40代女性さま、ご相談内容の記事化をご快諾いただきました、ありがとうございます!
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現在、派遣でお仕事をされています。派遣先から、直接雇用のパートにならないか、という打診があったそう。できれば扶養控除内でおさめておきたいが、家計を考えてもっと稼ぎたいという気持ちもある。どっちにしたらいいかわからない、ということでした。
お題としては派遣か直接雇用か、です。これで結果が出なかったら、扶養内でおさめるか否か、で見ることになるかなと思いました。
サイコロ振ったんですが、何をどう見ても風火家人と天火同人しか出ないんですよ。仕事のことなんかどうでもいいから、なんせ家庭のテコ入れを、というのが強くでたんですね。つまりはご主人さまとのことが問題です。
ご家庭内で何か問題はないですか?とお尋ねしました。
帰宅されない日もあり、会話が殆どない状態だそうです。家計の相談もできないので、なんとか稼がなきゃ、と思われたようです。
過去に他の女性に気持ちを向けられたこともあったそうで、そのことに対し『浮気のことはすっかりどうでもよくなりました』とおっしゃいましたが、これってただフタをしてるだけですよね。浮気について未完了の感情があるのです。
どうでもいい、と思うようにしているのです。
参考拙記事:あなたにフタをしてしまう最強NGワード
相談ができないのは『お金の話をすると怒るので』と。怖くて言えないのですね。夫婦は経済の最小単位と言われています。お金の話ができないってことは、夫婦がちゃんと成立してないってことですよ。家計のこと、ご主人さまとちゃんと話せてない方いらっしゃいませんかー?たとえご自身の経済力でどうにか出来ていたとしても、ほったらかしにしてるってのはとっても大きな問題なんですよ。
なので。
お金の問題をひとりで解決させないためにも、この方には常にお仕事の問題がつきまとっているのです。これまでにも何度も控除を抜けるかどうかの選択を迫られるようなことがあったそうです。
ちゃんとダンナと相談しろよ!って言われてるんです。
ご主人さまとの関係性は父親との関係を再現しているというケースが非常に多いです。つまり、おとうさんとおかあさんの関係を、自分とご主人さまがやってしまっている、というものですね。
これね、気づいていらっしゃらない方が多いんですよ。とかく矛先はおかあさんに向けられてしまうので、おとうさんがやらかしてしまっていることにまで目が向いてないんですね。もしくは見て見ぬフリをしている。
もっと遡って、おじいさまとおばあさまの再現ってケースも少なからずです。
問題というのは気づく為の機会です。ほったらかしにしていたものを、さっさとどないかしろ、と言われているのです。
浮気のことはどうでもよくなった、と諦めてしまうのではなく、その時の痛みに向きあって、感じ切って、出し切っていただきたいです。
話をすると怒るから怖い、というのなら、その怖さは何に由縁するものなのか、原因をみつけて穴ぼこを埋めていただきたいです。
そうすればご主人さまと共に家庭を支え合える関係となれることでしょう。
家庭から目をそむけて外にばかり目を向けていらっしゃる方、お気持ちを家庭に向けることによって外での問題が解消されますよ。
大切なのはオウチです、あなたのオウチを大切に。
後日談はこちら:気づくってこういうこと