3)ハイヒールを履かない女は女じゃない

1)ハイヒールを履かない女は女じゃない
2)ハイヒールを履かない女は女じゃない

楽しめない、ということが解決すべき問題と特定できましたので、「楽しまないこと」と「楽しむこと」をセッションの流れで説明させていただいている「07:統合」します。

「楽しまないこと」で得られるのはこいブルーの充実、「楽しむこと」で得られるのは黄色っぽいオレンジの充実、両者を統合すると紫とグレーのものになりました。これが欲しい、というイメージのものではなかったので、サブモダリティをチェンジして黄色のフワフワちゃんに変えていただきました。

フワフワちゃんがやってきたらどうなれるか、仕事を一生懸命にして、イヤなことがあっても前向きに乗りこえていける、仕事以外でもいろんな人に会って世界を拡げていける。

誰に会いたいですか?とお尋ねしたら、高校の同級生と。意外なことに、人と話す時にものすごく気を使うとおっしゃるのですよ。何を話そうかすごく考える、おもしろいこと言わなきゃ、と。つまんないと思われたら嫌だ、と。男性と話すのも気を使うとのこと。

ここで異性に求める3つの要素をうかがったところ、
1:男くさくないこと
2:ユーモアがあること
3:しっかりしていること

「男くさくない」とは「自分の好みを押し付けないこと」、「しっかりしている」とは「自分の好みが確立されている」ことだそうで。自分の好み、ってのは服装で、つまり男性の服装にはっきりとした志向をお持ちでした。

長袖Tシャツと半袖の重ね着が好き

奥田民生が好み、って、なんか納得です。コギレイじゃないのがいいんですって。

奥田民生に似合う女性ってどんな女性でしょ。直近でお付き合いされていた男性のことをうかがったら、なんかお似合いっぽいキャラのたった方なんですよねー。別れちゃったというので、もったいなーい!と言いましたら、自分の好みを押し付けてくるのがイヤだった、と。前出の3つの要素の1番目に抵触したわけですね。

その元彼さんが押し付けた好みとは、
・女とはストレートのロングヘアーでないといけない
・細くなくてはいけない
・色白でなくてはいけない
・ハイヒールを履いていなくてはいけない
なんですが、Mさまって奥田民生がタイプというだけあって、元彼さんが提示した要素とはほぼ真逆な方なのですよ。っつか、元彼さんからMさんにアプローチがあったというのに、なんでMさんと真逆なこと言うの?ってすごい不思議でした。

そして、元彼さんが提示した要素をすべて満たしている存在がありました、Mさんのお姉様たちです。雑誌でいうならCanCamのモデルみたいなカンジですか?ってお尋ねしたら、そうです、と。

みなさんご存知のように(知らんか)コネクトロンにはグッドルッキンの女子が集うのですが、Mさんも例に違わずグッドルッキンでした。ただ、髪はストレートではありません。髪のことをものすごく気にしていらっしゃいます。くせ毛はお父様ゆずりのもの。

お姉様たちのようにならなくてはいけない、そうなれない自分はダメなんだ、という強い自己否定がありました。一足先に大人になって、さっさと家を出て行って好きなことをやっているお姉様たち、それだけではなく、Mさんの言動はことごとくお姉様たちから否定されるものでした、揶揄テイストを伴って。イヤですよねー。

お姉様たちからそのような対応をされたらどうなるか。

くやしい、という強い感情が出てきました。これをターゲットとしてトランスに入っていただくことにしました。

ここまで、セッションの流れで説明させていただいている「08:ターゲットとする感情の見極め」の部分となります。

続く

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