先日のバラ・イベント、当初は参加するつもりなかったんですよねー。参加者の中でおひとり、とんでもないめざましい勢いで作品が素晴らしくなっていっていらっしゃる方があって、その方の作品をみてイヤんなっちゃったんですよ。
無理、私には無理、もうイヤだ、と。それでなくてももともと思ったように上手にたしなむことが出来なくてしょっちゅう死にたくなってたのに、もうトドメを差されたようなカンジでした。鬼コーチにも言いました、絶対に、ぜーったいに参加しません!!!!と。
しゃーないな、と言われてたのですが、結果的にはうまいこと丸め込まれてしまってですね!!!!
自分の作品がダメにしか思えないのは、到達したいという目標があるからだ、これがいい作品だ、これが美しいものだ、ということがわかっているからこそダメなポイントもわかるのだ。それがわかっていない人と比べたら、よほどこれから上達していけるのだ。以前に比べたらずっとよくなったよ。なにより見る目があるから大丈夫だよ、と。
こんちくしょー!!!!言いくるめられちまったじゃないか!!!!
まあね、たしなみを始めた頃からしたらマシになったかもしれませんが、ほかのたしなみ部員さんの作品をうっかり見てしまったら、またぞろ死にたくなるんですよね。どうして私にはこうもスタイリッシュでエレガントな作品が作れないのだろう、と。
鬼、もとい、鬼コーチは言うのです、あんたの作品は「かわいい」「おいしそう」だから、それをやったらええやん、と。楽しんで作ったらええやん、と。
楽しめません、とても楽しません。それを言うと今度は、精神修養と思ってやれ、と言われるのです。どっちにしてもやらされるのです、逃れられないのですwww
自分をダメだと思ってしまうこと、人と比べて死にたくなる気持ち、それと闘う修行だと思ってやらせていただきます。
で、なぜ人は自分を嫌いだ、と思ってしまうのか(なに、このいきなりな転換。
自分が大事だからです、自分が好きだからです、自分が大事な自分を自分が大事にしてるように、して欲しいように大事に扱ってもらえないから、大事に扱ってもらえない自分ってダメなんだ、そんな自分なんか嫌いだ、ってなっちゃうのです。
大事じゃなかったら嫌いにもならないのです。どーでもいいんです。
うまくなりたいと思ってなかったらうまくなれないことで死にたくもならないしwww
あなたが自分を嫌いって思っちゃうのは、不本意な状態のとき。ほんとはこうありたい、って目指すものと現実のギャップが激しくなってしまったから。
それはなんらあなた自身の価値を損ねるものではありません。
目指すものが必要ないものかもしれないし、到達するまで時間がかかるかもしれないし、欲しいものをくれない人がいるかもしれないし。行き先の軌道修正はなんぼでもできます。
でも、その前に。
思い通りにならなくて悔しかったね、辛かったね、ヨシヨシ。