4)ハイヒールを履かない女は女じゃない

みなさんご存知のように(知らんか)ウチの前の坂は移民坂といいます。その坂、ウチからもっとあがったところに旧:移民センターなるものがあり、かつてブラジルに移民する方々が日本を出る前に数週間研修を受けた場所です。その移民センターから神戸港まで人の列が続いたということで移民坂という名前がついたのですね。で!この話が何に繋がるかといいますとね、4つ足のものは机や椅子以外はすべて食べると言われている彼の国の方々、自分とこの国を出る前には最低限のマナー講習はしときやがれ!!なんですよっ。研修うけて合格した人だけ海外に出ていいことにしましょうよっ。バイトホテルでも彼の国からの観光客団体が多いのですが、そらーすさまじい。瞬殺というのが大げさでない食べっぷりはまだよしとして、食事を終えて帰られた後の片付けが途方にくれる。どっから手をつけていいの、これ、みたいな。お皿もって歩きながら食べるな!飲み水のピッチャーで入れ歯洗うな!お味噌汁の鍋にセットしてあるレードルをスープの鍋に突っ込むな!ケチャップのボトルをスクランブルエッグの中に沈めるな!みんなフリーダムすぎるよっっ。ヨソのオウチに行ったらお行儀よくしなさい、っておかあさんに言われなかった????これが中華思想か、世界の真ん中が自分たちかっ、と洋ピンを見て国粋主義者になってしまったというサイバラと同じように(同じなのか?)極右に走ってしまいそうです。

1)ハイヒールを履かない女は女じゃない
2)ハイヒールを履かない女は女じゃない
3)ハイヒールを履かない女は女じゃない

くやしいという気持ちは背中にありました。白い煙のような、煮えたぎるハクちゃん。

さてMさん、かつては絵を勉強されていて、その後染色やテキスタイルのお仕事に関わっていらっしゃいました。十二分に食神な方ですよね。こんだけやっててどこが「何がやりたいかわからない病」なんだろ、って思っちゃいますが。

Mさん、VAKでいうなら圧倒的にKでした。出てくる言葉がK、触感なものばかりだったのですよ。視覚で絵を描くことより布に触れることのほうに能力を発揮できそうです。

ハクちゃんをターゲットに定めて出て来たのは6歳ちゃん。小学校の教室で授業が始まる前、クラスメイトに何かからかわれています。バカにされています。お、これが「くやしい」に繋がるのかな?

くやしい、という気持ちを誰にわかって欲しいですか?

おかあさん

はいはい、このまま進めていけるかな、と思っていたらですね!そこでパチっと目を開けられてですね(内心、うげげ、と滝汗になってオリました)、おかあさんじゃない、友だちに言いたかった、バカにすんな、何がおかしい!って怒りたかった、そして、そっかー、ごめんね、って言って欲しかった、と。

くやしい、という気持ちと、バカにすんな、という怒りは違います。怒りをターゲットにして再度トランスへ。

出て来たのはやはり6歳ちゃん、しかしさっきとは登場人物が異なります。お姉さんたちが出てきました。Mちゃんはひとりでお人形さんと遊んでいます、お人形さんに語りかけています、そのMちゃんにお姉さんたちが「ひとりで遊んでるなんてバカじゃないの?」とお得意(?)の揶揄テイストが全開です。

バカにすんな!ひとりで遊んで何が悪いの!お人形さんとお話して何がいけないの!とMちゃんの怒りも全開です。お姉さんたちから「ごめんね」って言ってもらえたら安心できる。

その安心を持って現在に時を進めたなら、お姉ちゃんたちのことが気にならなくなる、自分の好きなようにできる。私は好きなようにやるんだ、やりたいようにやるんだ!とお気持ちが強く出てきました。

通常はここから更に未来に時を進めるのですが、お姉様たちから解放されたというお気持ちが強すぎたのか、すっかり素面に戻られてしまったのですよ。これはこれでいいか。

では、これから好きなことをやりたいようにやっていくに当たり、何か邪魔なものはないか、とお尋ねしたら、人のこと気にせずに我が道を進んでいっていいのだろうか、という不安を訴えられました。その不安を引っ張り出していただいて燃やしていただきました。

ここまで、セッションの流れで説明させていただいている「15:ビリーフ焼却」の部分となります。

でね、未来に行けてないじゃないですか、できればこれだ!というものを提示させていただきたい。沖縄からわざわざお越しいただいて神戸に1泊されてます。宿題を出して、その続きを明日もさせていただくことにしました。

とてもグッドルッキンでいらっしゃるのに、自分のこと全然かまってなかった、とおっしゃるのでシトロンさんに一緒に行ってスタッフちゃんにいかしたお洋服を選んでもらいましたよ!画像がないのが残念っ。そしてそこにたまたま飲み屋を求めて彷徨していたのりPが合流して3人で飲みに行ったのがこの写真の時の話ですよー。

この流れも非常によかった。沖縄からのお客さま、どこにご案内しようかとずっと悩んでいたのですが、シトロンさんに行ったこと、そしてのりPと合流したことで「かぼちゃさん」が選択肢としてあがってきたのです。そしてかぼちゃの店主さまの言葉は、のりPの(ある)胸にも強く届いたのですねー。
神戸の販促企画事務所ブランシュ則枝美香さん:あなたにとって仕事とは?

続く

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