美人は友だちが少ない

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神戸元町コネクトロンのいまぷです。
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過去記事を漁っていたら、大切な記事を削除してしまったことに気づきました！
慌てて再掲です（初出時は３本でしたが、１本にまとめました）。

＊

８０年代、懐かしいですね。
ＭTＶだとかバンドブームとかいろいろありました。

当時、私が疑問だったこと。
プリンセス・プリンセスだとかですね

ゼルダとかですね

SHOW-YAとかですね

ギャルバンドってどうしてみんな不細工なの？

不細工でしたよね。
ルックスが不自由でしたよね。
なんか私、ひどいこと言ってますか？
酔ってるから許してくださいよ。

私の元配偶者はずっとバンドマンでして、ま、そういう業界にずっと身を置いていたのですが、
堅気な仕事をしたことがないゴクツブシ（私の友人は彼のことを”ごくちゃん”と呼んでいた）。
はい、極道の「ごく」ではなく、穀潰しの「ごく」です）でして、会話も音楽に関わることが多かったのですが、
私は素朴な疑問を彼にぶつけたのです。

どうしてバンドやってる女の子ってみんな不細工なの？と。

キレイな子はバンドなんかせんかって、他に楽しいことなんぼでもあんねん。

え、そうなん？
納得したような、できないような。
つまりキレイな子は、不細工な子には得られない何かを得ることが出来ているから、バンドしなくてもいいってことなんですね。
バンドをするってことは、何かを得るためなんですね。

よほど説得力のあるテクニックを持たないギャルバンドには、「痛い感」が払拭できませんでしたね。
痛い。
この「痛い感」、いまだに苦手です。

数年後ですね、とある演劇界の演出家の方と知合うことになりました。
新たな作品のために、オーディションで女優を募った、という話を聞かされました。
そういうのに応募してくる人って、キレイな人ばっかりなんでしょうね、と言いましたところ

キレイな人はそんなもん応募してきません、と。

え、女優さんってキレイな人が多いじゃないですか。

キレイな人は自分から応募してきません、と。
キレイな人は役者なんかしようと思わないんですよ、と。

えー、えー。
じゃあ、どんな人が役者のオーディションに応募してくるんですか？

醜女です、と。

ええええええええええ。

自分のルックスに自信がない人ばっかです、応募してくるのって、って。

ええええええええええ。

で、この２件とは別としてですね、その後私はとある法則に気づきました。

美人って友達少ないんです。
いや、実際に少ないかどうかは別として、「私、友達すくないの」っていう人が多かったです、美人には。

逆もまた真なり。

友達の多さ自慢をする人って、非・美人が多かったです、少なくとも私が出会った限りでは。

私ですか？
もちろん友達少ないですよ（爆。

この項、続く。
おやすみなさーい。

＊

たいへんですっ、この記事にトラックバックがついてしまいました！
さっさと続きを書け、といわれているようでプレッシャーです。
いかんせん酔っている時に書いたことなので（こらーっ）、
続きに何を書くつもりだったのかまったく思い出せませんが、頑張って続きをひねり出したいと思います。

その１：
武田鉄矢の酒宴、いや、主演ドラマにおけるキャラクターに象徴されるように、
日本にはルックスが不自由な人は「いい人」とする悪しき伝統がある。と、誰かが書いてました。

その２：
ビートたけし（北野武ではない）が、ブスが性格悪いのは当たり前だ、と発言し、
これまで誰もが思っていながら口に出来なかったことだよね、とこれまた誰かが書いてました。
私なんてどうせブスだから、と思ってる人の心は雲ってオリますよ。
ブスだからではありません、どうせブスだから、と思うことが問題なのです。

その３：

その４：
美人教師、美人医師、美人弁護士、となぜわざわざ頭に「美人」をつけるのか。
それまで教師、医師、弁護士など専門職に美人が居なかったからだ。
なぜいなかったのか。なる必要がなかったから。美人はそんなものにならなくても喰っていけたから。
なぜ喰っていけるのか。嫁の貰い手があったから。これは私の見解です。

その５：
私の知人友人で「自分大好き」と公言してはばからない人が数名います。彼ら、群れることがキライです。

その６：
セミナーや異業種交流会など、人脈構築に熱心な人たちへの違和感。
手帳を見返してみたらちょうど１年前のこと、消してしまいたい恥ずかしい過去、
ビジネスセミナーにちょこちょこ顔出しをしていました。
そこで必ずいわれたこと、ひとりでやっていて心が折れた時のために励まし合う仲間が必要です、
みなさん仲良くしてmixiやブログで積極的に交流してください、と。
そしてその場で、みなが１０年前からの知り合いのように和気あいあいとする、
もう、これがイヤでイヤで仕方なかった。
だって私、誰とでも仲良くなんて出来ないもん。そんな社交スキルないもん。

