５０代の主婦。実家の母のことで相談です。私には弟がいますが、長男信仰の父母に幼少時から差別されました。いつも私が我慢し、大学進学もあきらめました。私がブラック企業に就職してしまい、転職希望を話すと、母は「健康保険、年金は誰が払うの！」と自分の損得しか考えていません。
・母は夫婦仲がよくないので、自分が不幸な分、私の幸せを妨害する
・一方、弟は溺愛し、教育なども全く違う
私が結婚して実家を出た後はたまに孫の顔を見せに行きました。ただ、父が亡くなって母は全財産を相続し、弟一家を優遇したため、弟一家が実家に入り浸っています。私の家族が入るすき間はなく、正月や盆も帰っていません。私の子どもたちは「おばあちゃんに会いたい」と話しますが、私は孫差別が心配です。帰れる実家がないのは悲しいです。（千葉・Ｒ子）
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
いったん書いたんですけど、回答を読んで書き直しです（いつも回答を読むのは卦やカードの結果を書いてからです）。
回答者の佐貫葉子（弁護士）さんはこのように書かれています。
お手紙には母上に対する恨みがつづられています。「自分が不幸な分、娘の幸せを妨害した」とまで言われています。そうであれば、いっそ一切関係を断ってしまえばよいのにと思うのですが、そうはしないのですね。孫を見せに実家に帰ったり、深刻な悩みを相談しに行ったりと。あなたは、母上を文面ほど恨んでいないのではないですか。
恨んでいるのではなくて、愛されていない辛さ、寂しさです。
どうしたら、いつになったら私のことを見てくれるのか、と関係を断つことができないのですよ。
関係を絶って愛されなかった痛みがなくなるのなら、いくらでも断ちますやんね。
長男信仰による差別はホントにひどく、長男じゃない（女である、次男である）ゆえの理不尽な扱いで受けた傷を何十年も引きずっていらっしゃるケース、コネクトロンで扱う事例全体の３割ほどでしょうか。
差別されてない側はわからないのですよ。そして「そんなことで恨みごと言うなんて」とそしるのです。
ただ、お子様がたがおばあちゃんを厭っていないのが不思議。エコ贔屓は孫の世代にまでは及んでいないのか、露骨にきつい言葉を浴びせるとかではない、傍目にはわかりにくい「差別」なのかもしれませんね。
今日はカードに尋ねてみますね。
・ブロックしているもの「無意味感」
・では、どうするか「手放す」
・得られるもの「自由」
・現状「魔術師」
長年の差別により、相談者さんには「でも、どうせ、だって」がいっぱいだったことでしょう。
本来なら芽を出して大輪の花を咲かせることができた種が、土の中に埋もれて日の目を見ることができていないかもしれません。
それを再度、育ててみませんか？
欲しかったのに貰えなかったのはお母様からの栄養、子どもの頃は育つ栄養を親からもらうしかないですが、大人になった今は相談者さんが自分で自分に栄養を与えることができます。
必要な栄養、ついお母さんから貰いたくなるかもしれません。
でも。
ちょっと踏ん張って自分で自分に栄養をあげることをやってみてください。
必要な栄養を手にして、種は芽吹きどんどんと大きく育っていくことでしょう。
お母さんから栄養を貰えなかったこと、今でも貰えないこと、どうでもよくなります。
すると、お母さんとの関係が対等になります。
その上で相談者さんのお子さんがまだおばあちゃんを恋しがるなら機会をあげればいいし、そこで好ましいものがなければ自然と離れられることでしょう。
回答は佐貫葉子（弁護士）さんです。
またお子様たちが、「おばあちゃんに会いたい」というのであれば、会わせてあげればよいと思います。それを止めては、母上とあなた家族の距離がますます広がります。心配なら母上には、あらかじめ「孫差別はしないでね」とくぎをさしておくのもよいのでは。
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