3月の読書メーター
読んだ本の数:25
読んだページ数:5513
ナイス数:151
答えのない道徳の問題 どう解く?の感想
「大人が考えている以上に子どもは考えている」というのは帯に印刷されたものだった。帯ってはずすことが前提ではないかもしれないけど、本来のブックデザイン以外であるこのフレーズがちょっと違和感。この子どもを舐めた発言は誰に対してのものなんだろう。子どもに本を買ってくれる大人に向けてのものであるなら、子どもって何も考えてないのよ、とかって思ってる人向けなのかな。考えていないのではなくて、表現する語彙を持たないだけであるのは周知のことかと思っていたけど。ああ、そうか、そういう人(どういう?)向けの本なわけか。
読了日:03月24日 著者:山粼 博司,木村 洋,二澤平 治仁
文鳥様と私18(LGAコミックス)の感想
文鳥飼いのバイブル。新入り麦ちゃんは売れ残りだったようだけど、インコ人気にひきかえ弥富の文鳥も激減。ここはふろしき文鳥さんと今市子先生の力でなんとか文鳥人気を盛り上げていただきたいものです。
読了日:03月24日 著者:今 市子
語彙力がないまま社会人になってしまった人へ 【超「基礎」編】の感想
終章の「どうすれば語彙力は高まるの?」が参考になった。俳句の575や短歌の57577のリズムはおおかたの日本人には染み込んでいるだろうけど、40文字でまとめるトレーニングというのが新鮮だった。
読了日:03月23日 著者:山口 謠司
賢いお金持ちが絶対に破らない 人づき合いの基準の感想
30ページで挫折。
読了日:03月23日 著者:田口智隆
大阪デパ地下激戦区で働いてます。 (コミックエッセイ)の感想
吉本ばななが「絵が描けていたら小説など書かなかった」と言ったように、漫画というのは絵と文章の両方に力が必要で、求められるスキル的にはテキストオンリーのものより上なのではないか、と思わされる。しかし逆もまた真なり、シンガーソングライターの出現によりプロの作詞家の存在感が薄まっていって、結果的には詞(詩じゃないよ)の品質低下を招いたように思う。それと同じで(同じなのか?)コミックエッセイというジャンルは実に微妙。絵で描きつくせないものをテキストに補完させる。絵とテキスト両方というより、どちらかに特化すること→
読了日:03月23日 著者:猫田 ゆう
日本人に「宗教」は要らない (ベスト新書)
読了日:03月22日 著者:ネルケ無方
病気自慢 からだの履歴書の感想
山本益博は食べ過ぎ飲み過ぎで肝臓壊したそうだけど、玉村豊男も結局そうなのではないか、という身も蓋もない結論に。
読了日:03月22日 著者:玉村 豊男
掃除の解剖図鑑
読了日:03月22日 著者:日本ハウスクリーニング協会
クリーニング業界の裏側
読了日:03月22日 著者:鈴木 和幸
絶対☆女子
読了日:03月22日 著者:小島 慶子
嫁いでみてわかった! 神社のひみつ (祥伝社黄金文庫)
読了日:03月22日 著者:岡田桃子
風の耳朶
読了日:03月22日 著者:灰谷 健次郎
1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代
読了日:03月22日 著者:柳澤 健
形容詞を使わない 大人の文章表現力の感想
文章例の部分「かわいい」フォントにされているのが非常に読みづらかった。この本を読んだ感想が、フォントってほんとに大事、であることをお許しください。
読了日:03月22日 著者:石黒 圭
92歳のひとりごと: 『聖書』と『易経』に生きての感想
後見人をされてる方がおっしゃってた、故人が残して一番始末に困るのが自費出版の自叙伝だと。自伝というジャンルはあるけれど、始末に困るものとなるか生き様の物語となるか、それを分けるものはなんだろうな。易と聖書、私がかじっているもの両方が扱われているとあって手にとったけど、モゴモゴモゴ。聖書の愛の言葉と易経にある文章の知恵、このワンフレーズが最大の収穫。
読了日:03月22日 著者:梶川 敦子
この地獄を生きるのだ うつ病、生活保護。死ねなかった私が「再生」するまで。の感想
生き延びた人の声しか聞けない。力つきた人の言葉は届かない。なので受け取るテキストは成功例であることがほとんどであり、失敗の最中の人に対して、こうやって生き延びればいいんだよ、というアドバイスとなる。生活保護とは人を助けるものではなくて地獄であったか。「社会は相互扶助でできているのであって、何かあったときのためにみんな税金を納めているんです。私も働けなくなってお金がなくなったら遠慮しないで生活保護を受けるつもりです。だからエリコさんも気にしなくていいんです」→
