みなさんご存知のように(知らんか)、持っていないよりも、持っていないと思い込んでいる方が解決が難しいのです。
だって、もう持ってるから何かをそれ以上得る必要がないのです。
持ってることに気づけてないだけ、持ってることを認めようとしないだけ。
気付いたとしても、それを認めようとなさらないその抵抗の強さよ。
その壁をぶっ壊すのはなかなかハードな作業ですのよ。
壁=ビリーフ
ところで。
広い宇宙、いろんな星があります。銀河系には2000億個の星があるそうです。
知ってる星なんてごくわずか。
「怒られの星」ってご存知ですか?
私も今日初めてその存在を知ったのですけど、占星術的には「怒られの星(学術名:ゲタングリアンタ)」が地球に接近している時に生まれた子は怒られてばっかになるらしいです。
いえ、違います(どっちやねん。
出産の際に「怒られの星」を見てしまったら、「怒らなきゃ」とインプットされてしまうようなのですね。
なぜそんな風習ができたのかはわかりませんが、「怒られの星」を見てしまった多くの母親たちは、心を鬼にしてかわいい我が子を怒るのです、叱るのです。
そして我が子が立派な怒られっ子となるように、先生にもお願いするのです、どうか怒ってやってください、と。
他の子ならば褒められるところ、怒られっ子は怒られてしまうのです。
だってそれが怒られっ子のレゾンデートルだから。
もちろん嘘です。
怒られることなんて誰にでもあります。
ひどく怒られて平気な人もいれば、ちょっと注意されただけでこの世の終わりのようになってしまう人も。
その違いは何か。
過去です、過去。怒られるということでどんだけ自己否定をしてしまったか、その度合いによるのです。
いえ、よりません(どっちやねry。
自己否定の有無はもちろんですが、その前に前提としてのビリーフがあります。
私は怒られ星の下に生まれたから、って思ってると、全ての出来事をそこに結びつけてしまいます。
そこに現れるワードは「やっぱりね」。
些細なことをしてドヤしつけられます。
やっぱりね、私は怒られ星の下に生まれた子だから
ちょっと注意されます、その「ちょっと」は「やっぱりね」作用によりドヤしつけられたことに増幅されてしまいます。
さらに。
自分は怒られるようなことをしていない、と自分を擁護するために、「怒られ星の下に生まれた自分」というセルフイメージ(役割でもよし)を強化します。
怒られ星の下に生まれたから怒られる、という図式がどんどん強化されていきます。
さ、どんな魔法があれば「怒られ星」の呪いから解放されるのでしょうか。
怒られ星なんて存在しない
あなたを「怒られ星の下に生まれた子」と思わせてしまった人が悪い
悪くもないあなたを理不尽に怒った人が悪い
あなたは悪くない
怒られの星なんて存在しない
ノストラダムスの予言くらいに意味がない
私が親なら、自分の子どもは怒られの星より褒められの星の下で産みたいな。
自分は褒められの星の下で生まれたんだ、って思って欲しいな。