みなさんご存知のように(知らんか)、牛係はたいへん色白でしてね、
生まれた時はあらゆる人に「この子、白いねー」と言われたものです。
で、女の子やったらよかったんやけどな、って言ったら、なんで?って言われて、
だって女の子のほうが白いということにより価値があるやろ、えー、別に男の子でも白いほうがいいやん、
そうかな、そうやで、という会話を誰かとしたのでありました。
占いが怖い、という方が少なからずいらっしゃいます。なんかイヤなこと言われる、と恐れていらっしゃいます。
オールドウェイブの占い師さんに多いですよね、あんた結婚でけへんわ、とか、
あんた子どもでけへんわ、とか、あんたが離婚したのは男を食い尽くす性分やからや、とか、
あんたは一生お金に縁がないわ、とか、ま、そういうことを歯に衣着せずに言うわけです。
五行易の師匠に言われました、悪いこと言うたって何の役にもたたん。
たとえ嘘でも気休めでもいいから言うて、笑顔にして帰すことや、それが占い師の仕事や、って。
まあ正直なとこ、うーん、これは困ったな、というものが出るときあります。
命式みても、その方が望んでいらっしゃるものが弱いっての往々にしてあることです。
それ、そのまま伝えられないです。
なので、それを伝える前に、じゃあどうしたらそれをカバーできるか、ということを考えます。
それが本当に必要なのか、代替品はないか、時期を改めたほうがいか、等々。
四柱推命なんて遠い昔のものですから、現代にそのまま適応させられないとこも多々あります。
特に顕著なのが、男女の役割についての部分ですね。
男は外でバリバリ働いて、女は家で男を支える、って図式が根深くあります。
家に居ることよりも外に出て働くほうがいい、ってものが命式に出てる女性にオールドウェイブの占い師さんは言うわけです、
男だったらよかったのにね、って。結婚には向いてないよね、って。
言葉の暴力ですよ、これでダメージ受けた方けっこういらっしゃいますよ。
そうか、私は女としての幸せは得られないんだ、結婚できないんだ、って思い込みになっちゃってます。
そりゃあ外で働くことが好きな女性は、奥さんは家に居て欲しいタイプの男性とは合わないですよ。
女も外で働くべきだ、って男性と結婚すればいいんです。
命式を見るってことは、自分がどんなタイプかを知るためです。
自分がどんなピースかわかれば、適材適所、自分が力を発揮できる場所が見つかります。
わざわざふさわしくない場所に身を置いている必要はありません。
親御さんから、男の子だったらよかったのに、って言葉を投げかけられた方もいらっしゃいますよね(含:私)。
これって存在の根本的な否定です。自分に肯定感など持てるはずがありません。
性的なものを嫌悪するか、もしくは過剰になるか、どちらかのケースが多いですね。
この場合は、いかに女性としての自分を大切にしていただくことが重要かということをわかっていただく作業をします。
何をするかって?
それは来ていただいてからの、お・た・の・し・み。