お子さんの不登校でお悩みの親御さんに激推し本

今の事務所に引っ越してきてから、不登校のご相談がすごい増えてですね。

以前は引きこもりが多かったんですけど、今は不登校なんですよ。

立地的な要因が大きいかと。

ま、それは置いといて(置くんかい!

メニュー改定もその立地がきっかけやったんですけどね。

ま、それは置いといて(置くぜ!

※立地の謎については、飲んで口が軽くなった時にでもベラベラ喋りましょうか!

ウツは心の風邪っていうじゃないですか。

それと同じで(同じなのか?)不登校も風邪やと思うんですよ。

行けてたものが行けなくなる、風邪引いちゃったから。

そう、不登校は風邪ということで話をすすめましょう。

不登校ウイルスにやられました。

さあ、大変!

お母さん、大慌て!

いえ、慌てません(どっちやねん。

ほんとの風邪だったら、ゆっくり休んでしっかり治しましょう、となるのですが、不登校ウイルスは違うのですよ。

さっさと治して学校いかんかい!
いつまで休んどんじゃ、ワレ!

となりがちなのです。

病気はいろんなことを見直すいい機会。

ちょっと生活に無理があったよね、とか。

治ったらこれまでとは違うやり方にしようね、とか。

しかし、不登校ウイルスとは学校に行けなくなった当人より、どうも家族に強く作用するようですよ。

勉強が遅れる
出席日数が足りなくなる
受験に差し障る
等々

勉強が遅れないように
出席日数が足りなくならないように
受験に差し障りがないように

早期の不登校ウイルス撲滅を願われるのです。

風邪ひいて学校行かれへんわ、って言ってるのに

さっさと行かんかい!と鞭をふるうのです。

不登校の相談でお越しくださった方には踏み絵が。

お子さんを休ませていただけるか、それとも鞭をふるうか。

鞭に手を取る方は、申し訳ありませんがコネクトロンがお役に立てることはありません。

前振りが長くなりました(前振りだったのか。

お子さんの不登校でお悩みの親御さんへの激推し本のご紹介です。

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最初はこっちを読んだのです。

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教育とは、人を育てるとはどういうことか。頸椎捻挫になりそうなヘドバンレベルの禿同。

ちゃんと読まなくてはと思いましたが、正味の原作は敷居が高すぎまして解説本を手に取った次第。

苫野さんも書かれていますが、エミールそのものは手強い。教育従事者でもちゃんと読んでいる人は少ないそう。

有名だから読んだつもりになってましたが、今回初めて手に取りました。

抗えないパワーフレーズのオンパレードで付箋だらけ、後半、性教育から人権教育に至る箇所など、今の日本に必要なのはこれやろが!と、せやろがいおじさんになってしまいましたよ。

理想の教育の場は現在の日本でもゼロではありませんが、いずれも標準教育ではないため自費の富裕層むけになっているのが残念なとこ。

「普通」とか「当たり前」の基準って時代によって変わります、時間を経て変わっていきます。

それがデフォになっちゃったら、デフォじゃなかった時のことなんてみんな忘れてしまってます。

何年前だったか、日本の子どもの平均身長が低くなったことが問題になりました。

原因は塾通い。

成長期の子供が午後10時まで塾にいて、その後宿題なんて生活、成長ホルモンがちゃんと分泌されないそうです。

しかし、時代は塾に行くのが当たり前、受験するのが当たり前、それ以外の選択肢なんて考えられない。

あれですよ、あれ(どれ?)、カエルを鍋に入れて水から茹でたら、熱くなってるのに気づかず茹ってしまってるって例えあるじゃないですか。

あれと同じですよ(同じだよ。

体に無理をかけるのが当たり前になってしまって、無理をしてると自覚できない。

でも。

いつか負荷は飽和状態となる。

それが、学校に行けなくなる時です。

いまや学校にプールがなく、スイミングスクールに行けない子は泳ぎを覚えることができないそうで、これも経済格差ですよね。

お金のある方にしたら、自分とこの子がお金のない家の子と同じだなんて耐えられないことでしょう。何のためにウチは稼いできたんや、ってなります。

ま、これは国の教育システムの問題です。個人でどうこうできるレベルのことではないかもしれませんが、人を育てるとは本来どういうことであるか、それは頭の隅っこにでも置いておくべきことではないかと。

そのために、エミールをオススメします。

最後までお読みくださりありがとうございました✨
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