今日はご予約もなくて時間があるので、ネタの出し切りチャレンジデー(何、それ)として頭に浮かんだネタをいつかブログに書こうって放置っするんじゃなくて、出し切ってしまうこととします。
ネタの出し切り その1
1:明鏡国語辞典
2:機嫌を損なってしまいました
3:”怒る”は自分のためならず
1:明鏡国語辞典
とある方のご機嫌を損ねることをしてしまいました。
と、ここまで書いて、何か引っ掛かったのです。
「機嫌を損ねる」って正しい言い方なのか?「機嫌を損ねた」人を「機嫌を損ねさせた」私が責めるテイスト入ってないか?
辞書を開きました。
敬愛する物書きさんが紙の辞書は手元に必須と書かれていたのでそれに従って素直に買い求めたものです。
これ↓を読んでこの辞書を選びました。
「損ねる」を調べたところ、「”損なう”のくだけた言い方」とありました。
「損なう」を調べました、「不用意な発言で感情を損なう」というピッタリの例文がありました。
そうかー、「機嫌を損ねてしまった」ではなくて「機嫌を損なってしまった」というのが正しいのだな、確かにこっちの方がフィットします。
2:機嫌を損なってしまいました
メールのやり取りをしていて、なんやそれ!的なものが返ってきました。
あれ、私へんなことかいたっけ?とやり取りを何度も見直して、何がいけなかったかは判明したのです。
しかし、この「機嫌を損なってしまった」案件の本当の問題は、この方がこれまで「なんやそれ!」という声をあげたことが皆無だったということです。
そうだ、この方の「なんやそれ!」って初めて聞いたよ(メールだから”見た”が正しいでしょうか。
さらなる恐ろしい気づき、そうか、この方はこれまで「なんやそれ!」って思ってたけど言わなかっただけなんだ!!
いったいどれだけの「なんやそれ!」を飲み込ませてしまっていたのかと思うと、倒れそうになりました。
3:”怒る”は自分のためならず
不用意な発言は確かに私の大失敗なのですが、これ3年前だったら「なんやそれ!」をこの方は口にしてなかっただろうな、と思うのです。お気持ちを出すことがあまりスムーズではないという現象があったので。
自分の失敗を棚上げするわけではないですが、「文句を言えるようになってよかったやん」と正直思いました。
そしてもちろん、「なんやそれ!」と言って貰えたから私も自分の間違いに気づけた。気づけてなかったら、同じ間違いを繰り返すところだった。
みなさんご存知のように(知らんか)”怒る”という行為は自分の大切なものを損なわれたことへの正当な抗議です。だから自分を大切にすることなのですが、声をあげてくださったことにより私も救われたのです。
声を上げることを躊躇される方、あなたが声を上げることによって救われる誰かがいるかもですよ。