なぜ占いだけではダメなのか

占いだけではダメだ、と一番最初に思わされた出来事があります。

占いを初めたごく初期に来られたお客さま、よくある恋愛相談だったのですが、
とてもいい結果が出たんですよねー、明るい未來を提示することが出来てよかった、よかった、と
(ない)胸をなで下ろしたものの、その方は「私に彼氏など出来るはずがない」と仰るのです。
出来るはずない、って言うんなら、出来ますか?って聞いてくんな、と腹の中で思ってしまった私を許してください。

この出来事、私にとっては大変大きなものでした。
骨の髄までしみ込んだネガティブは、占いだけではどうにもならないよ、と。

ま、この頃の私にはまだ占いのスキルもありませんし、ラポール築くとか全然できてなかっただろうし、
説得力のある言葉ではなかったと思いますがね。

私に占い師になることを勧めたNさんが言ってました、占いは天気予報だと。
明日は雨が降るよー、傘もってったほうがいいよー、と伝えることが占いだ、と。
そ、人は雨に濡れることがイヤだから、傘を持っていくべきかどうか、の判断のために天気予報(占い)に頼るわけですよね。

なのに。

雨が降るとわかっていながら傘を持っていかない人がいる。傘を持っていない人がいる。
傘を買おうとしない人がいる。傘がなくて雨に降られて熱を出す。

ちょっとぐらいなら大丈夫だろうと思った、ってんならいいですけどね。

熱を出すだろうな、とわかっていながら濡れてしまう人。熱だしたっていいや、と思う人。
熱だして寝込んでしまいたいや、と思う人。熱だして心配させてやれ、と思う人。

ほんとは傘もってけばいいとわかっているのに、持っていけない人。
傘をもっていけない人に傘をもっていっていただけるようにするのは占いだけでは難しいかな、と。

あ、あくまで私の占いのスキルでは、という意味です、もちろん。
それが出来る占い師の方もいらっしゃることでしょう(会ったことないけどな。

こちらのリーディング例をご覧ください。

http://connectron.love/%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%82%92%e6%8c%af%e3%82%8b%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%ae%e6%98%af%e5%90%a6/

結論は「選択を自分以外のものに委ねることはもうやめよう」というものです。この結果、たいへん納得していただけました。

この段階では、ただ結果を提示しただけです。ここまでが占いの作業領域です。

では、もしもこのお題をくださった方が、今後も自分の責任で選択をすることが出来なかったとしたら?
自分の選択で人生を進めていく、ということに一歩をなかなか踏み出せないとしたら?

ここから先はNLPの領域です。少なくとも私には、占いだけで先に進めていくことはできません。
ブロックをはずして、進めないというビリーフチェンジをしなければなりません。

NLPを始めた当初、あまりに効果絶大だったので占いからすっかり気持ちが離れた時期もありました。
しかし、天気予報という作業は占いが圧倒的に得意とするものです。

だから。

占いだけじゃダメなんです。
もちろんNLPだけでもダメです。
占いとNLPの両方が問題解決には必要なのです。

占いとNLP、この2つを柱として問題解決に臨ませていただいています。

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