上から目線でテヘを語る

おはこんばんちわわ!
神戸元町コネクトロンのいまぷです。

チビがまた寝込んでますねん。
献血ルームいかなあかんから、留守中の彼の食べ物、
用意しとかなあきませんねん。
こんなもん書いてる時間ほんまはないんやけど、
思いついた時に書いておかないと、アンモナイト。

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ぼのぼのに出て来るシマリス君がいつも言いますよね、「いじめる?」って。

ぼのぼの (2) (竹書房文庫)

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それを言われたら、ぼのぼのは困ったように「いじめないよぅ」って答えます。

アライグマ君はどうでしょう。

いじめてやろうか、と返すこともありますが、オレがいつお前を苛めると言ったか?と
いら立つことも多いように感じます。

そ、イラっとくるんですよね。

なんや、あんたは私があんたを苛めるようにでも思うてるんかい!
言いがかりもええとこやな!!

犬が自分より強そうな相手に遭遇したら、ひっくり返ってお腹を見せますよね。
自分は攻撃するつもりはない、というよりも、降参、降参、攻撃しないでね、って言ってるんですよね。

相手が攻撃するものだ、ってのが前提なんですよね、シマリスくんも腹を出してる犬も。

攻撃するつもりなんて微塵もないのに、攻撃の可能性を指摘されたらイヤじゃないですか?
えー、私ってそんなことするように思われてるんだ、と。

鎧はもちろん邪魔なものですが、自分を出せなくなるという効果(効果なのか?)のほかに
他者にも鎧を着込ませてしまう、というものがあります。

怖いから鎧着るんですよね、怖くなかったら鎧着ませんよね。
ということは、鎧を着込んで対面してる相手は、あなたは怖い、って言われてるのと同じなんですよ。
あなた、攻撃するかもしれないから、私は自分をガードするね、と。
相手が鎧きてるのに、こっちだけ生身って不公平じゃないですか。
もしもぶつかった場合、鎧きてるほうが有利になりますからね。
だから、相手も鎧を着込むこととなります。
鎧スパイラル。

みなさんご存知のように(知らんか)、テヘというのは自分の感情を塞き止めている状態です。
参考拙記事:笑顔にだまされないよ
もいっこ、テヘの重要な作用があります。
それは、自分を落として相手からの攻撃を避ける、というものです。
腹を見せてる犬なわけです。
私って別に強くないから、力ないから、だからあなたのことを間違っても攻撃なんてしたりしないから。

攻撃すんじゃないの?と用心されてもムカっときますが、
持ってる力以上に自分を落とされてもムカっときませんか?
参考拙記事:ずるい過小評価

ビジョン心理学の師匠であるヒューマンポテンシャル郷先生が仰ってたんですけど、
いじめらる人ってどんな人ですか?と。それは力の強い人なんですよ、と。
弱い人を叩きにいくことは少ないです、まさに出る杭は打たれる、強い人がいじめられるのです、と。

集団でどんぐりの背比べから頭ひとつ抜きでた人がいるとするじゃないですか。
その人が周囲に合わせて、私なんてー、とかって謙遜してたら周囲のその他大勢はムカつくんですよ。
なんやの、あんた、力もってるくせにそんな持ってないフリして、嫌みやわ!と。
さっさと私らの手の届かん高いとこに行ったらええやないの!と。

人にはふさわしい居場所、ステージがあります。
人間関係でトラブルが起きる時って、たいてい現状が自分の力にそぐわなくなったとき。
そう、上にあげるべき時なんです。
そこで自分より下に合わせてはいけません、合わせるために自分を下げてはいけません。
そんなことしたら、苛められることになるんですよ。
で、苛められないように、とテヘに走ってしまうんですよね。

あーあ、もったいない、せっかくいいもの持ってるのにテヘの鎧で隠しちゃって。
宝の持ち腐れ検定1級合格楽勝ですよ!!

自分が傷つかないようにテヘの鎧を使ってるつもりなら、
それは鎧を目にしている目の前の人こそを傷つけている怖れがありますよ。

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