がんの母 孝行せず後悔(2022/06/04分)

60代の女性。1年前、80代の母にがんが見つかりました。突然のことで頭が真っ白。調子が悪いと言っていた時にすぐ病院へ連れていけばよかった、母のことをもっと考えておけばよかった、母は幸せだったのか……。たいした親孝行もしていない私は、色々考えてしまい、悲しみのあまり眠れない日もあります。がんのために苦しみながら最期を迎える母のことを思うとかわいそうでなりません。

いい年をして恥ずかしいのですが、現実を受け止めきれず、母がいなくなることが想像できません。通院時の送迎や家のことなど、今はできるかぎりのサポートをしていますが、どう気持ちを保てばよいのか。心のあり方を教えてください。(神奈川・P子)

相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220603-OYT8T50076/

今日はカードです。

何を言っても気休めになりそうで、さっさとカードにお伺いをたてますね。

・ブロックしているもの「隠れた自己」
・では、どうするか「許し」
・得られるもの「神聖さ」
・現状「愚者の逆位置」

友達みたいな親子っていいますやん。

仲良しでケンカもしなくていつも一緒、みたいな。

なんかいいことみたいに言われますやん。

気持ち悪いっすよ。

親子はぶつかって当たり前。

ケンカして当たり前。

相談者さんがお母様の誘いを疎ましく感じたというの、健全な距離感です。

でも。

思い返すと悔やまれるのですね、親不孝だったと。

それもまた健全なお気持ち。

後悔とは過去に対して抱くもの。

幸いといってはなんですが、相談者さんとお母さまにはまだ未来があります。

残された時間、何をやってもやらなくても「もっと孝行すればよかった」と思われるでしょう。

その思いこそが相談者さんとお母さまをずっと繋ぐのではないでしょうか。

もっとしてあげられなくてごめんね、と言ったならお母さまは、感謝の言葉しか返されないでしょう。

自分を責めるな、と言われるでしょう。

未来は「ごめんなさい」ではなく「ありがとう」で埋め尽くしてください。

回答は増田明美(スポーツ解説者)さん。

大切なのは「今を一緒に楽しむ」ことです。会う頻度を増やして、お母さんが笑う瞬間を増やしていきましょう。あなたの子どもの頃の話や新聞に載っていた川柳のネタなど。懐かしいアルバムを見せるのもいいかもしれません。まだ親孝行できます! お母さんの笑顔を第一に、行動してくださいね。

お気持ちを出してくださってありがとう。相談者さんが提示されたものはきっと多くの方の心を動かし、それぞれの思いを必要なものと繋げることとなるでしょう。

滝詣連続661日目(2022/06/04分)

最後までお読みくださりありがとうございました✨
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