2024年08月の読書メーター

8月の読書メーター
読んだ本の数:29
読んだページ数:3602
ナイス数:998

どんどん本が読めるようになる(プレジデント2024年8/30号)どんどん本が読めるようになる(プレジデント2024年8/30号)感想
三宅夏帆さんって「人生を狂わす名著50」の人だったのか。筋金入りの読書家だ。速読推進派とアンチなどはあるけど、目次をみる/書き込むってのは共通して推奨されている。本誌は1ページが4段1段17文字のレイアウトだけど、これが私には読みやすいということがわかった。レイアウトや行間文字間フォントが読みやすさを大いに支配するということを老化のせいか富に感じるようになり、目が受け付けないものは無理に読まなくなった。読み方と共に勉強法についても多く触れられていて、読書猿さんの習慣レバレッジは取り入れたい。
読了日:08月31日 著者:プレジデント社

北欧をこじらせた私の サバイバル英会話北欧をこじらせた私の サバイバル英会話感想
北欧こじらせ日記もかなり煽られたけど、本書もまた。やりたいという思いと、具体的な行動記録がものすごく参考になり、こうやればいいのか、と背中を押される。やはり大切なのは動機だなあ。
読了日:08月30日 著者:週末北欧部 chika

パリピ孔明(18) (ヤングマガジンKC)パリピ孔明(18) (ヤングマガジンKC)感想
もともと三国志は全く知らず、英子の歌に惹かれてハマったので、策士大活躍が続くのはなんだかねえ 、で。絵がちょっと変わったね。
読了日:08月28日 著者:小川 亮

あるヘラジカの物語あるヘラジカの物語感想
鈴木さんの圧倒的な描写。こんな多彩なタッチを操られるんだ。2頭のヘラジカの頭蓋骨が絡まっている図を見たら、誰もが戦ったことを想像できるけど、その体はなんと多くの生き物の血肉となることか。死とは再生であるということがとても納得できる。死を単なる喪失としないためにも、循環は必要ですね。他の生き物を消費するだけの存在であることが恥ずかしいです。
読了日:08月27日 著者:鈴木 まもる

はじまりの日はじまりの日感想
ボブ・ディランの曲、「forever young」をモチーフに描かれたもの。どの絵にもインスパイアされた出典となる曲の解説があり、これはお好きな方にはたまらんでしょう。forever young というフレーズが用いられた曲はいくらでもあるけど、その意味が「はじまりの日」だなんて思ったことないですよ!!今日が残された日々の最初の日だ、っていいますよね。いつでもその日が始まりの日。甘すぎないイラストのテイストが、ディランが譲れないであろうものを感じさせます。
読了日:08月27日 著者:ボブ・ディラン

ママたちが言ったママたちが言った感想
街の光景、人々の暮らしぶりは十分に豊かに見える。白人となんの遜色もない。なのに、叩かれても埃が出ないような忖度をずっと強いられているとは。日本が対等に扱われてるなんて間違っても思っちゃダメですね。奴らはいつでも銃口を向けている。いまだにWASP上等でしかないことに地獄みですね。
読了日:08月27日 著者:アリシア・D ・ウイリアムズ

鳥がおしえてくれること鳥がおしえてくれること感想
人は鳥から学ぶのではなく、人に教えるために神様が鳥を遣わしてくれた。鈴木さんが描かれているように、鳥さえ見ていればあらゆる問題は解決するのではないかと思わされる。絶滅する種があれば、その種から学ぶことができなくなっちゃうよ。
読了日:08月27日 著者:鈴木 まもる

もっとおおきな たいほうを (こどものとも絵本)もっとおおきな たいほうを (こどものとも絵本)感想
自分の領地に入り込んだものをケチくさく追い払い、自分より力がないと見下していたものにしっぺ返しを食らう。核の抑止力のいく末に近しいものを感じた。ベトナム戦争だってアメリカが負けるとは誰も思ってなかったよね(違。
読了日:08月27日 著者:二見 正直

