↓これの続き
1)絶縁できないのはなぜ?
物事には必ずメリットとデメリットの両方があります。
やめたいのにやめられないものほど、メリットが、それも表立って意識に上がっていない強いメリットが潜んでいます。
その正体がわからないことには、やめたいのにやめられないものを止めることはできないのです。
ファミチキ先輩さんはなぜお兄さまと絶縁することができないのか。
これはすぐに出てきました、ホニャララのためにお兄さまが必要なのです。
ホニャララを行うための後ろ盾として、お兄さまにはいてもらわないと困るのです。
いえ、困りません(どっちやねん。
ホニャララにお兄さまが絶対に必要なわけではないのです。
先輩がわざわざお兄さまが必要なホニャララばかりを選ばれるのです。
いえ、選んでいません(どっちやねん。
先輩は、ホニャララにはお兄さまが必要だ、と思い込んでいるのです。
いえ、思い込んでいません(しつこいぞ!
先輩は、ホニャララにはお兄さまが必要だと思い込まされてしまっていたのです。
思い込ませたのは、お父さま。
かつて先輩がホニャララだった時、現在のお兄さま的な存在を調達するのにお父さまは苦労されたようなのです。
もっかい書いていい?
いえ、苦労していません(どっちやねん、どっちやねん!!
本当に苦労されたかどうかわかりませんよ、あー、大変や、大変や、と「俺はやったってんねん」というとこを先輩に見せつけていただけかもしれませんよ。
いずれにしても、ホニャララにはお兄さま的なものが不可欠、と先輩にはインプットされてしまいました。
ホニャララにはいっぱい種類があります。お兄さまが必要ないホニャララもあります。
ホニャララにはお兄さまが必要だ、と思わされたことよりも、お兄さまが必要ないホニャララを自分には縁のないものと視界から追い出してしまったことこそが問題なのです。
お兄さまが必要なホニャララと、お兄さまが必要でないホニャララ、どっちが多いかはわかりませんが、後者を自分の選択肢から外すことは先輩を不自由にしてしまっていたのです。
迷惑ばかりかけられているお兄さまと絶縁できないこと、そして自分の選択肢をせばめてしまっていること、この2つで先輩はがんじがらめになっていました。
続きます。