外弁慶

過去記事再掲 初出:20170410

ゴキブリは1匹みかけたら100匹いると思え、と言われますね。それと同じように(同じなのか?)コネクトロンで同じようなケースが続けば、同じ問題を抱えた方が少なくとも100倍は潜在しているということです。

最近、ちょっと続きました事例が「外弁慶」さん。内弁慶が家では元気だけと外では借りてきた猫になる、というのであるなら、外弁慶は外では元気で家ではおとなしい、ということです。
学童、学生であれば外は学校、社会人なら外は職場です。
学校や職場では元気なのです。
では、なぜ家では元気になれないのか、元気を出せないのか。
そらーわかりきったこと、抑圧するものがあるからですよね。のびのびできないからですよね。自分を出せないからですよね。
求められる役割を演じるしかないとか(おにいちゃんだから、とか)、親の求めるいい子ちゃんでいるしかないとか。
家は居心地のいい場所ではないのです。

それに引き換え、外というのはなんと居心地がいいのでしょう!
仕事で力を発揮すれば成果がえられます。評価がえられます。それに伴って自己評価も高まります。いいことばっかじゃん!!
が。
みなさんご存知のように(知らんか)得ることの充足感では得られていない欠落感を埋めることはできないのです。相殺はできないのです。
仕事で得られる成果が大きければ大きいほど、欲しいのに貰えていない家での欠落感が際立ちます。
その欠落感を埋めるために、さらに仕事で頑張ります。

頑張ったって穴ぼこは埋まらないのに。
お仕事での頑張り、有能さがそれに見合った成果を伴っていないという方、外で弁慶はできてるけど家では弁慶できない、という方、あなたが家で与えられていないものはなんでしょうか。
欲しいものはなんでしょうか。
欲しかったものはなんでしょうか。
頑張ったね
えらい、えらい
痛かったね
ヨシヨシ
これらの代わりにあなたが与えられていたものは
もっと頑張りなさい
よその子はもっと出来るのに
いちいち泣くんじゃない
等々。
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