いろんなところに いろんな とりいろんなところに いろんな とり感想
貼り絵のようなタッチ、過剰なデフォルメもなく、しかし鳥の特徴がよく捉えられている。小さめの活字で漢字多め、何歳を対象とされているのかわからないけど、それぞれの鳥の生態についてかなり専門的な説明も多い。構成、分類が読者の興味を順に引き出していく巧みさ。現在世界に10350種の鳥がいて、それらは全て恐竜の子孫とのこと。鳥を飼ってる人は、恐竜を飼ってるってことだぜ。
読了日:08月27日 著者:ブリッタ・テッケントラップ

正しさってなんだろう: 14歳からの正義と格差の授業正しさってなんだろう: 14歳からの正義と格差の授業感想
厨二、もとい、中二の男女2人が不思議な図書館「ともしび」にて館長のロダン先生にレクチャーを受ける3日間の物語。やはり中二というのは要注意年齢。親の庇護オンリーの生活から自分で羽ばたくことを覚えていかなくてはならない。葛藤だらけの中、どうやって取捨選択をし自分ならではの価値観を確立していくか、それを獲得するためのメンター的なロダン先生。子供が察しているもの、疑問に思っているものに大人は子供騙しという手を使わず、きちんと向き合わなくてはならない。向き合えないのは狡さというより、自分に知識がないからだろう。→
読了日:08月27日 著者:佐藤優

大人ぼっちマニュアル 40代からの人生攻略を専門家に教えてもらいました大人ぼっちマニュアル 40代からの人生攻略を専門家に教えてもらいました感想
サラリーマン(SE)あるあるネタでブレイクされたのに、サラリーマン辞めるって大丈夫なの?と心配になったものの、実録レポート路線ですっかりポジションを獲得されたよう。結婚したいのにできないという自虐が嫌味でなく、単に向き合うべき現実として現状/対策などがしたためられて読者の共感を誘う。「大宇宙ひとりぼっち」には驚かされたけど、今回はなんと幻冬舎からのリリースということも含め、実用性の高い内容にびっくり。40代じゃなくても、男性じゃなくても、独身じゃなくても読んで損はない。普段のTweetでも感じますが、→
読了日:08月27日 著者:よしたに

じゅうにしのはじまり ワンダーはじめてであう名作絵本じゅうにしのはじまり ワンダーはじめてであう名作絵本感想
時間に12進法を使うのが万国共通なら、猫がネズミを追いかける理屈も共通なのかもしれない。1回読んだら誰でも12支の並びが頭に入る。意外だったのは本文フォントの主張の強さ。漢字を使わず平仮名のみでの物語は、漢字を使うそれ以上に伝えることにいろんな配慮が必要なのかと思わされた。
読了日:08月23日 著者:ぬまが みなこ

キャルルCITYの文鳥医師団 (集英社ホームコミックス)キャルルCITYの文鳥医師団 (集英社ホームコミックス)感想
これはあかんやつや。文鳥好きをダメにする恐ろしい書物や。文鳥の描き方がリアルなら、手術の様子も超リアル。これは「ちゅんトーク」のうげぺそさんにも言えることだけど、骨格が全く違うものに人と同じことをさせる絵を描けるってのはかなりの画力と思います。医療の専門家の作かと思うくらい専門的な内容。TBSの日曜劇場の医療ものがお好きな方にもオススメしたいです。
読了日:08月22日 著者:まるい ミカ

婦人之友 2024年05月号:朝の「家事貯金」婦人之友 2024年05月号:朝の「家事貯金」感想
特集「朝の家事貯金」を読みたくて。「おはよう布巾で台所パトロール」、キャッチーなコピーにやられる。やはりルーティン化は有効なよう。取り立てて特別なアイデアでもないのだけど、「友の会」や「生活団」で実行推奨されていると書かれていると、「なんかすごい」感が醸し出されるのはなぜw おはよう布巾という名前の商品があれば、買っちゃうよ!お料理ページは(私には)ハードル高いなあ。子供の病気のページ、「咳チック」なるものは初めて知った。短歌俳句の投稿者のかずに、思っているより売れているのかなあと思ってしまった
読了日:08月20日 著者:

青の国、うたの国青の国、うたの国
読了日:08月19日 著者:俵 万智



角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 チャールズ・シュルツ スヌーピーの生みの親角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 チャールズ・シュルツ スヌーピーの生みの親感想
児童向けなのでどこまで脚色されているかわからんけど(疑り深い)、持って生まれた才能とそれを伸ばしくれる環境、何より上手くなりたいという本人の意思の賜物、それが唯一無二のピーナッツの世界を作り上げた。https://bookmeter.com/books/232473 にあったようにキリスト教の影響については触れられていないけど、敬虔な信者家庭であったことは容易に想像がつく。感想文のお稽古→ https://sizu.me/guiltfree/posts/0be59t47htox
読了日:08月18日 著者:

BIRDER 2024年 09 月号 [雑誌]BIRDER 2024年 09 月号 [雑誌]感想
秋は渡りの季節とのことで、長旅の途中の鳥をキャッチできるスポット特集/街の公園でも珍鳥が見れるとのこと/オオセグロカモメを4年に渡って撮影したもの、換羽の様など初めて見た/鳥たちの素敵な名前の物語〜ゴイが「五位」だったなんて!/八ヶ岳原村歴史民族資料館の鳥の剥製コレクションが凄そう/渡り鳥は紛争の影響も受けるそうで、戦火を越えてやってくるなど、羽を休める場所ではせいぜいのんびりして欲しいものだ
読了日:08月17日 著者:

ジュリーの世界 (ポプラ文庫 ま 11-1)ジュリーの世界 (ポプラ文庫 ま 11-1)
読了日:08月16
日 著者:増山 実


水まきジイサンと図書館の王女さま水まきジイサンと図書館の王女さま感想
高杉さんの絵を見るだけで安心してしまう。その正体不明が故にあらぬ疑いをかけられてしまう水まきじいさん。疑いを晴らすために奮闘する美和と英知。手話は単なる手段、会得したからにはいかにそれを役立たせるか、その意識を持ち続けることこそが必要と諭すアラちゃん。道具は持ってるだけじゃダメなんだと改めて気づかされました。謎解きの工程はスリリング。うまいなー、と思わず声に出る。

詳しい感想 https://sizu.me/guiltfree/posts/07xmbzt4hf71
読了日:08月15日 著者:丸山正樹

マンガでかんたん! 血管がぐんぐん若返る習慣マンガでかんたん! 血管がぐんぐん若返る習慣感想
血管の特集をすることになった出版社の女性編集者が主人公。上司から企画の読者目線を戒めらることで内容が改善されるとこ、想定外に目がさめた。食事制限はかなりの意志力が必要だけど(私的には)運動はそれに比べたらハードルは低い。コマメに気をつけるしかないんだなあ。
読了日:08月14日 著者:

息子は中二病でネット依存で不登校: ~やしろあずきを育てたシングル育児日記~息子は中二病でネット依存で不登校: ~やしろあずきを育てたシングル育児日記~感想
肚がすわって、そして気持ちが楽になります。私も来世はこんなママになりたいなあ。ブログに書きました「不登校マンガ祭り」 https://connectron.love/2024/08/book/39518/
読了日:08月13日 著者:空切 礼子,やしろあずき

国語が変わる 答えは「探す」から「創る」へ わが子の学力を伸ばす方法国語が変わる 答えは「探す」から「創る」へ わが子の学力を伸ばす方法感想
現在の暗記偏重の学校教育が、江戸末期に端を発しているとは。そりゃ、どんなに考える力を伸ばそうと思ってもできないわけだ。
読了日:08月13日 著者:出口 汪

