40代の女性。2人で暮らしている95歳と85歳の叔母についての相談です。年長の叔母が施設に入るのを嫌がるため、ヘルパーの助けを借りながら老老介護しています。私も週に1、2日、掃除の手伝いなどに行きますが、年少の叔母はコロナ禍で気晴らしの外出もままならず、気持ちが落ち込んでしまい、元気がなくなっているようです。
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ご近所の方と金銭のやり取りを伴う付き合いをどんなふうにやめさせればよいか、悩んでおります。(奈良・M子)
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220414-OYT8T50146/
お金がからむともめる恐れはあるのでしょう。
ご近所さんは叔母さんから毟り取っているわけでも騙し取っているわけでもない。叔母さんが渡したくてお金を渡しているだけ。そしてそれを断っていらっしゃらないということは、常識外れな金額でもないということなのでしょうかねえ。
老老介護と聞くと大変そうですが、施設を嫌がっていらっしゃることも、本来なら気晴らしができていることも、それなりにお元気そうな様子がうかがえます。
今日はカードです。
・ブロックしているもの「シャドー」
・では、どうするか「コミュニケーション」
・得られるもの「セクシャリティー」
・現状「女教皇の逆位置」
世話になるのは心苦しいこともあるもの。
お金を払うというのはその心苦しさを少しは緩和してくれるというメリットがあるかもですね。
手芸教室に通うということは、叔母さまからしたら一方的に世話になるという心苦しさかを少なくしてくれる術かもしれません。
ご近所さんとの関係は望んで叔母さまが作り上げられたもの。
よほど心配な状況にならないよう、様子を尋ねながら見守っておかれてはどうでしょうか。
ほら、おかずをもらったらそのタッパーに違うもの入れて返すみたいなのありますやん。途切れないキャッチボールというのは心地よいものなのかもですよ。
回答は久田恵(作家)さん。
以前にはよく言っていなかった相手だとしても、付き合いの中で向き合い方も変化していくもの。しばし見守ってあげていていいのではないでしょうか。
この付き合いもなければ、閉じ込められた生活になってしまうかもですね。