そう、人は群れることがスキな人とキライな人、この２種類に分けることが出来るのでは。

あ、もちろん私は後者であります。

自分で「オレは群れることが大好きだ！」なんて言う人はいないかと思いますが、
人脈とか親友という言葉をふりかざす人こそが群れることがスキな人だよな、と理解してオリます。

えー、タイムアウトです。まとめきれません。続きます（スイマセン、スイマセン。

＊

このネタもさっさと終わらせてしまいたいのに、続きが思い浮かばず途方にくれています。

かつての会社の同僚が自分の友人に私を「この人、私の友達のいまぷさん」と紹介した時、
私あんたの友達ちゃうし、とその場で言い放った私です。ま、「友達」の定義って人それぞれですしね。
あなたとは一生親友よ、死ぬまで君を離さないぞ（ほんとにこんなことを言うバカがいる）と言った人とは早々に絶縁する、
というジンクスが私にはあります。
そういう言葉をぬけぬけと使える神経がわかりません。言葉を共有できない時点で終わってますよね。

余談でした。

なぜ美人はバンドをしないのか、なぜ美人は女優オーディションに応募しないのか、
なぜ美人は手に職を目指さないのか、なぜ美人は群れないのか、それは、美人は自己完結しているからです。
他者からの評価に依存していないからです。

もちろん、美人ですねー、という評価が他者からあるわけですが、評価を受けてから自分を美人と認めるわけではないのです。
美人は実は自分のこと自分で美人と認めているのです。

自称「友達が少ない」美人さんにこれまで少なからず遭遇してまいりましたが、
みんなねー、自分が美人なの当たり前なんですよ、日常なんですよ。
赤い花に対して、赤いね、と言われるのと同じで、美人であることにそれ以上の意味もそれ以下の意味もないんですよ。
超客観的な事実です。

容姿こそ、生まれ持ったリソースです。

標準以上の美人さんなのに、私なんて不細工だから、と言ってしまう人は
客観的に自分を見ることが出来てないのです、主観で鏡が曇っているのです。

セミナーの群れ合いなんて、互いが他者の評価で支え合ってるようなもんじゃないですか。
〜さん、頑張ってますね、いえ、〜さんだって、私なんてダメだから、そんなことないですよ、この応酬の無限ループでは。

自分で自分をきちんと評価できてれば他者からの評価に依存しなくて済みます。

さ、賢明な読者のみなさまは、今日のネタがどこに着地するのかもう予測ができましたよねっ。

自分のリソースを客観的に認めることができていれば、うかつに他者からの評価に依存することはなくなります。
友達が少なくたって別にいいのです。
友達多さ自慢ってのは「だって私には友達がいっぱいいるから大丈夫」というニュアンスが込められていることが多いように感じます。
友達がいなければダメなんです。

ツレ自慢で会話が進む人って居るじゃないですかー、ツレがな、ツレがな、って
ツレはどうでもええねん、で、あんたはどないやの、とイライラします。

これまた自己啓発セミナー系でよく指導されること、引用多用。
自分の言葉で話すな、〜さんがこう言ってた、こう書いてた、って書くほうが説得力信憑性が増す、っての、これ象徴的ですよねー。
自己啓発系の人のブログって、神田昌典と本田健とカーネギーとナポレオンヒルとジェームス・スキナーの引用だらけじゃないですか。
自分の言葉で書かれへんのかいっ。

ああ、やばい、脱線ついでに書いてしまおう、癒し系ブログがつまんないのは、自分の言葉で書いてないからですよ、
天使やハイヤーセルフの言葉をひっぱってきて書いてるだけだからですよ。
テキストに書かれたカードやオイルの意味をそのまんま書いてるだけだからですよ。

もう無理矢理まとめちゃいますね。
美人が友達が少ないのではなくて、友達が少なくても平気でいられるのが美人です。
私なんてどうせ（「どうせ」がポイント）友達少ないし、と言わなくて済むのが美人です。
と、美人の定義を改めましょう。

私ですか？
もちろん美人ですとも（爆。
あなたも、美人以外の何物でもありません。

超蛇足。
林真理子がルンルンを買っておうちに帰ろう、でブレイクした時、GOROで篠山紀信撮影によるヌード写真を公開していましたが、
それのコメントが「私は美しい」だったのは客観性の欠片もなかったと思っています。

最後まで読んでくださってありがとうございました。
またのお越しを心よりお待ち申し上げております <(_ _)>

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