こんにちは (*゚▽゚)ノ
神戸元町コネクトロンのいまぷです。
ご訪問いただきありがとうございます。
今朝参加した朝活はこれですねん。ヒヨコが心配で速攻で退散したから写ってませんねん。さて、私が持参して紹介させていただいた本はどれでしょうか?もっとそれっぽい(それって?)本持ってきゃよかった、と死ぬほど後悔してます。
何度読んだかわからない本です。今日も読みました、サッポロ一番塩ラーメン食べながら。
- 作者: 明川哲也
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2011/09/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 100回
- この商品を含むブログを見る
全部で8つのお話が掲載されているのですが、巻頭にある「黒猫のミーコ」、それに今日は目がとまりました。
先祖代々の農地をまもっている男のもとに嫁いだ雅代さん、夫はぼんくらです。夫をはじめ舅や娘、息子たちからたいへん粗末に扱われてます。過去の仕打ちを思い出して気持ちがささくれだった時、いつも雅代さんは自分にこう言い聞かせるのです、「許そう」と。
夫や娘や息子や舅や野菜の無人販売所で心ないことをする人たちに対して、許そう、と思うのです。
落ちていく夕陽を前に、雅代さんは目をつぶる。
ぼんやりと染まるまぶたの向こうに、許されそうにもない者の明日があるのかどうか。
それを考えてみる。
夫のふがいなさや他人行儀。
娘と息子が自分との間に壁をこしらえてしまったこと。
そうしたことをすべて仕方ない、許そうと思っているこの自分自身こそ、実は責められるべき人間ではないのか。
「あんたは思いやりがないから」
舅の言葉がまた蘇る。
自分は間違った、と思う。
もしもこの結婚ではなかったら。
もしも違う人生だったら。
そう思わない日はなかった。
そしてその匂いを、夫や子供たちに嗅がせ続けた。
農家の一主婦であることよりも、無人販売所の百円単位のごまかしで胃を痛めていることよりも、その悔いにいまだ貫かれていること、それが雅代さんの本当の姿だった。
自らそれを許そうとは、さすがに思えない。
はい、許すべきものは他者ではなく、自分なんですよね。
参考拙記事:許し
普段の雅代さんの口から出る「許そう」、それは夫や舅や娘や息子などに対して発せられるものです。
でも。
雅代さんが本当に許すべき対象は自分なのです、後悔し続けている自分を許すことなのです。
許すということは罰しているということです。何が自分を罰しているのか、自分のどこを責めているのか、そこに向きあうことが求められています。当然そこには、罪悪感という痛みが伴います。
罪悪感を感じたくないので罪を認めません。ということは、自分を許すこともできないのです。どんな罪を犯しているのか、それを認めないことには、そこに向きあわないことには許すことが出来ないのですよ。
自分の罪に向きあうとは難しいことです。でも向きあうのは罪悪感ではなくて、そうせざるを得なかった自分の痛みです。そうしちゃうくらい辛かったよね、と受けとめてあげればいいのです。
雅代さんの例でいえば、結婚しなきゃよかった、ってずーっと思い続けるくらいに辛い結婚生活だったよね、と受けとめてあげること。平気、平気、ダンナも舅もいろいろあったのよ、娘や息子も小さい時はかわいかったのよ、と言い聞かせることでは痛みは帳消しになりません。
許す前には痛みに向きあうこと。向きあえれば許すことができます。その痛みから解放されます。
あなたの向きあいたくない痛み、向きあうためのお手伝いさせていただきます。楽しい作業じゃないだろうけど。でも、向きあって手放せたなら、自由になれます。より広いフィールドへと一歩を踏出すことができます。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
またのお越しを心よりお待ち申し上げております <(_ _)>
◆トアロードNHKより西に徒歩3分
◆月曜定休(献血ルームにてボランティアのため)
◆営業時間:10時〜19時(時間外も対応いたします)
◆メニュー/料金
◆セッションの流れ
◆最寄り駅からの道順
◆お客さまの感想
◆よくある質問(FAQ)
◆お問い合わせ・ご予約フォーム(PC) 24時間受付
◆お問い合わせ・ご予約フォーム(携帯) 24時間受付
◆電話:08038659916 8:00 ~ 21:00 受付
(お名前とご用件をお残しくださいますようお願いいたします)