永田萌さん〜絵で寄り添う信念持てた

みなさんご存知のように(知らんか)ウチは朝日新聞を購読してます。学生の頃、自分で新聞をとりだした頃からだから、もう30年以上になります!慣れてしまったから他の新聞に替える気にならない、ってのもありますが、朝日でいいなと思うのは求人広告と読書欄なんですよねー。で、音楽もんにおおっ!という記事を書く方がいらっしゃいます。まー、某読売は某巨人軍をプッシュするのが鬱陶しいからイヤなんですが。そういう朝日も夏の高校野球はちょっと、ですけど。ごめんね、野球に興味ないもので。最近の不祥事続きのお詫びか、こんなものが購読料の領収書とともに放り込まれていました。

みなさんご存知のように(知らんか)私を性的対象とした伯父にですね(いちいち言わなくてもいいこと)、そういうこと(どういう?)をされるまではですね、全面的に尊敬していた人なのですよ。伯父の元に預けられていた時は教育テレビしか見ることが出来ず、しかし名曲喫茶を家業としていたがゆえに山のようなレコードに囲まれ、優秀なオーディオ機器によって私の耳が鍛えられたことはありがたいと思ってオリます(これは私が自慢できる数少ないこと)。

その伯父がですね、新聞は3紙とれ、と口を酸っぱくして言っていたのです、3紙とは全国紙、地方紙、そして日経新聞です。学生の時にまず朝日新聞を購読し、働くようになってからは神戸新聞と念願の日経新聞を一緒に購読し始めました。

私の母方の祖母(明治うまれ。洋装をしたこと人生で一回もなし)が新聞のスクラップをずっとしていて、それこそ明治時代のとんでもない記事とかあるわけですよ。それが私にはたいへんおもしろくて、私自身もずっと新聞のスクラップをしていました。捨てなきゃよかったなー。残してたら貴重なものだったのではないか、と思います。

新聞の宅配システムってすごいと思いますよ。阪神大震災の時、震災の次の日に新聞が届けられたことには感動しましたよ。

新聞に対して全面的に肯定するわけではなく、もちろん今回の朝日のゴタゴタのようにそれってどうよ、ということは一杯ありますけどね。

こんなやり取りもありました。

よく言われるのが、ネットの情報ってピンポイントでしか見ないけど、プリンテッドメディアってのは全体を眺めることが出来る、ってことなんですよね。見るつもりのなかったものも取り込むことができる。選んで見に行くだけでは、取り込む物はたいへん偏ったものとなってしまいます。

はい、本日のテキストです。

この記事を読んでまっさきに頭に思い浮かんだのはお絵描き職人のるりさんです。この記事、るりさんに読んで欲しいな、と思いました。この記事に出会わせてくれたのが新聞であるなら、私は新聞に感謝します。ヤフーのトップページに永田萌って見出しがあってもわざわざ開かなかったと思います。

ブログがなんでわざわざ書籍化されるか、ケータイ小説がなぜ出版されるか、人はディスプレイで見るより印刷物として見る方が理解度が3倍多いそうですよ。iPadやキンドルがどれだけ普及しても、プリンテッドメディアは不滅だと思います。紙を手にとる、という体感は目から入る情報とともに与えてくれるものが大きいことでしょう。

※もちろん、朝日礼賛などではありませんよ、念のため。

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