糟糠の妻はなぜ捨てられるのか

2016-04-23

糟糠の妻：「そうこう」の「つま」と読みます。

糟糠とは、米のカスと米のヌカのことです。転じて「糟糠の妻」とは、お米のカスやヌカしか食べれなかったような貧しい時代を共にした妻、という意味です。糟糠の妻という表現が出てくるということはつまり、現在は貧しくないのですよ。現在も貧しい人に、糟糠の妻って表現はまず使わないですね。

糟糠の妻とは捨てられることが多い。

捨てられた糟糠の妻というと真っ先に思い浮かぶのはこの方。

え？誰かわからんて？布袋寅泰の前の奥さんですよー。

ちょっと前のベッキーとゲス、そしてPUFFYの亜美ちゃんとGLAYのTERU、糟糠の妻を捨てて同じ業界の女性に走るというケースが音楽界には頻発です。なぜでしょうか。

あ、斉藤由貴と尾崎豊ってのもあったな。いみじくも斉藤由貴は尾崎豊のことを「同志」って言ってました。斉藤由貴にどんな「志（こころざし）」があったのかはわかりませんが。

みなさんご存知のように（知らんか）人は同じレベルの者同士が繋がりがちです。人間関係でトラブルが起きる時ってのは、そのレベルが合わないことが原因であることが多いです。
参考エントリー：ジャミロット「死神」

夫婦の間に亀裂が入るのって、互いの進み具合にギャップが著しくなった時なのですね。変化しないものなどありません、ジグソーパズルのピースの形にも変化はやってきます。相手の変化に対応できなくなった時、変化を受け入れない時、ベストであったと思われる状態に片方が居続けることに執着してしまった時に亀裂は発生するようです。

もちろん双方が同じスピードで邁進し続ける必要もなく、進めたくない人にはその進みたくないという気持ちを進んでいる方が慮ることが必要ですよね。互いの変化に対応し続けること。対応するための手間暇を惜しまないこと。寄り添い続けること。それがパートナーシップです。

そして、寄り添い続けた先には何があるか、ということ。

夫婦がうまくいってない時ってこの状態です。
参考エントリー：セラピーカード「主導権争い」

で。

みなさんご存知のように（知らんか）このカードで大事なのは、進んでいく先を双方が持つこと、なんです。そうすれば向き合うだけの膠着状態から脱却することができる。進む先は同じでなくてもいいんです。
参考エントリー：コーチングを受けるか否か

パートナーとの関係に望ましくない変化が訪れた時、それはぬるま湯に浸かってるんじゃないの？という囁きかもしれません。かつては体を温めるに十分な温度だったものが、今は冷めてしまって体を冷やすだけになってるのかもしれませんよ。もっかい燃料投下して温度をあげないとね。ぬるま湯に浸かっているという状態は、既得権にあぐらをかいている、と言い換えてもいいかもしれません。

離婚のご相談を持ってこられても別れることに滅多にゴーサインが出ないのは、燃料投下して温度をあげる、という作業が課題として潜んでいるからです。うっかりそこで別れてしまうと、温度あげることができない。

と、ここまでだけ読まれるとまるで捨てられた糟糠の妻だけを責めているように思われるかもしれませんが、関係修復のために糟糠の妻からできるアクションがある、ということです。必要であればね。ただの執着になっていなければね。心地よい居場所の違いが決定的になっている場合は、それは双方の幸せのためにも自分が本当に心地よい場所に居場所を変えることです。

いろんなケースを見ていて思うのは、破綻をきたすカップルってそもそも最初の選択自体がミスであった、ということですね。まー、それを世間では「若気の至り」というのかもしれませんが。自分が本当に望むもの、本当に必要なものって経験積まないとわかりませんわー（と、自分の犯した失敗を省みて思うなり）。

ほんとはリンゴが欲しかったのに間違えてミカン買っちゃった。でも今更返品できない。じゃあリンゴ使うはずの作業にどうやってミカンを活かすか、ですね。それがパートナーシップの継続です。リンゴ以外はいらんのじゃ！となるのも、それは致し方なし。ミカンさんには、お手間をとらせました、と礼を尽くさなくては。

はい、パートナーシップに問題がある方は（パートナーがいない、という状態も含め）もっかい復習しときましょうね。
参考エントリー：「彼女いない歴６年」のあなたに占いとNLPができること

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続）糟糠の妻はなぜ捨てられるのか

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みなさんご存知のように（知ってるよね！）私は先週のコレクターズ３０周年記念野音ライブ参戦を断腸の思いで断念したわけですが、参戦された方々から記念の品をいくつも頂戴しました。

画像もいっぱい送っていただいて、アリガトウゴザイマス、アリガトウゴザイマス！！

そして来年はいよいよ待望の武道館！万難を排して参戦いたしますっ。去年のイヤーカード、星だったんです。夢はなにかよくわかってなかったけど、手に入ったものがありました。ほんで今年は月、不安で右往左往しちゃうことも多いのだろうけど来年は太陽。太陽の年にコレクターズの武道館はぴったりですよ！！
ちなみに加藤ひさしの衣装は、糟糠の妻である奥さんがずーっと作ってるんですよ。