(最終回)ギターを持った少年

(1)ギターを持った少年
(2)ギターを持った少年
(3)ギターを持った少年

ここで似非占い師はサイカードを開きました。

出たのは「mother」
おかあさんに文句ないですか?

少年の頭にすぐに思い浮かんだ光景、母と祖母と3人で買い物、2人は知り合いと立ち話を始める、ぼくは放ったらかしにされている。

その時、どんな気持ちでしたか?

バカタレ!!と思った。

それまで淡々としていた少年の口からうって変わって激しいものが出て来たのに似非占い師は驚きました。この「バカタレ!」をターゲットにすることにしました。
参考エントリー:ターゲットとする感情の見極め
出て来たのは8歳ちゃん、◯◯屋の前で母と祖母が立ち話、またほったらかしだ、居場所がない、誰も自分の気持ちなんてわかってくれない。

その時、どうできたらよかったですか?

つまんないから先に帰るよ、と言えたらよかった。

自分で決めて自分で行動できることの喜びは白い光となって少年を包みました。

光に包まれた自分はやりたいことが出来ている、表現すること、音楽活動、一緒に音楽をやりたい人の顔が次々に浮かびます。そうだ、本当は出来たはずなんだよ、やりたかったんだよ。

白い光に包まれたまま80歳まで時間が進みました。80歳の自分は本来の居場所で活躍することが出来ています。

80歳から現在の自分には「人に左右されずに思ったように行動しろ」と。

現在の自分から8歳ちゃんには「思っていること、やりたいことをやれ」と。

よし、やりたいことをやっていくぞ!となるはずですが、ではその為に現実とどう折り合いをつけていくか、です。絵に描いた餅では生きていくことは出来ませんからね。

似非占い師にはひっかかるとこがありました、お父さんのことが全然出て来ないこと。おかあさんと一緒に立ち話してたのってどっち方のおばあさんですか?

母方です。

ひょっとしておとうさんて婿養子ですか?

そうです。

女の子ばかりの家で、おかあさんは家を継ぐことを求められていました。婿をとって男の子が生まれて、ひと安心というところでした。少年は幼い頃から、自分はこの家を継がなくてはいけないのだろうな、と自然に思っていました。

が。

少年が15歳の時におとうさんは病気で亡くなってしまいました。

つまり少年は、おとうさんの具合が悪くなり始めた頃から、いよいよ自分がこの家を背負わなくてはいけない、と思ってしまったのです。そして勉強を頑張りだしたものの、背負っているものの重さにいつでもどこでも寝てしまう、という逃避をしてしまうようになったのです。

いえ、それは逃避ではありません(どっちやねん)。役割で成果をあげるのではなく、自分が本来進むべき道に進むために、そっちじゃないよ、と言われていたのです。

少年が進むべき道、それは音楽でした、ギターでした。絵に描いた餅ではありません、チャンスもあったし道も開けていたのです、でも家を継ぐために少年はそれをあきらめたのでした。

今も人と自分を繋いでくれているのはギターでした。ギターによって繋がれた縁によって少年は生まれ育った故郷を離れて来たのです。

オウチはどうなってるんですか?

誰も住んでいません。

おかあさんは?

亡くなりました。

じゃあお墓を守らないといけないのですか?

そうです。

コロリン、似非占い師はサイコロを振りました、家を売ってください、家を売って、家を守るという役割から自分を解放してください、そして自分が本当にやりたいことをやってください。

家を継がなくてはいけなかったおあかさん、家を継ぐという役割を引き受けて婿入りしたおとうさん、そして早世してしまったおとうさんに変わって役割を引き継ごうとした少年、いまや住む人もいない家に縛られる必要はまったくありません。

ギターとともに生きていく少年にこちらを謹呈いたしましたよwww

両親を亡くした古市コータローをギターが支えたように、少年のこれからの人生もギターによって支えられていくことでしょう。ずっと待ってくれていたギターたちに活躍の場を!!

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