先日、とあるセミナーに参加しました。
これ の続きです。
この手の(どの手?)セミナーに参加するのは超ひさしぶりです。
セミナーに参加する際のモットーは、「参加費の元はとるべし!」です。習ったことは翌日にでも、10年前から知ってるような顔して使います(えっへん)。
講師と参加者のやりとりなど、よし、これは使える!と聞き逃しませんよっ。
8時間のプログラムも終盤に近づいた頃、ちょっと難しいワークがありました。自分の感情とつながり、目の前の相手とつながり、最終的には「神さま」とつながる、というものです。
私はわりと感情はでてきやすい方だと思うのですが、ペアになった方のようにすぐに涙が出てくるようなことにはなりませんでした。
何をやるかというと、ただ見つめ合うのです。
黙って見つめ合ってたら、なんやかんや出てきます。思い出したり、どす黒いものでいっぱいになったり。うるっと涙も出てきます。
が。
それではダメなのです。もっと強いものが出てこないといけないのです。
感情が出て来にくい難物件と判断されたのでしょうか、ワークを早く終わった他ペアのお二人がやってきました。ペタっと背後に張り付かれてしまいました。おっとー、これはプレッシャーです。
さすられたり、気(?)を送られたりします。
が。
無理。難物件認定された、というプレッシャーがありますもん。
講師さんが痺れを切らしてやってきました。言葉かけも強力になります。
あなたはいつまで感情を出さないことを選択し続けるの?
いつまで自分を抑えているの?
腹の中で叫びました、
出せと言われて出せるなら警察いらんやんね!!
わかります、わかりますよ、感情を出すことが大切だというのは。
そしてこれが、そのためのワークだということも。
でも。
出ないもんはしゃーないじゃないですか。
いったん出かかったものを、出せ、出せ、もっと出せ、と責められたら(責められてないけどな)出るものも出なくなるじゃないですか!!
そっかー、出ないんだ
出ないよね
出せないんだね
という一言がどうして言われへんのんじゃ!!
相手の状態を受け取る言葉の大切さが身にしみました。
そして。
かわいそがれない方、ヨシヨシできないとおっしゃる方、コネクトロンのセッションで泣けなかった方々のお顔が思い出されました。
ああ、私も似たようなことやってたかもしれない。
泣きなさい、かわいそがりなさい、ヨシヨシしなさい、と詰め寄っていたかも。
そして、それができないことに罪悪感を抱かせてしまってたかも。
マリアナ海溝より深くお詫びもうしあげます!!
私はまだまだ足りなかった、寄り添い方が。
寄り添う、寄り添うって言いながら、寄り添えてなかった。
これに気づけたことが大きな収穫でした(よし、受講料の元はとった!)。
終わったあと、今庄さんって出にくいんですね、とか、いつも出ないんですか?って言われて、やかましいわ、と腹の中で吠えていた私を許してください。なんだよ、その追い討ちかけるようなのは。
傷が深ければ深いほど鎧が堅牢になるのは当たり前。
穴がでかければでかいほど、なされた蓋が強力になるのは当たり前。
鎧、脱げないよね
蓋、はずせないよね
すっきり脱げないかもしれない
蓋もはずせないかもしれない
脱げなくてもどかしいよね
はずせなくて不安だよね
ヨシヨシ
というわけで(どういう?)コメントくださったみなさま、全員正解です。
ジャミラバンダナがご入り用ですか?それともポイント貯めて次のグッズに備えますか?お好きなほうをご指定くださいませー。