昨日が新聞休刊日だったので、今日の人生案内はおやすみです。
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喜怒哀楽のない人、というと真っ先に思い浮かんだのが「動物のお医者さん」のハムテル。
ご存知ない方もいらっしゃるかと思いますので軽く説明しますと、ハムテルはハスキー犬を飼っている獣医学部生、表情の変化がほとんどなく、フラットな正確であることは本人も自覚しています。
なぜそんな性格になったのか、読んだ限りでは感情の起伏の激しい大人が周囲に多いため、生き延びるためにはそれを冷静に観察し己の来し方を判断する必要があったからではと。
冷静=感情のブレが少ない
いえ、少なくありません(どっちやねん。
ブレないようにコントロールしているのです。
自動車を運転しているとこをイメージしてもらったらいいかもしれません。
![](https://connectron.love/wp-content/uploads/2022/06/automotive-gcf59fcadd_1920.jpeg)
ハンドルをガッツリ握っている、ブレないように。
ブレないようにしているというのは疲れるのです。
運転と同じように(同じなのか)、感情のブレというのは疲れるのですよ。
喜怒哀楽が発生すると、疲れるのですよ。
疲れ切った方に喜怒哀楽はやってきません。
「怒る」というのは比較的出しやすい感情ですが、それすら出せない方がいらっしゃいます。
感じないのです。
いえ、感じています(どっちやねん。
感じているものがないわけではないけど、それを出すスベがない。
出すスベを持ち合わせていない。
どうやって出せばいいのかわからない。
だって出したことないから。
人生のごく初期に、気持ちを出してはいけないと決めてしまった。
ブレないようにガッツリとハンドルを握ってしまった。
すると。
たまに動くと怖いのです。
思わぬ方向にハンドルが動くと、それを戻すのに疲れるのです。
ブレないようにしている方が楽なのです。
実はブレないようにするのにもエネルギー使ってるのに。
ブレてもブレなくても疲れるのです。疲れているのです。
そしてますます思いを出せなくなるのスパイラル。
「感動」というのは字の如く感情が動くこと。
車のエンジンをイメージしてみてください。
![](https://connectron.love/wp-content/uploads/2022/06/germany-gbaea1344c_1920.jpeg)
内燃機関はピストン運動によって動力を生み出します。
このピストンを動かすものがいわば「感動」なのです。
気持ちが動くからこそ、行動につながるのです。
気持ちが動かないようにロックしていると、行動できないのです。
やる気が起きないのは、気持ちが動かないから。
気持ちを動かすためには何が必要か。
喜怒哀楽です。
気持ちの動きはガソリンです。
悔しさをバネにということもありますが、喜怒哀楽の喜楽であるならもっと前のめりに動けるかもです。
動けない方が動けるようになるために。
「好き」という気持ちは良質なガソリンとなることでしょう。
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コネクトロンでフルセッションを受けてくださった方が対象の「ジャミラのヨシヨシ道場」なるものがあります。
ジャミラのヨシヨシ道場
ここでは自分の「好き」や「推し」を貼り付けるという修行(修行なのか)があります。
スレに貼り付けることで、自分の「好き」を思い出した、再認識したという感想も多々。
動くためのガソリンを獲得していただいているようです。
フルセッション受けたのに招待状が来てないよ、という方、ぜひご一報を。