子のトラブル 人ごとの夫[読売新聞人生案内/20230503分]

40代の主婦。同じ年の夫について相談です。中学生の息子は気が優しく、人から強く言われると、くよくよ悩みます。ただ、夫に相談しても、「やられたらやり返せ」の一点張りです。

・息子が部活を辞めたがっていると顧問の先生から連絡
・本人に問うたところ、足を痛めて見学していた際に仮病だろうと嘘つき呼ばわりされたとのこと
・夫に相談しても、親の出る幕ではないと終わる
・あまりに人ごとで、最近は夫の顔を見るのも嫌で仕方ない

息子がトラブルに遭う度に自分が出ていくことに疲れてしまいます。夫はいちいち子ども同士のことに首を突っ込むなと言いますが、ささいな時には夫に話していません。下の息子もおりますが、夫は今後も息子たちに何かあっても話すら聞いてくれないと思うと絶望的な気持ちになります。子育てや、家族といることがつらいです。(東京・S子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

やり返せ的な考えが通用したのは昭和の土管がある空き地が存在したドラえもん的情緒の時代か。

しかし。

ひょっとして、ひょっとして、息子さんもお母さんの介入を望んでいらっしゃらないかもしれませんよ。

やり返せ派の夫さんと、首を突っ込むことが必要と思っていらっしゃる相談者さん、そしてその間に息子さんたち。

まるで一方通行のトライアングルのようです。

今日はカードに尋ねてみますね。

・ブロックしているもの「犠牲」
・では、どうするか「手放す」
・得られるもの「ビジョン」
・現状「愚者の逆位置」

カードを参考にいまぷならこう答える

相談者さんの考えの中に「ねばならない」はありませんか?

「ねばならない」を基準に行動していると、それが必要ない時にもやってしまいかねません。

まずは必要かどうかの確認をしてみませんか?

「ねばならない」から解放されたら、誰より相談者さん自身が楽になれますよ。

自分も他者も責めることが不要になります。

回答は藤原智美(作家)さんです。

わが子の心配ではなく、自分が抱える不安の中身を、きちんと見つめてください。それを夫に、 真摯に伝えることです。彼が、今までとは違った受けとめ方をしてくれるように願っています。

不安の正体が分かってないと、手当たり次第に不安になっちゃうんですよね。

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