読了日:03月22日 著者:小林エリコ
デリヘルドライバーの感想
デリヘルという業
態、なんでそんなに儲かるのかわかんなかったのだけど、ドライバーの腕が売り上げを大きく左右していたということを初めてしった。車を運転するドライバーという職業はいくらでもあるだろうけど、「デリヘルドライバー」と括る必然性はあったのだな。風俗業界の人はみな真面目、という著者の感想があったけど、真面目な人だけがインタビューに応じてくれたのではないか。きっと真面目な人ばかりが著者のもとにやってきたのだと思う。それは著者の誠実さにインタビュイーが感応したのだろう。
読了日:03月20日 著者:東良美季
駆け込み寺の男 ―玄秀盛― (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)の感想
「エンジェルフライト」も「紙つなげ!」も同じ作者の作品だったのか!ノンフィクションは取り上げられている素材でのみ語るなかれ、としつこく言ってますが、これはまさに佐々涼子氏の仕事っぷりを見せつけるものとなっている。玄氏のもとで仕事をしたことが佐々氏の仕事の始まり。その縁をつないだ力こそが玄氏の凄さなんだろうな。
読了日:03月16日 著者:佐々 涼子
小説あります
読了日:03月15日 著者:門井慶喜
サイエンス・スピリチュアルの教科書ー「見えない世界」を科学で解明する! (スピリチュアルの教科書シリーズ)の感想
「スピリチュアルは科学だ」という帯に騙された私がバカだった。長年の疑問に答えてくれるのでは、と大いなる期待をしてしまった。見えない世界を科学で解明する、って煽りにひっかかったバカな私を許してください。遅ればせながら出版社ググったら、自費出版社じゃないか!!バカバカバカ、私のバカ!!!!新聞広告があまりにでかかったので、自費出版だと思わなかったよ。
読了日:03月14日 著者:小西昭生
17歳の塔(2)<完> (KCx)
読了日:03月14日 著者:藤沢 もやし
17歳の塔(1) (KCx)
読了日:03月14日 著者:藤沢 もやし
ある日突然40億円の借金を背負う――それでも人生はなんとかなる。の感想
どん底から這い上がった物にありがちな嫌味なとこがないのはなんでかな。借金を返すためにということだけを目的に仕事をしていた時期が終わって、なんのために仕事をするのか、ということに思いが向いた瞬間は著者にとっても天上から光が差したような感じがしたことでしょう。正直、なんとかならんかった人は山ほどいると思う。声をあげるのはサバイブした人だけができること。同友会ってバカにしてたけど(スマン)役に立つこともあるんだな。大企業にはできないことをやる、これが狙ってやったことだったら嫌味になったのかもしれない。
読了日:03月10日 著者:湯澤 剛
ハイ!こちらぬいぐるみ病院です。の感想
ガッツ石松は、ハムスターとかの小動物を必ず家で飼ってるそうで、それは子供たちに、自分たちが世話をしないと生きていけない物の存在を大切にすることをわかって欲しいからなんだそうで、ガッツ石松なんていい人!と思ってしまいまし
た。弱いものは、強いものに弱いものを守る・慈しむ心を持たせることができます。可愛い、とは、愛される可し、です。人に愛する心を持たせる存在の偉大なことよ。ぬいぐるみを愛する人たちの気持ちが満載です。大切にすること、改めて思い知らされました。
読了日:03月06日 著者:
ぬいぐるみおとまりかい (えほんのぼうけん (63))の感想
新聞で「ぬいぐるみおとまり会」なるものがあると紹介されていて初めてしった。そのおとまり会をそのまんま絵本化したもの。サンタクロースの存在を信じられるのは何歳までか、ぬいぐるみが夜は動き回っていると思えるのは何歳までか。たとえそんなことあるはずはない、と思ってはいても、サンタからのプレゼントや、ぬいぐるみが図書館で楽しんでいる光景は対象への想いやそれを提供してくれた人の愛に想いを馳せることになるんだろうな。ぬいぐるみを大切にしたいな、という読後感となりました。
読了日:03月02日 著者:風木 一人
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