①海のはじまり〜子育て向いてる

今シーズン追っかけてるドラマ

付き合っていた彼女が妊娠、中絶を決め姿を消した。

が。

実は産んでいた。

というお話の第６話です。

なぜ中絶を翻意したかというエピソード。

今回の話の中で繰り返し耳に障るものがありました。

①向いてるとか向いてないとか

子育てに向いているのかどうか

②選択について

産んだことは、中絶したことは正しかったのか

③悔やむこと

産めばよかった、産まなければよかった

子育てとか出産に限らなかれば、どなたにも通じお悩みだと思います。

まずは①向いてるとか向いてないとか、について。

大竹しのぶ演ずる母が、シングルマザーになろうとする娘に眉間に皺を寄せて言います、あんたは子育てに向いてないから、と。

向いてないからやめなさい、と。

出産後に娘は母に問います、あなたは子育てに向いていたのか？と。

向いていなかったよ

向いてないのに、よくやってきたね

産んだら、向いてなくてもやらなきゃ仕方ないじゃない

＊

向いてなくてもやらなきゃいけないことがあります。

向いていても、やりたくないことがあります。

そう、向いてるとか向いてないってことは、選択の最重要項目ではないということです。

コネクトロンでは常々、持って生まれたリソースについて、ブルドーザーか田植え機か、という例えをしています。

ブルドーザーとして生まれたものがある。

向いてることは山を崩すというダイナミックな作業。

そして、田植え機として生まれたものがある。

向いているのは細やかな作業。

しかし、ブルドーザー君はなぜか田植えをしたいと思う。

田植え機君は、山を崩したいと思う。

ブルドーザーが田植えをするにはどうすればいいか。

向いてないよ、って切り捨てるんじゃなくて。

田植え機が山を崩すにはどうしたらいいか。

無理だよ、って切り捨てるんじゃなくて。

向いているかどうかの前に、どうしたいか、があります。

向いているかどうかは、最小限の労力で最大限の成果をあげることを言います。

効率の問題です。

効率が最重要項目ではない土俵もあります。

効率が重視されない世界では、向いているとか向いていないとかは二の次さんの次なのです。

なんの次か？

何がしたいか、という思いの次。

子育てに向いてないけど、育てなくてはならなかった。

育てたかった。

子育てに向いてるけど、子を持つことができなかった。

育てたくなかった。

あなたの向き不向きの前に、したいかしたくないか。

そして、なぜしたいのか、なぜしたくないのか。

その棚卸しをしましょう。

お手伝いさせていただきます。

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