛いって言った時だけ、おかあさん分かってくれたよね
おかあさんもしんどかったね
おかあさんに今以上に心配かけちゃいけないって思っちゃったよね
自分のしんどさより、おかあさんのこと気遣ってたよね
丶(・ω・`) ヨシヨシ
あえての言い方をするならば、アルさんは偏頭痛を”引き寄せて”いるのです。それにメリットがあるから。
おかあさんと繋がれる、というメリットが。
頭痛のメリットを頭痛がないことのメリットが上回ったなら、いつまでも痛い頭を抱えて床に伏せっている必要はありません。
さ、アルさんが頭痛のメリットを手放すためにはどうすればいいか。
痛いときには痛い、しんどい時にはしんどい、起きれないときには起きない、決してそのことに罪悪感を持たないこと。休みたくても休めなかったちっちゃいちゃんの分も、心置きなく休んでください。痛いよー、しんどいよー、と言ってください。
そして。
しんどかったよね、と労ってもらってください。大切な人に。

心を治せば身体が治る、身体が治れば心も治る。
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