2020年03月度の読書メーター

3月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:3663
ナイス数:329
自殺会議自殺会議感想
みなさんご存知のように(知らんか)私はスエーの著作をすべて初版本で持っているという大ファンでありましたが、なぜかこの本は手に取らずにいました。コロナ騒ぎのためオンライン予約した本がなかなか届かず、珍しく開架書庫を眺めていてこれを見つけました。自殺した人の意見は当然聞くことはできず、周囲で自殺があった、もしくはサバイバーの言葉にしか触れることはできません。自殺に関しては当事者の真の思いに触れることは不可能で、やはり逝かれてしまった人の悲しみや罪悪感にだけ触れることになるのでしょう。→
読了日:03月31日 著者:末井昭

2なぜ原爆は投下されたのか? (語られなかったアメリカ史)2なぜ原爆は投下されたのか? (語られなかったアメリカ史)感想
オバマも原爆投下のシーンをみて拍手をしていたという。日本の降伏はソ連の参戦によるものなのに、原爆の”おかげ”であると捏造されてしまった。その神話に酔えるのがアメリカ人なのだろう。
読了日:03月31日 著者:オリバー・ストーン&ピーター・カズニック

1世界の武器商人アメリカ誕生 (語られなかったアメリカ史)1世界の武器商人アメリカ誕生 (語られなかったアメリカ史)感想
あすなろ書房の書籍を探していてこれにたどりついた。副題に「世界の武器商人アメリカ誕生」とあるように、現在の他国のいざこざに首つっこんでわざと炎上させ自分とこは儲ける、というやり方のベースがよくわかる。
読了日:03月31日 著者:オリバー・ストーン&ピーター・カズニック

なぜ、この人と話をすると楽になるのかなぜ、この人と話をすると楽になるのか
読了日:03月31日 著者:吉田尚記
 

とりぱん(26) (ワイドKC)とりぱん(26) (ワイドKC)感想
線が太くなった?
読了日:03月26日 著者:とりの なん子

サカナとヤクザ: 暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追うサカナとヤクザ: 暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う感想
漁業とは原始的略奪産業。自然の恵をいただいているのではなく強奪している。アニマルライツさん、ごめんなさい!菊地成孔の名が出てきて目が覚めた(眠かったんかい)。そうか、彼を育んだのは漁業の町の荒くれだったのかと超納得。レポ船という単語を目にしてまたまた目が覚めた(眠かっry)。もともとが略奪産業だから、同じ1次産業の育む農業とは根本的にメンタリティが異なるのか。ゆえに893につけこませることにもなるのか。経済水域や政治の思惑に左右されたり、甘い儲け話に動かされるのも自分たちではコントロールできない自然を相→
読了日:03月22日 著者:鈴木 智彦

教誨師 (講談社文庫)教誨師 (講談社文庫)感想
再読。死刑になりたいといって犯罪を起こす事例が少なからずだけど、絞首刑に即死はありえないと知ったら犯罪の抑止力になるのでは、と思った私を許してください。ノンフィクションライターというのは素材となる人に寄り添う人なのであるな。素材が背負った重い荷物を解きほぐす人なのであるな。素材となった渡邊僧侶がこれを読んだら、さぞかし救われることであろう。
読了日:03月19日 著者:堀川 惠子

易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)感想
文化大革命がなければ、節度を保つこと、倫理が亨るままであったのだろうなあ。
読了日:03月14日 著者:本田 済

さよなら、レバ刺し~禁止までの438日間 (バンブーエッセイセレクション)さよなら、レバ刺し~禁止までの438日間 (バンブーエッセイセレクション)感想
絵が惜しい。レバ愛の描写は素晴らしい。愛するものについて語るときはこれだけの熱量が必要なのだ。私自身はレバ刺しノーサンキューです。サブタイトルが秀逸と感じる。
読了日:03月10日 著者:谷口 菜津子

ことりのおそうしきことりのおそうしき感想
読友さんのレビューから。お葬式とは逝くもののためではなく残されたもののため、というけどほんとですね。体温が失われていく過程の描写をリアルに感じたのは私がそれを体験しているから。体験の有無でこの本の感想は変わるだろうなあ。子供にとってはもちろんのこと。
読了日:03月10日 著者:マーガレット・ワイズ・ブラウン

動物に「心」は必要か: 擬人主義に立ち向かう動物に「心」は必要か: 擬人主義に立ち向かう感想
キリスト教の創造論とダーウィンの進化論はぶつかりあってきたけれど、進化論を科学とするならば、人間に至る進化の過程を何がなんでも一本の連綿としたものにしようとしたダーウィン先生の考え方も十二分に突っ込みどころ満載のオカルトだったのだな。動物に心が必要なのかどうかの結論はわかりにくかったけど、動物に心があったほうが人間にとって都合がいいかどうかなんだろう。そのへんの使い分けというか割り切りが西洋の方はすごい。フォアグラのためにガチョウの喉に管つっこんで餌たべさせる、みたいな。で、クジラ食うな、と。
読了日:03月10日 著者:渡辺 茂

茶席の会話集―亭主の言葉・客の言葉茶席の会話集―亭主の言葉・客の言葉感想
大いにインスパイアされてブログに書きますた  https://www.connectronkobe.com/archives/1957
読了日:03月08日 著者:三田 富子

医道の日本 2020年3月号(災害に備える)医道の日本 2020年3月号(災害に備える)感想
定期購読したら告知を無料で載せてくれるというので申し込んだのに、7月で休刊ってどういうこと。
読了日:03月03日 著者:

角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 マリ・アントワネット 革命に散った悲劇の王妃角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 マリ・アントワネット 革命に散った悲劇の王妃感想
これまで読んだ何よりも、マリー・アントワネットのことがよくわかった。
読了日:03月03日 著者:

続 茶席の会話集―言葉えらびと心くばり続 茶席の会話集―言葉えらびと心くばり
読了日:03月03日 著者:三田 富子
 

茶席の会話集―亭主の言葉・客の言葉茶席の会話集―亭主の言葉・客の言葉感想
お茶の世界に縁がなければ必要ない箇所が多いのか、と読み始めに感じたのは危惧でした。思いのやりとりが正鵠を得るための亭主と客の丁々発止のやりとり。
読了日:03月01日 著者:三田 富子


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