ミッフィーさんが5歳の頃に壁に向かってお喋りしていた相手、それを仮にイマジナリーフレンドとしましょう。
ミッフィーさんがイマジナリーフレンド(以下IFと略します)としかお喋りできないことがあったとしましょう。
ミッフィーさんをそうさせてしまったのはお母さんなのです。
お母さんの”せい”でミッフィーさんはIFが必要とするようになってしまいましたが。
お母さんをそうたらしめたのは実は、お母さんのお姉さん、つまり、ミッフィーさんの叔母さんだったのです。
つまり、ミッフィーさんがIFを必要とするようになったのは、叔母さんの”せい”なのです。
いえ、叔母さんのせいではありません(どっちやねん。
叔母さんをそうたらしめたのは、叔母さんのお母さん、つまり、ミッフィーさんのおばあさんだったのです。
つまり、ミッフィーさんにIFを必要とさせたのは、おばあさんだったのです。
この3世代にわたる因果、ミッフィーさんは自覚をしておられました。
みなさんご存知のように(知らんか)自覚がないより自覚がある方が解決に至るのは難しいのですよ。
だって原因がわかってるのに解決できてないんだから。
ミッフィーさんの叔母さんは、ミッフィーさんのおばあさんから強めの拘束を受け、そのために心に傷を負ってしまいました。
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”叔母さんの傷ついた様子を見たことで傷ついた”ミッフィーさんのおかあさんは、傷ついた人をサポートすることに力を費やすようになりました。
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自分の家族より外のケアに熱心なお母さんは、おうちをほったらかし。ミッフィーさんはいつも寂しかったです。
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IFの登場です。
いえ、登場しません(どっちやねん。
ほったらかしにされて寂しい子、みんながみんなIFを登場させるわけではありません。
豊めのイマジネーションを持つ子でしょう。
IFを生み出すことができる豊かなイマジネーション、それは叔母さまに通じるものでした。ミッフィーさんのおかあさんは、叔母さま(自分の姉)を傷つけたのは豊かなイマジネーションも原因であったと思っていらっしゃったようなのです。
ミッフィーさんが想像の世界に羽を羽ばたかせることをおかあさまは好みませんでした。
はっきりと「難しい勉強なんかせんでええ」とミッフィーさんが知識を深めることを好まれなかったそうです。
ミッフィーさんの満たされない思いの相手となったのがIFだったのでしょう。それは叔母さまの写し身であったかもしれません。
そして、おかあさんが外で忙しくしていることの大きな弊害がもうひとつ。それは現在もミッフィーさんを苦しめるものでした。
続く