血の滲む練習

2014-07-12

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すかんちのROLLYといえば皆さんご存知のように（知らんか）槇原敬之の従兄弟なわけですが、コレクターズの加藤ひさしともこんなことやったりしてるんですよ。

えー、あえてイロモノという表現をさせていただくならば、ルックスでイロモノテイストを出してらっしゃるミュージシャンて、実は有無を言わせぬバカテクの持ち主であることが多いんですね。そんだけ腕があったらどんなバカやったって許せるわ、みたいな。ヘビメタバンドなんて超絶技巧ってテクの持ち主が多いですよねー。

ヘタウマ、というものが登場してから、ヘタでもいいんだ、と誤解なさる方が大量生産されてしまって、まー、ピカソに対してすら、こんな絵私でも描ける、という人がいますからね。テクニックがあって崩すのと、なんのテクニックもなしで崩れたものしか描けないのってまったく違いますよね。ピカソのすごさは自分で「ちゃんと」絵を描かないとわからないわけです。同じ道を歩んでみないと、先人の凄さってわからないのですよ。

自分には先人と比較にならない足らずの部分があるのだ、とわかることが的確な現状認識。それでも同じ道を進んで行きたい、と思うなら先人がしたのと同じ努力をすればいいんですよねー。もちろん生まれ持ったリソースが先人より少ないのであれば、先人以上の努力が必要です。

さ、ここで努力を厭う人が頻発するフレーズがあるんですけどおわかりでしょうか？はい、ちょっと考えてみてくださいね。
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努力を厭う人が頻発するフレーズ、それはですね
「テクニックじゃない」です。
テクニックじゃなきゃなんなんだよ？というと
ハートだ、と答えられることが多いです。

テクニックない人ほど言うんですよ、まあこれは、テクニックはあってもおもしろくないとか、テクニックしかない、ってものへの揶揄なのはわかりますが、だからといってテクニックが必要ないわけじゃないし、ましてや自分にテクニックがないこと、テクニックを身につけようとしてないことへの言い訳には微塵もなってないですよね。

テクニックを身につけるには、１に練習、２に練習、３、４がなくて５に練習です。練習しなくてもテクニックがあるのは天才です。天才でない人は練習するしかないのです。

天才といって真っ先に頭に浮かぶのはジョン・マッケンローですね。

若い人は知らんだろうなー。
この人のテニスは有り得ないことの連続なんですよ。
なんでそんなボール打てるの？なんでそのボール取れるの？
天才ですから練習しません、食べ物だってジャンクフードばっかりです。
それでも結果を出せるのが天才なんですよ、凡人が同じことしちゃいけません。