くらべない幸せ ‾「誰か」に振り回されない生き方‾くらべない幸せ ‾「誰か」に振り回されない生き方‾感想
読友さんのご感想に惹かれて。大和書房というとそれだけで警戒警報なのだけど、最近の香山センセの雰囲気が好ましく。2010年初版だけど、内容に古臭さは感じず、可処分所得が減っている分、地獄みが増しているようですよ!そして以前なら「隣の芝生は青い」程度だったのが、他者と自分を比べるという強制的なレールの上を走らされてる感すらある。南海トラフだって煽られるのと同じか(違)。そのままではダメだと煽り、でも結局ダメなんだ、と諦めさせられる、諦めたとこで為政者の思い通りにさせられるってこと?(ちいかわ構文
読了日:08月12日 著者:香山 リカ

マンガ バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則マンガ バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則感想
非マンガ版も読んでるのに、ブコフで100円だったのでつい手にとる。マンガ版って絵が辛いことが多いけど、これは普通にコミックエッセイレベルの絵でちゃんと読めた(失礼か)。飲食店を舞台に、お客さんに店の魅力をわかってもらうにはどうすればいいかということが、絵のおかげで頭に入ってき易かった。
読了日:08月07日 著者:柿内尚文

とりぱん(33) (ワイドKC)とりぱん(33) (ワイドKC)感想
他レビューにもあるように、今回の最大のウリは羽図鑑でしょう。
読了日:08月04日 著者:とりの なん子


THE BIG ISSUE JAPAN484号THE BIG ISSUE JAPAN484号感想
日本の若者は人権マイノリティ/民主主義教育の反対派管理教育、人権を認められずに育って、他者の人権を認める大人になるはずがないのだ、少子化を食い止めるには互いの人権を認めるしかないのだ 雨宮処凛の活動日誌/帰されたら殺される改悪入管法、自分たちがいつ難民になるやわからない、情けは人のためならず 盆踊りの世界/マイやぐらを持ち歩いて盆踊りの出前をされている中西佑紀子さん、なんですかこれは日本人の性なんですかね?やぐらを囲んで踊っちゃうのは 販売者に会いにゆく/大阪の横田次郎さん、手に職があっても安心できない
読了日:08月03日 著者:

日経ウーマン2024年7月号【表紙:高畑充希】日経ウーマン2024年7月号【表紙:高畑充希】感想
読友さんのご感想に刺激され。最近、どこで時間を溶かしているのか全くわからず、どげんとせんといかん状態なので、藁にもすがる思いで手に取りました。1に自律、2に自律、3、4がなくて5に自律。決めたことはやる、それしかないんだな。洋服管理のXZ(クローゼット)というアプリは即効入れた。
読了日:08月02日 著者:

マンディンゴ [DVD]マンディンゴ [DVD]感想
奴隷問題というより、単なる白人ルサンチマンの物語。白人としては変わってる、と言われる黒人に情け容赦をする白人は、何かを欠損している人だった。弱みがないと弱い人に寄り添えない。弱みがあると、弱さに必要以上に武装しないとならない。強くあることがデフォとは、なんと周囲の強くない人を傷つけるものか。失礼を承知で言うなら、飼い犬に手を噛まれる、寝首をかかれるというのは、そのものの力をミクビッっているということで、力で押さえつけるばかりだと気を抜けない。気を抜いた時にやられる。押さえつけるようりリスペクトがいいね。
読了日:08月01日 著者:

世界一清潔な空港の清掃人 (朝日文庫)世界一清潔な空港の清掃人 (朝日文庫)感想
NHKの番組のため目をつけた方に取材をしたら、バックグラウンドがすごかったというお話。これが「置かれた場所で咲きなさい」ということなのだろう。自分で都合よく選択した場所では、こうも自分を磨くことはできないということか。持って生まれた資質にフィットした部分もあるのだろうけれど、選べなかった場所でどう生き抜くか、それを考え抜くことが副産物として仕事の質を上げるのだろうな。お風呂場にはスクイージーを常備!!
読了日:08月01日 著者:新津 春子

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