脳内着せ替えごっこのすすめ

こんにちは (*ﾟ▽ﾟ)ﾉ
神戸元町コネクトロンのいまぷです。
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※アメブロ既出分再掲（初出：２０１２／０１／０４）

文鳥営業部長はオスである可能性が強くなってきました。ウズラ営業部長にアタックを仕掛けているのですが、その時の言動（「言」があることに注目）にオス特有のものがあるのです。いや、もう、やんちゃ盛りの子どもと一緒。これをやったら叱られる、と空気を読むこともまだ出来ないで、傍若無人という言葉がぴったり。

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帰省の車内暇つぶし用にこれを買ったのですが

骸骨ビルの庭(上) (講談社文庫)

• 作者: 宮本輝
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目をひく記述がありました。サクラちゃんが７歳の時に、サクラちゃんの目の前でおかあさんが猫イラズを飲んで自殺しました。

いまでも、何かのひょうしに、酒を水代わりにして灰色の薬を胃に流し込んでた母の姿が甦ります。スカートの裾から、びしょびしょに濡れてるシュミーズがはみ出てました。

中略

それで、ぼくは心の中で、猫いらずを飲んでる母に着物を着せたんです。濡れたシュミーズをぼくのなかから消すためです。品のええ淡い朱色の江戸小紋の着物をです。

中略

ぼくが、殺鼠剤を飲みつづける母の濡れたシュミーズを、心の中で江戸小紋の着物に着換えさせたとき、それまで人には言えん自分の風変わりな嗜好にすぎなかったものが正体をちらっとのぞかせたんやと思います。

中略

もしその瞬間に、自殺せずにあの哀しみを乗り越えて生き続けた母が濡れたシュミーズ姿であらわれたら、ぼくはどんな着物に着換えさせてやろうか。

サクラちゃんがおかあさんのシュミーズを小紋に着替えさせてるの、これってＮＬＰでいうところの「サブモダリティ・チェンジ」です。

サクラちゃんの頭の中には、おかあさんが自殺を図った時のイメージが濡れたシュミーズとして登録されています。もちろん禍々しいものです。思い出す度、気持ちを暗くさせるものであったでしょう。

そこで、頭の中のおかあさんにお着替えをしてもらいます、シュミーズから粋な江戸小紋へと。これで、おかあさんが猫イラズを飲んでしまった時のイメージが変わります。江戸小紋姿のおかあさんをイメージすることによって、猫いらずを飲んだおかあさんのイメージ、それに伴う禍々しいものが軽減されます。思い浮べるおかあさんの姿はシュミーズ姿ではなくて、江戸小紋姿となるのです。

サブモダリティ＝従属要素

思い浮べていただいたイメージにどんな色、形、重さ、質感、音、温度があったかをお尋ねします。視覚・聴覚・体感覚で感じたものの構成要素、それがサブモダリティです。

たとえば仕事に失敗して叱られていることをイメージしてみましょう。そのイメージにどんな色、音、温度、質感があるかをお尋ねします。叱られていることは当然好ましくないイメージです。しかしそのイメージのサブモダリティを変化させることによって、出来事そのものへの感覚が変わります。叱られて凹んでいた気持ちを、次は頑張るぞ、と前向きなものに変えることが出来るのです。

ダメな自分を思い浮べたなら、その脳内自分がどんな服装をしてるのか、ってことイメージしてみてください。多分、それは好ましくない服装でしょう。それを自分が好きなファッションに脳内で着替えさせるのです、脳内お着替えです。これだけで自分へのイメージがずいぶんと変わるはずですよ。お試しあれ！

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